1998-11-16
僕の詩には
なぜ朝の詩が多いのだろうか?
・・・・それは休日のヒュッテの朝が素敵だから・・・・
休日のヒュッテの朝食が、とても美味しいから・・・・
その朝食の間に聴く音楽が素晴らしいから・・・・
今朝も又、素晴らしい朝・・・・!!
昨夜、南の温かい気団が日本に来たとかで
いつもならば、霜で真っ白に光っているベランダに
今朝は、静かな煙る(けぶる)ような雨がシトシトと降っている。
・・・・室内のストーブが燃える音が温かい。
いつもの決った朝食のメニュー。
大好きなキューリ、ピーマン、キャベツ、ミニトマトのサラダ。
半熟の卵にヨーグルト。
こんがりと焼けたカリカリのバゲットに熱い紅茶。
この朝食を、時間を存分にかけて食べる楽しさ・・・・!
今朝の音楽は増沢英子さんが送ってくれた
清楚でキラキラと輝いている草野政真氏のピアノ演奏。
今迄知らなかったけれど、リストのPソナタって、こんなにキレイだったっけ?
彼が弾くリストは、今まで僕の心に巣くっていた
リストに対する芳しくない批評を一つ一つ丁寧に拭い去ってくれる。
テープに添えられた増沢英子さんの美しい文字の手紙。
僕は彼女が何者か詳しくは知らないけれど
家内も好きなラフマニノフのヴォカリーズにメロメロだったとか・・・・
・・・・僕が好きなのは、リスト編曲のシューベルトの「若者と小川」
余りにも美しく歌う草野政真のピアノに今朝も鼻がツーンとなってしまった。
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