2009 年 12 月(前半)の高原日記
2009-12-03 (木) 雨 仙了庵 気温(最低= 8℃、最高= 9℃)
今日は朝からの雨。
午後、近くの店に買い物に出かけた帰り道、いつもの道を通って来たら、午後から急に寒くなったせいか、自分が住んでいる町の佇まいが何んとなく陰気で、行き交う人達の吐く息が白かった所為か、とても淋しげな町に感じられた。「早く帰って、エアコンを入れて温まろう・・・・・」
そんな事を考えながら足早に、わが家の近くの角を曲がったら、わが家の塀際に植えてある山茶花のピンク色の数厘の花が目に飛び込んで来た。今年の初夏、バリバリと剪定をしてしまったので、花の数はわずかに数えられるほどに過ぎないが、それでも、湿りがちな心に灯を灯すには十分で、思わず
(イイナ・・・・・!)って、思ってしまったほどである。そんな事があったせいだろうか、家に戻って一休みしたら、急に思いついてデジカメを持ち出して、山茶花の花の写真にレンズを向けました。
2009-12-04 (金) 晴 仙了庵 気温(最低= 9℃、最高= 16℃)
午後2時過ぎ、パソコンのキーボードを叩いていたら消防自動車のサイレンの音が聞こえた。
『近くかもしれないから見てくるワ・・・・・・』
と言って出かけた家内が直ぐに戻って来て
『すぐ近くのマンションの6階が火事よ。外に出てみてよ。ウチからも見えるから・・・・・・』
と言うので、外に出てみると・・・・・・
成る程わが家の勝手口からも煙が見えている。
マンションの表通りに出てみると、もう何台もの消防自動車が
きていてた。そう6〜7台は来ていただろうか
一方、マンションの裏の防災公園には、消火本部がたちあげられ
隊長と思しき人が盛んに無線マイクで、指示を出している。
そこで、傍に行って仮設デスク上に拡げられた大型の紙には
火元の6階には・・・・・・5ツの消火班が
1階上の7階には・・・・・・4ツの消火班が
1階下の5階には・・・・・・2ツの消火班が
指示に従って、消火活動に当たって居る事が分かりました。
成る程・・・・・と頷くと同時に
『ご苦労様。本当に有り難う!』と、心の中で
感謝していました。
実は、この後も火事は続いていたのですが、僕は卓球に出掛けてしまったので、火事の日記はこれでオシマイです。
2009-12-06 (日) 晴 仙了庵 気温(最低= 7℃、最高= 15℃)
今日は十二月恒例の地元の餅つきの日。
町内会の役員さん朝早くから防災公園に集まって準備始めだ。
実際に餅つきが始まったのは10時過ぎのこと。
きのうは一日中雨だったので
皆さんとても心配していたけれど今日は素晴らしい天気。
『もちつき会場』の看板もホッとしているみたいです。
セイロで餅米がふけると
臼にあけて先ずは二人でよく捏ねて/・・・・
それから一人で
ペッタンペッタンと搗き始め・・・・・
アラヨッ・・・・と!
搗き上がった熱いお餅を
小さく千切って
キナコ,ゴマ,アンコを塗したり・・・・・・
こちらは・・・・・お汁粉と豚汁を・・・・・・
更には、小ちゃな子供たちも
ペッタラコ、ペッタラコ
これが会場の全景(その1)
こちらも会場の全景(その2)
・・・・・・と言う訳の楽しい一日でした!!
2009-12-09 (火) 晴 仙了庵 気温(最低= 5℃、最高= 12℃)
師走・・・・・・そう聞いただけで、何んとなく忙しなく感ずるものだけど、12月に入ってから、毎年ホッとするのはクリスマスのデコレーションやイルミネーションが心を慰めて呉れるからである。 そして、最近では個人の家でも、発光ダイオードを使った、色々なイルミネーションを自宅の玄関やベランダに飾る家が増えて来たのが目を挽く。
・・・・・・っと思っていたら、わが家の横丁の小路でイルミネーションの第一号が現れたのです。それが、何んと・・・・・・
わが家のお向かいの A さん宅の2階のベランダ・・・・・・
ホレ・・・・・・こんなサンタクロースさんです。クリスチャン(・・・・・といってもインチキ・クリスチャンかも知れないけど・・・・!!) の僕は嬉しくなって、早速・・・・・・デジカメでパチリと撮って、今日の日記にアップすることにしました。
どうです、素敵でしょう?
・・・・・・と言っても、写真の腕が今一つですが・・・・・・(写真機の絞りを一杯に絞ったんですが、絞りが足りなくて、お顔の色が少し飛んじゃって、チョットゴメンナサイ!(・・・・・・アハハハハ・・・・・・笑って誤魔化しチャオット・・・・・・アハハハハ!)これで、今日の日記は終りです。
チョン!
2009-12-12 (土) 晴 仙了庵 気温(最低= 7℃、最高= 11℃)
午後、初めて、日本エスペラント学会に行って来た。
場所は地下鉄東西線の早稲田駅から、歩いて3分程の所にある。
土曜日も普段どおり 10:00 〜 18:00 開いていたが、
『土曜日は、いつも私一人なんです』
と、事務局長の I さんは、静かな声で仰られた。もう夕方だったので、20分ほどして失礼したけど、帰りの地下鉄の中で、戴いて来た Katalogo de la Libroservo de JEI (販売図書目録)のページをパラパラとめくってみると、そのバレエティの広さに驚いた。 しかも楽しそうな本が沢山在る。 こんど、その中の1冊、499語で書かれた例のスチーブンソンの 『宝島』 を読んでみる事にしよう。
でも、エスペラント語って何て素晴らしい言葉なんだろう・・・・・・
改めて 発明者のザメンホフの偉大さに沁み々々と浸った次第である。