2005 年 01 月の高原日記
2005-01-01(土) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 1℃、最高= 5℃)
我が家の床の間に飾られたお供えです・・・・
静かな元日。
午前8時、一家3人揃って、ダイニングテーブルに向かい
「明けまして、お目出度うございます。 本年もヨロシクお願いしま~す・・・・・・」
と声を揃えて挨拶し、美味しいお雑煮を祝う。普段だったら、卓上のテレビを見ながら食事をするのだが、今朝は、テレビを見るのが何か勿体無くて、3人で、今年はどんな年になるかな?・・・・・・などと話をしながら、しんみりとしたひと時をすごした。
・・・・・・テレビのかかっていない朝ご飯なんて、滅多にないが・・・・・・時には、こんな朝食も、とても楽しくて素敵である。後は、配達された年賀状を読んだり、テレビを見たり、家内の母親が住んでいる藤沢までのドライブ・ルートをカーナビに憶えこませたりして、ノンビリとした元日を過ごした。
夜、ふと思い出して、掲示板の yuka ちゃま宛に、こんな、新年の挨拶を書き込んだ。
Yuka ちゃま、今晩は! [ RES ]
八岳晴耕(やたけせいこう) 2005/01/01(土) 18:20
明けまして、オメデトウ御座います。
こころ優しき Yuka ちゃまの事ですから・・・・ダー(ダーリン)と静かなお正月をお迎えの事と存じます。・・・・そして・・・・それから・・・・新しい、この一年が、お2人にとって素敵な一年となりますように、心から、お祈り致しております。
ところで、去年のクリスマスの時のカキコの「つづき」ですが・・・・
・・・・現在、僕が一年のうちの何ヶ月かを過ごしている、八ヶ岳山麓にある、この小海町は、自然の美しい本当に素晴らしい町です。 でも・・・・残念ながら、今、日本が直面している少子化と、若い人達の都市への移動化を受けて、この町もご多分に漏れず、過疎化の一途を辿っています。
その最大の原因と考えられるのは、町の基幹産業の農業と観光業意外にこれと言って、目ぼしい産業が無いことの様に思えます。
・・・・そこで、将来、「こころ豊かな」プログラマーや、その他の 「こころ優しき」 パソコンの使い手たちが、この町の自然の豊かさや住宅費(借家料など)の安価性を基盤に、この町を第二の故里として、住み着いて呉れたら? ・・・・と、八岳晴耕は、結構、大真面目に、夢のような事を考えている次第なんです・・・・・・ハイ!!
と、言いますのは、PC を使っていて、頭が疲れた時などは、景色のいい散歩道はいくらでもありますし、一見、打ち解けにくく思われる町の人達も、付き合ってみると、とてもいい人達ですし・・・・更に、この他にも、家賃などは東京に比べたら、遥かに安く、場合によっては、最初の2~3年の間は、住宅費を更に安くするような、何等かの方策がとれるかも分からないからです。
・・・・ある時・・・・この話を、僕の友人にしたら
「オレが若くてパソコンが使えたら、一も二もなく、こっちに移り住んで・・・・東京の自宅は、貸家として貸し出しちゃうな! そしたら、今よりずっと余裕のある生活を送れるもン・・・・」
と言っていた事がありました。 勿論、彼は、プログラマーでも PC の使い手でもないので、単に、思いつきとして言っただけかも分かりませんが・・・・それでも・・・・もし、そんな事が実現したら、どんなに素敵でしょう??!!
ここで、Yuka ちゃまに質問です・・・・!!
●1.このような事って、可能だと思いますか?
●2.コチラに住みながら、インターネットで東京の会社の仕事の受注を受け、同じく、インターネットを使って、出来上がった仕事の送付などをする事は、出来ないでしょうか?
Yuka ちゃまの率直なご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
もちろん、ユア・ダーのご意見をお聞かせ頂ければ、本当に幸せです。
●3.この他にも・・・・どのようなことを町がすれば、パソコンの使い手達は、この町に住んでくれると思いますか・・・・??
もし、ヨロシケレバ、どんな事でも結構ですので、お聞かせ下さい!!!
Hoping this writing will find you fine and charming as usual,
Seikoh Y.
・・・・・・今では、こんな事も超真面目に考えている最近の僕である。
こんな僕ですけど、皆さん、今年もよろしくお願い致します。
2004-01-02(日) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 0℃、最高= 9℃)
今日は、この冬一番の低い温度 (0℃) を記録した。
暮れの 29日と 31日の 2 日間も雪が降ったけど、
両日とも、わが家の最低最高温度計によると、 1 ℃にしか過ぎなかった・・・・・・
ところで、今日の午後、一家三人で藤沢まで 「新年のご挨拶」 に出掛けたけど、愛車の VW に新しく装備されたカーナビ 2 世は、12 年前の1号機に比べると、格段の進歩をしているのに気が付いた。
1世号機も、2世号機も、共にソニー製のカーナビだが、上の写真の 2世号機は、1世号機に比べると、その性能がこんなにも違うんでありんす。
製造年 立上りスピード トンネル内での自車位置表示 渋滞情報 1世号機 1995 3分~15分 X X 2世号機 2004 30秒 ○ ○
どうです?
その違いは一目瞭然でしょう・・・・・・?
お陰様で・・・・・・筆者は、もともとドライブが大好きでしたが、今日のドライブは、今迄のドライブに比べたら、ホントに何倍も楽しいものとなりました・・・・・・!
メデタシ、メデタシ・・・・・・!!
ここで話は変わるけど、今日の真夜中を過ぎた「あした」の早朝に掲示板を覗いたら、きのう Yuka ちゃま宛に書いた僕のカキコに、彼女が Res を書いているのに気が付いた。
Re:皆さん、今晩は! Yuka 2005/01/02(日) 18:39
八岳さん、今年もよろしくお願いします!
RESが遅くなってごめんなさい!
余計なことに時間をかけてしまって仕事が山になっちゃってもうタイヘン!
とりいそぎ移住の件を少し書こうと思いますが
私は山梨に行くことになりそうなのです!そっちに行く必要ができてしまって。全く普通の田舎だけど子供の時から何度も行っているので愛着のある場所ではあります。だからもちろん仕方なくではなく喜んで行くんですけどね。小海に住みには行けないけど近くなりますね!
小海町のことですがパソコン関係に絞る意味はありなのですか・・?
今地元にあるお店と同業は困るでしょうけど・・都会に住む必要のない、お勤めでなければいいのですか・・?
仕事の内容にもよるのでしょうけど都内でもデータをやりとりすれば成り立つ仕事ならどこでも大丈夫なのではないかと思います。たまには直接会った方がいいけれど・・・。
心豊かな人が集まるためには本当に小海が好きっていうことが大事ですよね・・
八岳さんはもし東京を引き払って小海町に住むとしたらどうですか?前に田舎暮らしのことを調べたとき、どこかのHPで見たのですが田舎暮らしがブームになったときに田舎に憧れだけでやってきたものの、だんだん来なくなって最後には荷物も片づけないという困ったことがたくさんあったんですって。
そうならないように、というのも考えると・・・・・、どうしたらいいんでしょうね。
とある外国の田舎で、やっぱり人が少なかったのだけどすごくいい大学ができて若者が集まったというのもあるそうですが。。
何でもいいとおっしゃってくださったのでとりあえず何でも書いてみました。
次は8日あたりに来れると思います~~
このカキコを読み終ってから、僕は一瀉千里 (いっしゃせんり・・・・・・アハハハハ、随分フル~イ言葉だよねエ! 皆さん、こんな言葉を聞いた事がありますか??) に、キーボードを叩き始め、次の様な Res を、Yuka ちゃまの Res に書き足した。
Yuka ちゃま、今晩は! 八岳晴耕(やたけせいこう) 2005/01/03(月) 01:38
キュートな Yuka ちゃまの Res とても嬉しかったです。
貴女の Res 読んでて、大きなヒントがあったのに気が付きました。・・・・そう、仕事をもって来られる人だったら、どんな人でもいいって事ですよね・・・・ 僕は、仕事と一緒に来られる人っていうのは、パソやってる人ぐらいしか居ないって、半ば、頭から決め付けちゃっていたものだから・・・・
そう、貴女のヒントで考えると、画家でも、小説家でも、パソやってる人でも、それから或る種のデザイナーとか・・・・作曲家でも・・・・いい訳ですよね・・・・ ソッカ~・・・・矢張り一人で考えていると、視野がせまくなっちゃうよね~~?? ホントにありがとう、又、最初から考え直してみる事にします!!
それから・・・・Yuka ちゃまが・・・・山梨に行くっていう話・・・・Yuka ちゃまのような素敵な女性が移り住む町の人達が、とてもウラマヤシイです・・・・ホント、Yuka ちゃまを盗みに行っちゃいたい位です・・・・ハハハハハ・・・・グヤジイ・・・・キーーーィッ・・・・です!!
でも、貴女の言う通り、考えてみれば、今迄よりもずっとずっと近くなっちゃうんだよネ~~?! そう考えると、ほんのチョッピリ慰められますゥ・・・・!! できれば、将来、ダーも含めて行き来するようにしませんか?
それから、話変わるけど、僕は、去年の12月1日付けで、小海町に住所を移してしまいました。 だから、もう、レッキとしたこちらの町民でありますんであります・・・・ハイ! それから、コチラに、墓地も買ってあるので、いずれは、こちらのお世話になることになるんじゃないかと思っています。
話があらぬ方(かた)に飛んでっちゃったけど、Res 書いて下さって、ホントにありがとう・・・・!!
又、8日頃、帰って来たら、又、ここに書き込みに来てください・・・・ネ!
・・・・では、これから、お風呂に入るので、オヤスミナサイ・・・・!!新年早々、僕の周りでは、本当に色々な事が起こっているけど、どの人もこの人も、自分の周囲に起こっている事に引き摺られる事なく、サラサラと流していて下さるのが、とても素敵です・・・・・・!!
皆さん・・・・・・改めて、明けましてお目出度うございます!!
2004-01-03(月) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 1℃、最高= 12℃)
新年早々、色々なお正月番組の合間あいまに、手近にある新聞を手に取ると・・・・・・相変わらず、お金とか、既得権とかに固執したり、ご老人のお金を狙った詐欺事件とか、幼女誘拐などの哀しい事件が紙面を賑わしている。
だけど・・・・・・どうして、いつ迄たっても、
「自分さえ良ければ、他人(ひと)はどうなってもイイ・・・・・・!!」
と、考える人達が後を絶たないのだろう・・・・・・??・・・・・・この世の中の人達の一人一人が、物事に執着することなく、自分の身の回りに起きている事を、素直にサラサラと流すようになったら、この様な事件は殆んど起こらなくなってしまうのに!・・・・・・と、改めて沁み々々と思った、新春の朝・・・・・・
今朝も、家内お手製の美味しいお雑煮をお祝いしました。
午後は、新宿駅西口のビックカメラに息子と出掛け、PHS なる携帯電話を1台買って来た。
・・・・・・この PHS なる電話機は、
「電話の受信は誰からも出来るけど、電話の送信は、3ツのボタンに登録された3箇所だけ・・・・・・!!」
という優れもの!!
・・・・・・これだったら、例え、携帯電話初心者の持ち主が、この電話機を、何処かで落としても、自分にも他人にも、大きな被害を与えないんじゃないかな・・・・・・と思います!!そんな訳で・・・・・・最後になりましたが・・・・・・この素晴らしい新年のお買い物の代金を支払ったのは、勿論、親父よりチョッピリお小遣いの多い、当家のお坊ちゃまでありました・・・・・・ハイ!
2005-01-04(水) 曇 自宅(都内)
お昼ご飯のあと、家内と2人でお茶を飲みながら、テレビのスイッチを入れたら、NHK のスタジオパークの時間だった。
(はて、今日のゲストは誰かな?)と、思っていたら
・・・・・・アナウンサーの
「それでは、ここで、五嶋みどりさんに ”愛の喜び” を演奏して頂きましょう。 五嶋さん、どうぞ、コチラの方へ・・・・・・」
という美しい声が響くと、五嶋みどりの姿が画面一杯に広がった。その瞬間・・・・・・
「あ、みどりだ・・・・・・」と、僕が叫ぶと同時に、家内も・・・・・・
「あ、みどりちゃん!!」
と、驚きの声を上げると、もう大変!
・・・・・・とにかく、2人共、体中の全神経をそばだてて、耳を澄ました。続いて、美しいピアノの前奏が鳴り出すと
五嶋みどりが奏でる、あのクライスラーの名曲が、ダイニングルーム一杯に響き渡った。・・・・・・僕も家内も五嶋みどりが大好きである。
僕は、現存するヴァイオリニストの中では、イツァーク・パールマンが一番好きだけど、五嶋みどりも、彼に劣らず大好きである。その、五嶋みどりが、今、目の前のライブでクライスラーを奏いているのである。
もう、本当に、僕も家内も、無我夢中でテレビの画面にかじりついていた。・・・・・・暫くすると、”愛のよろこび”の演奏は終ったが、曲の最後の音が余韻を残しながら消えて行くと、僕も家内も思わず溜息をついた程である。
そのあと、アナウンサーと五嶋みどりの話が続いていたが、暫くすると、今度は
・・・・・・彼女が子供だった時、オーケストラとの共演奏中に、ヴァイオリンの 2本の弦を切ったという、あの有名な場面の・・・・・・古い古いビデオテープが再生されたのである。
そのビデオテープに記録されている五嶋みどりは、体の大きさからいって、小学校の高学年か中学生くらいだったのだろうか?
とにかく、体の大きなあの世界的な大指揮者、レナード・バーンスタインの脇で演奏していた彼女の楽器の弦(G 線)が突然プツリと切れてしまったのである。
・・・・・・すると、それを目にした、コンサートマスターが自分の楽器を彼女に差し出すと、彼女はその楽器をごく自然な態度で受け取り、そのまま演奏を続けたが、暫くすると、今度は、そのコンサートマスターから借りた楽器の弦が切れてしまったのである。すると、どうだろう?
今度は・・・・・・・そのコンサートマスターのすぐ傍に居た別の楽団員が、自分の楽器を五嶋みどりに差し出したのである。すると、五嶋みどりは、再度、その楽器を自然な姿で受け取ると、すぐさま肩に載せて、曲を中断する事無く、素晴らしい演奏を続けたのである。曲が終ると、あのバーンスタインが、自分の体の半分もない五嶋みどりを包むように優しく抱きかかえると、反響の少ないあの野外コンサートの会場がもう割れんばかりの大歓声で包まれてしまう・・・・・・!!
・・・・・・その場面をテレビで見ていた僕の目からは、本当に、次から次へと涙が出て止まらなかったけど・・・・・・・(今も、その場面を思い出しながらキーボードを叩いていると、又、涙が出て来て止まらなくなりました・・・・・・ああ、恥ずかし!!)・・・・・・・こういった場面を目にすると、生きているって・・・・・・何んて素敵なんだろう!・・・・・・と沁み々々と神様に感謝してしまいます。
それから、今日の NHK の番組で、素晴らしかったのは
・・・・・・全国に中継されている放送だというのに、五嶋みどりが・・・・・・特別なオシャレをすることもなく、髪の毛を丸く束ね、ねずみ色のワンピースを身に纏い、スーパーなどに行くとどこにでもいるような叔母さんっぽい姿で番組に出ているのに、淡々と、話している彼女の話を聞いていると
「五嶋みどりって、どうして、こんなに美しい人なんだろう・・・・・・!!」
って、思えて仕方が無いことだった・・・・・・!!事実、こう思ったのは、あながち僕一人だけではないらしく
九州からだったか、四国からだったか忘れたけど、放映中に、一人の視聴者から番組宛に届いた FAX に
「五嶋みどりさん、貴女のような人を、本当に美しい人と言うんだと思います!!」
と書いてあった事で、女性アナが読み上げた、その FAX の内容を聞いたトタン、僕は、改めて、ハラハラと涙を流してしまった次第である。
・・・・・・・ただ、一つ、自分でもとても可笑しかったのは、涙を流している姿を家内に見られたくなかったためでしょうか、僕は盛んに床に置いてあった加湿器の水の残量を見ているような振りをしていた事なんです!!
・・・・・・ネエ・・・・・・ホントニ、ドーシテデショーカネエ・・・・・・??変ナノ~~~~ッ!!
・・・・・・っていう訳で、今日の日記は、これでオシマイです・・・・・・・チョン・・・・・・・!!
2005-01-05(水) 晴 自宅(都内)
今日の午後、とても素敵な出会いがありました。
・・・・・・事の起こりは、こうである。
僕が携帯電話を使い始めてから、今年でもう 4年程になるけれど、今迄にメールなるモノを使った事は殆んど無い。
・・・・・・それでも、一時(いっとき)は、メールを使ってみようかと思い立ち・・・・・・何処かの喫茶店で、そんな事を呟いたら・・・・・・たまたま傍に同席していた若い女の子が
「・・・・・・だったら、私がメルアドを入れて上げるから、仰って(おっしゃって)みて下さい!!」
と言って、僕が呟いたメールアドレスを設定して貰った記憶があるにはある。
でも、この話は、それで途切れてしまい・・・・・・そのメールアドレスを使わず仕舞いで、今日に至ってしまっている。ところがである・・・・・・
去年の師走なかばの事だったけど、卓球の練習を終った後、皆で喫茶店に立寄った時、たまたま僕が
「オレってサア・・・・・・今迄、メールを使った事がないんだよネ・・・・・・!」
と言うと、一人の奥様が・・・・・・
「アラ、勿体無い!!・・・・・・メールだったら、電話料の 10 分の 1 位で澄んじゃうのに・・・・・・!!」
と、ユーモラスなジェスチャーを混ぜて言ったので、僕は、改めて、再度、携帯電話のメールを使う事に挑戦してみようかナという気になり・・・・・・・しまってあった、分厚い取扱説明書を、読んでみることにした。ところがである。
この取扱説明書を、いざ読み始めてみると、ページ数は 400ページ以上もある上、メールに関する説明は、取説のウシロの方にある為、自分が知りたいところが、どこに書いてあるかが分からなくて、途方に呉れていた時、僕は、フト、この携帯電話の大きなお店が、駅の反対側にあったのを思い出した。
「・・・・・・そうだ、あのお店に行ったら、使い方を教えて呉れるかもしれない・・・・・・」
そんな事を考えながら、我が家から7~8分の所にある、その大きなお店の中に入ってはみたものの、僕は、暫くの間、その場に立ち竦(すく)んでしまった。・・・・・・って言うのは、サービスカウンターには6人ほどの説明員がいるのだが、並み居るお客様は、みな携帯電話の申し込みに来ている人達みたいで、携帯電話の使っている人なら誰でも知っているようなメールの使い方の説明をお願いしていいのかどうか・・・・・・僕は、突然、迷ってしまったからである。
そこで、(あ、こりゃあマズイ、どうも僕は場違いの所に来ちまったようだ・・・・・・!)と思い、帰ろうか・・・・・・と、踝(くびす)を返そうとした瞬間、フロアに立っていた案内の女性がニコヤカに近付いて来ると、軽く会釈をして
「どういったご用件でいらっしゃいますか・・・・・・?」
と、僕に訊いたのである。
(あ、こりゃ~、もう駄目・・・・・・絶体絶命・・・・・・!)
瞬間的にうろたえた僕は、その爽やかな感じの女性に、こう答えた。
「・・・・・・ヘイ・・・・・・・いや~あの~、お宅の携帯電話を買って使ってる者なんですけど・・・・・・メールの使い方が分からなくって、その~、つまり・・・・・・この説明書を読んだんですが、機械の使い方が、よく分からないんです。 イヤ、その機械が悪いんじゃなくって・・・・・・要するに、僕の勉強不足なんです・・・・・・・ハイ!」
僕は、自分の言ってる事さえ分からずに、とにかくトンチンカンな説明をしたようである。すると、爽やかさんが
「電話機の使い方の説明を、ご希望でいらっしゃいますね・・・・・・?」
と、言ったので、僕は慌てて返事をした。
「ヘイ、まあ、そういう事でして・・・・・・ハイ!」
(まあ、なんてバカみたいな返事・・・・・・!!)
・・・・・・僕は、自分でも可笑しくなる様な返事をした。すると、爽やか嬢は、サッと身を翻(ひるがえ)すと、近くにあった機械のボタンをカチャンと押し、中から出て来た紙を美しい手つきで切り取ると、その紙を僕に渡し
「お客様の番号は 148 番ですので、そちらにお掛けになってお待ち願います。15分程したら、番号をお呼び致した上で、ご案内致しますので・・・・・・」
・・・・・・
「ヤレヤレ・・・・・・いや~、参ったサン、参ったサン・・・・・・!」
僕は、窓際にあったソファに腰掛けると、近くにあった給湯器から、大好きな玄米茶を紙コップに汲ん出来て、ポケットの中に入っていた、大豆飴を頬張りながら、美味しいお茶を頂いた。
・・・・・・・ホッ・・・・・・!!そう、それから、15分程も経った時だろうか・・・・・・
携帯電話の分厚い取扱説明書を読んでいたら、案内のマイクから
「148番のカードをお持ちのお客様、6番の窓口にお越し願います・・・・・・!!」
という案内があったので、僕は、言われた通りに6番の窓口に出向いて行き、来客用のイスに腰を下ろすと、中に居たキュートな女性に声を掛けた。
「コンニチハ、お世話になります・・・・・・」
すると、窓口にいたそのキュートなお嬢様は、軽く会釈をすると、明るい声を僕に掛けた
「いらっしゃいませ・・・・・・!! どういったご用件でいらっしゃいますか・・・・・・?」
「エ~~ト、実は、お宅の携帯電話を買って使ってる者なんですが・・・・・・そのう・・・・・・使い方が分からないので聞きに来たんですが・・・・・・どんな事でもいいンですかね?」
・・・・・・僕は、メール等という、電車の中で女子高生が普通に使っている事を訊くのが恥ずかしくて、少し小さな声で言った。
すると、その美しきお嬢様は
「はい・・・・・・結構でございます。携帯電話のどういった事でございましょう・・・・・・?」
・・・・・・といって、僕の目を覗き込んだ。・・・・・・その彼女の目の美しかった事!
僕は思わず、ハッとして、(何んて、素直で素敵な女性だろう・・・・・・!!) と、内心驚いた次第である・・・・・・
僕は目の美しい人が大好きである。
そう・・・・・・ごく自然に、目の合う人が。
目に曇りも、トゲも、カドもなく、澄み切った目付きの人。
今迄の人生経験を通して、こういった人には、絶対にヘンな人は居ない・・・・・・という事を、折に触れて感じさせられて来たが、今、僕の目の前に、そんな感じの女性が坐っているのである。
・・・・・・その瞬間、僕は、
(あ、この人は僕の事を分かって呉れるかも知れない・・・・・・!)
と思うと同時に、ホッとした気持ちで、こんな風に彼女に話し掛けた。
「エ~トねえ! そのオ・・・・・・メールの事を訊きたいんですよ! 実は、この器械を買ってから、もう 3年ほどになるんだけどさあ・・・・・・・まだ、メールっていうのを使った事がなかったんですよ・・・・・・ところがですよ・・・・・・・つい、この間、卓球の仲間達と話をしていた時、中の一人が、僕がメールを使った事が無いっていうと、メールを使わないのは勿体無いから、是非、使ったら・・・・・・と言うんで・・・・・・そのオ~~、メールを使おうと思って・・・・・・この分厚い説明書を読んだんですが、どこに書いてあるのか、よく分からないんです・・・・・・!! そんな事を訊いてもいいんですか・・・・・・?」
と言うと・・・・・・僕の思った通り、そのお嬢様は
「ええ、結構です! ・・・・・・それでは、何処から、お話し致しましょう・・・・・・?」
と、言って呉れたので、僕は嬉しくなって・・・・・・カウンターの上に置いた自分の取扱説明書を指差しながら、こう言ったものである。
「エートねえ・・・・・・この説明書を読んでいると・・・・・・盛んに、アイモードがどうのこうの・・・・・・って書いてあるんだけど、この器械は、アイモードの契約をしているのかしら・・・・・・?」
すると、優しきお嬢様が
「ヨロシケレバ、調べてみますが、機械を拝借してもヨロシイデスカ・・・・・・?」
と、おっしゃられたので
「ええ、勿論です・・・・・・どうぞ、どうぞ! ヨロシクお願い致します・・・・・」
と言うと、お嬢様は優しい手付きで、僕の携帯を手にとり、暫くの間、カシャカシャとやっていたと思ったら・・・・・・・
「・・・・・・・ハイ、お客様は、アイモードの契約をなさっていらっしゃいます・・・・・・」
と、言うので
「ンじゃあ、メールを使えるンだあ・・・・・・」
と、聞くと
「ハイ、大丈夫でございます・・・・・・」
という返事が返って来た。
「そんじゃアさあ・・・・・・・メールアドレスを入れちゃってよ・・・・・・そうすりゃ~、メールが打てる訳でしょ?」
「はい・・・・・・・でも、もうメールアドレスは入っている筈です。 アルファベットと数字を無作為 (むさくい) に組み合わせたものですが・・・・・・・例えば、apq13524@△△.xx.jp というようなものですが・・・・・・・」
「エ~~ッ? そんなの憶えられないよ~~~貴女、違うヤツを設定して入れて呉れないかな?!」
「もしよろしければ・・・・・・・」
「ホンと?・・・・・・じゃあ、よろしくお願いします・・・・・・ところで、紙と書くもの無いかな? ちょっと変わったスペルなので・・・・・・・」
と言うと・・・・・・
「はい、これでよろしかったら・・・・・・・」
と言って、メモ用紙を差し出したので・・・・・・・
「オッケー、オッケー・・・・・・じゃあ、こう言ったアドレスにしてよ・・・・・・!」
と言い、その紙に tvarjanka-2005 と書いて、お嬢様に渡すと、彼女はそのスペルをジッと眺めていたと思ったら、突然・・・・・・・
「これは、何語なんですか? 英語じゃないみたいですけど・・・・・・」
「エ~~? これですかア・・・・・・? これはねえ、人間の言葉じゃないんです・・・・・・」
「ハァ~~・・・・・・?」
彼女は、思わず、1オクターブほど高い声で聞き返した。
「・・・・・・これはねェ・・・・・・小人(こびと)さん達の言葉なんです・・・・・」
「小人さん達の~・・・・・・?????」
・・・・・・心なしか、瞬間、お嬢様の眉が、少しだけど・・・・・曇るような気がした。
・・・・・・彼女の立場に立ってみると、彼女の眉が曇るのもモットモである。
でも、ウソをつく訳には、行かない・・・・・・そこで・・・・・・
「・・・・・・そうです?」
と、言うと、突然、彼女の眉の曇りが消えたか・・・・・・と思うと、
「・・・・・・それでは、この単語の意味は、どういう意味なんですか・・・・・・?」
と、晴れやかな声で、僕に聞いてきたのである。
・・・・・・・これには、僕もビックリ・・・・・・
ごく手身近に、トヴァルジャンカ (トヴァルジャンカに興味のある方は、”ここ!” をクリックなさって下さい!!) の意味を説明すると・・・・・・
「分かりました! それでは、メールアドレスの変更の仕方について説明いたしますネ! ・・・・・・先ず、一番最初に・・・・・・ここをこう開いて、この ”i モード” のボタンを押して下さい。 それから次に・・・・・・」
と、言いつつ、メールアドレスの変更の仕方を分かり易く、説明して呉れたのである。・・・・・・でも、不思議である。
初対面なのに・・・・・・・こんなに素直に、プティリッツァの事に興味を持つ人がいるなんて・・・・・・!!
僕は改めて、爽やかな少女のような雰囲気をもつ、このお嬢様の美しい顔を、半分ポカンとして眺めていた。すると、どうだろう?
このキュートで素敵なお嬢様は、この他にも、プティリッツァの事や、僕が 1991 年から 1992 年にかけて、何回かこの小人サン達に出遇ったに違いない・・・・・・・と説明をすると、何も疑う事もなく、興味をもって、色々な質問をしたのである。
そんな事があったものだから・・・・・・・・僕は、フト、気が付いて
「・・・・・・そんなに面白ければサア、ここに、僕のホームページのアドレスがあるから、時間のある時にでも、是非、覗いて見てヨ!・・・・・・・小人さんに就いて、色々な事が説明してありますし・・・・・・・・他にも、日記のページや、詩集のページ、それから、家内の油絵のページとか・・・・・・僕の友人達の間に人気のある ”お話しビックリ箱” のページなどもありますから・・・・・・」と言って、URL の入った僕の名刺を差し出すと・・・・・・・
「あ、どうも有難うございます・・・・・・・そんなホームページって、とても見てみたいです。今夜にでも、時間があったら、早速、覗いてみる事に致します・・・・・・・」
と、言って下さったのである・・・・・・・
ネエ、世の中って、こんな事もあるあるんですねエ・・・・・・・
初対面のうら若きお嬢様が、初対面の 「東京の落ちこぼれ」 のホームページに興味を持つなンていう・・・・・・・とてつもなく不思議な事が・・・・・・・!!今迄、僕の人生には、本当に色々な事がありましたが、この様な出会いは、ホンの何回かしかありません。
そして、今日の出会いが余りにも素敵だった物ですから・・・・・・・この様にして、出来るだけ多くの事を、今日の日の思い出の為に、記して置く事に致しました。S さん、今日は本当に有難うございました。
(閑話休題)
ところで、誤解を生まない為に付言して置きますが、僕達は最初から最後まで、この様な事ばかりを話していた訳ではありません。この S さんという素敵なお嬢様は、僕が質問した事を全て、分かり易く説明して下さり、僕が携帯電話のメールを使う事が出来る様に、僕の前に新しい道を拓(ひら)いて下さったのである。
その事を最後に認めて(したためて)、今日の日記を終わることに致します。
チョン・・・・・・・
2004-01-07(月) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 3℃、最高= 12℃)
月日がたつのは早いもので、もう、お正月の松飾がとれてしまった。
・・・・・・そして、気が付いてみると、間もなく 「青色申告」 の申告時期である。
僕は、この面倒臭い 「青色申告」 なるものが大嫌いである。
普段から、キチンとやって置けば、片手間で終ってしまう・・・・・・と、人々は言うけれど、根がズボラな性格な僕には、そんな芸当が出来る訳が無い。
去年などは、申告期限締め切り間際になって始めたものだから、僕が申告書を提出したのは、提出期限締め切りの翌日。「・・・・・・まあ、1日くらい遅れたってたいした事はないだろう・・・・・・!」
と、タカをくくっていたら、違反金として何んと!・・・・・・1万5千円を追徴されてしまった。
「ソンナア・・・・・・!!」
とボヤいてみたけど、もう後の祭り・・・・・・!!・・・・・・ンで口惜しかったから、今年は、大枚 七千両 をはたいて、「青色申告」 のソフトを買って来た。
近々、そのソフトを、マイパソにインストールする予定だが、その前に・・・・・・・中に同梱されていたユーザーズガイドを盛んに読んでいる、ここ 2~3 日である。
そうしたら、何んとなく、
「ヨーシ、今年は、余裕で提出してやろう・・・・・・!!」
という気になって来た。オッ・・・・・・・イヨーーーッ、頑張れェ~~~!!
誰かが、何処かで・・・・・・応援しているような気がする・・・・・・・
そんな事を考えていたら・・・・・・「青色申告」 も、何んとなく楽しいものに思えて来たから不思議である・・・・・・・
この人生、前向きな態度で生きようとすると・・・・・・こんなにも違うものか知らん! ・・・・・・と改めて勉強した次第でアリンス!!
2005-01-09(日) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 1℃、最高= 9℃)
今日は日曜の聖日なので、クリスチャンとしては・・・・・・本当は、教会に行かなくてはいけない日なのであるが、なにせ、あの 「青色申告」 に火が付きかかっているので、教会をお休みして、マイパソに 「青色申告」 のソフトをインストールした。
その後で、LYPP の卓球の練習の為、千歳船橋迄の小田急線のなかで、ユーザーズガイドを読んでいたら・・・・・・・仕訳帳、元帳、金銭出納帳、損益計算書、貸借対照表・・・・・・等々、ずっとずっと昔のこと・・・・・・商業高校生時代に、こういった言葉を勉強したことのあるのを思い出した。
・・・・・・こんな単語を目にしていたら・・・・・・改めて、高校時代という、遠い遠い日の思い出が蘇って来て、とても懐かしい一日を送る事になりました。
本当に、人生って、楽しくって不思議ですネ・・・・・・!!
2005-01-10(月) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 1℃、最高= 9℃)
午前中、2階の窓を開けたら、素晴らしい天気だった。
真っ青な空に、真っ白い雲がポッカリと浮かび・・・・・・何かとても、ノンビリとした感じがした。
その・・・・・・ポカンとした長閑(のどか)さが、あんまり素敵だった物だから・・・・・・デジカメで1枚写真を撮りました。
見ていると、何んかネム~~クなっちゃいそうです!!
2005-01-13(木) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 2℃、最高= 11℃)
ここのところ、新聞を見ると毎日の様に、暗いニュースばかりだったが、今朝の朝刊の第一面に、我が家一家がざわめき立つようなニュースが載っていた。
それは、恐竜を食べていた大型の哺乳類(体長約 1m)がいた事を示す初めての化石が、中国遼寧省の約1億3,000万年前(白亜紀前期)の地層から見付かった、という記事だった。
この記事を見付けた家内が、一番最初に、驚きの声を上げた。
「ウワ~、これは大発見よねエ・・・・・・だって、今迄はさあ~~・・・・・・恐竜が威張って、歩き回っていた頃の、哺乳類って、確か、ネズミみたいに小っちゃいものしかいなかったって・・・・・・いう話だったわよねえ?・・・・・・」
「そうそう、・・・・・・デルタテリジウムとかいうヤツだったよねエ・・・・・・!! それにしても、凄えな・・・・・・体長 1m もあるヤツが居たとはねえ・・・・・・?! ・・・・・・・へえ、そうかねえ?」
・・・・・・等と話していると、家内に呼ばれてやって来た長男が加わると、話の輪がさらに広がって大賑わい!
すると・・・・・・突然、家内が
「だからさあ・・・・・・」
と、話の矛先(ほこさき)を変えたので
「え?」
と、聞くと、
「私、前から言ってるようにさあ・・・・・・」
と言って僕の方を見たので・・・・・・
「・・・・・・ン?」
と、返事をすると
「今日のニュースと同じように・・・・・・恐竜の生きていた時代に、人間って、絶対に居たと思うわ・・・・・・」
「要するに、生きてる恐竜を見た人類が居たっていう事?」
「うん・・・・・・・」
「そんなの無理だって! だって、恐竜が生きていたのは、白亜紀の終わり頃まで・・・・・・・年代で言うと、3,000万年くらい前までなのに・・・・・・人類の歴史は、たかだか 200万年クライシキャ無いんだもの無理だよ~~~」
「そうかなア・・・・・・? 私、絶対に、恐竜を見た人類って居ると思うな・・・・・・!」
「エ~~~ッ、そんなの無茶だよ・・・・・・」
「そしたらサア・・・・・・どうなったら、私の考えが正しいって、証明出来るのかしら・・・・・・?」
「それだったら、簡単だよ・・・・・・・恐竜の化石が埋っている地層から、人類の化石が出て来れば、言いだけの話だよ・・・・・・!」
「・・・・・・あ、ソウカ~~~! だったら、そのうち、絶対に、恐竜の地層から人類の化石が見付かる日が来ると思うわ・・・・・・!!」
て言う訳で、物凄い話題に火が付いた、今日の一日でした。チョン・・・・・・!
2005-01-14(金) 晴 自宅(都内)
ここのところ、毎日、時間を見付けては、ミロクの 「かんたん青色申告」 のソフトの勉強をしている。
去年までは、毎年、電卓の手計算で青色申告の計算をしていたが、去年、提出期限に間に合わなくて、一日遅れただけなのに、\ 15,000.- もの追徴金をとられたのが切っ掛けとなり、今年は \ 7,400.- を払って、ソフトを入手して来たという訳である。ところで、パソコンのソフトっていうのは・・・・・・皆さんもよくご存知の通り、一度、習得してしまえば、物凄いパワーを発揮するのだが、その為には、結構、時間を掛けて事前の勉強をしなければならないのが、珠に傷・・・・・・
その為に、今、時間を掛けて勉強をしているんであります。
でも、もともとが、パソコン大好き人間ですから、ちっとも苦になりません。
結構、たのしい時間を過ごしている毎日でアリンス・・・・・・!!
午後は・・・・・・
いつもの様に、MTB で、15㎞ 走ってきたが、今の時期は、午後の 3時半を過ぎると、冬の低い太陽は近くの林や森の影に隠れてしまう事が多く、ヒッソリとしたサイクリングロードを一人で走っていると、本当にシンミリした気持ちにさせられます。
今日は、そんなひとコマをデジカメに納めて来たので、日記にアップしておく事にします。
我が家を出てから、約 7km のサイクリングロード
このあたりは、都内だと言うのに・・・・・・
こんなに素敵な道が 5km 程も続きます
このルートを発見してからは、
時間があったら毎日でも走っています。
2005-01-15(土) 雨 自宅(都内) 気温(最低= 2℃、最高= 8℃)
又々、今朝の新聞に、大きなニュースが載っていました。
今朝の新聞に、NASA と ESA で共同開発された土星探査機「カッシーニ」から、切り離された小型観測機「ホイヘンス」が、土星の一番大きな衛星「タイタン」に着陸したという報道が、あったばかりだが・・・・・・夕刊には、着陸直前の高度 16,000 メートルの高度から撮った、タイタンの地表の写真と、着陸後に、地上から撮影した、あたりの景色の写真が地球に送られて来たのである・・・・・・
この夕刊の写真も、我が家の夕食の話題に大きな波紋をひろげ・・・・・・たのは勿論の事!
・・・・・・お陰様で、楽しくて美味しい夕食を楽しむ事が出来ました。それにしても、3人の中の誰もが思い出すことが出来なかった、海王星・冥王星の外側で見付かった小さな惑星は何んていう名前だったっけ・・・・・・??!
2005-01-17(月) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 3℃、最高= 11℃)
兎に角、最近は、目が回るように忙しい。
ざっと数え上げただけでも、下記のとおりであるが・・・・・・これだけ、沢山の事をやっても、直接、収入に繋がるものは皆無で、結構な労力が掛かるか、持ち出しになるかかの何れか・・・・・・のものばかりである。 友達や家内から・・・・・・少しは、止めたらイイノニ!・・・・・・と言われるのだが、自分でも・・・・・・本当に
「どうして止めないんだろう・・・・・・?」
と、首を傾げる事もあるほどである・・・・・・① ・・・・・・1月下旬から始まるスペシャルオリンピックス卓球教室
(高田馬場)の主任コーチを担当することになった事
② ETC 車載器の取り付け(Highway Passport Club では、
車載器が 3,300 円で購入出来る様になった為)
③ 弐青色申告の申告書の作成、
④ 光回線の Sonet → Nifty の移行、
⑤ Reconstruction、
⑥ 八ヶ岳山麓の各種の雑事、
⑦ 蝶の原稿の執筆
⑧ Ptylitza のナレーション取りこの他にも、日課になっている マウンテンバイクの 15km サイクリングや LYPP の卓球の練習・・・・・・等々、いくつもの事が追加されてしまう。
お陰様で、今日も、丸一日・・・・・・電話をアチコチに掛けまくったが、全部をトータルしたら、合計で 3~4 時間ほども、受話器に向って大声で話つづけていたような気がする。 幸い、相手の電話局番が、0120、0570 のものが殆んどだったから、電話代は安くあがったと思うけど、さもなけば、結構な金額になってしまっていただろう・・・・・・と思う。
卓球で痛めた腱鞘炎の方も、大分よくなって来てはいるが、あと一歩というところで足踏み状態・・・・・・早く完治して、元気に卓球台の周りを飛び回りたいものである。
まあ、こんな状態が、あと一ヶ月以上も続くので、呉れ々々も体調を崩さないように気を付けなければならないと思います・・・・・・
いやア・・・・・・それにしても、兎に角、忙しいです。
2005-01-19(水) 晴 自宅(都内) 気温(最低= 5℃、最高= 10℃)
前から、欲しい、欲しい!・・・・・・と思っていた ETC の車載器が、やっとの事で、我が家の車にも搭載されました・・・・・・ウワ~~イ!!
ETC とは、高速道路の出入口で、いちいち券を取ったり、係員にお金を払ったりしないで、自動課金システムにより・・・・・・
・・・・・・ピュ~~・パッ・ガチャン・・・・・・
と通過しちゃう・・・・・・アレなんでありんす。この ETC が数年前に導入された当初の車載器の値段は、1台 \ 55,000.- という馬鹿みたいに滅茶苦茶な値段だったのに付け加え、料金的な割引などは何も無い・・・・・・という、ドーシヨウモナイ システムだったのが・・・・・・最近では、(Highway Passport Club などでは)、1台 \ 3,300.- + \ 5,000.-(取り付け料) で搭載でき、料金の前払いシステムを申し込むと、最大 16% の割引が受けられるのにつけ加え・・・・・・深夜の時間帯 (10pm - 06am) は高速代が半額に割引されるというので・・・・・・いつも、お金が無くてピーピーしている我が家でも、ついに導入に踏み切った次第でありんす・・・・・ハイ!!
・・・・・・って、いう訳で、今日の午後、永福町の駅からさほど離れていない、モロズミ電機工業所さんで、待望の ETC 機を搭載してもらいました。 これで、高速道路を安く走れるヨ~~~!!
これが我が家の経済状態でも使えるようになった
3,300円の車載器です・・・・・・
閑話休題
モロズミさんに着き、聞いてみると、車載器の搭載は、小一時間掛かると言うので、お店の人に
「・・・・・・この辺に、喫茶店がありますか?」
と聞いてみると、
「2ツ先の信号機のある角の所に1軒だけあります・・・・・・!」
との事。
散歩がてらに、その角ッコの所まで言ってみると、なるほど、CHASEN という可愛らしい喫茶店がありました。
でも、外から見ると、どう見ても、喫茶店というよりは、お茶屋さんというかお茶室っていう感じ・・・・・・
「間違えたかな・・・・・・・?」
と思いつつ、お店の前に置かれている立て看板(メニュー)を見ていると・・・・・・その店は、矢張り喫茶店である事が分かったので、暖簾を開けて入ってみると、なるほど、中には落ち着いた和室風のテーブルとイスがしつらえてあったので、ホッとして
「何か暖ったかいモノがありますか・・・・・・?」
と聞くと、とても感じのよういお嬢様が
「どうぞ・・・・・・」
と言って、差し出したメニューを見ると、矢張り、日本茶を主体にしたものが殆んどで、コーヒー類は、カフェオレのほか2~3種類。
・・・・・・その代わり、煎茶や抹茶のバラエティーは、抹茶アイスなどをも含め、20種類くらいあったのではないかと思う。ところで、僕は、ふだん口にするお茶類は、紅茶と煎茶類が殆んどだが、その他には、特に抹茶が好きである。
それは、家内が時折り、淹(い)れて呉れる、抹茶がとても美味しいからである。よく分からないけど、家内は、
「新宿に行って、ギョーザをたべて、ダイスを振った・・・・・・!」
というお茶名なる物をもっている。
これは、どういう字を書くか分からないけど・・・・・・「シンノギョーダイス」とかいうお茶名を、憶えられない僕が、語呂合わせで憶えている記憶便法であるが・・・・・・ある時、お茶に詳しい顔見知りの女性に聞いたところでは、家内の免状は、何流だか忘れたけれど、かなり上の方の免状なんだそうである。まあ、そんな話は別として、店の奥の、すわり心地のよいイスに腰掛け、改めて、店のお嬢様が持って来てくれたメニューの中に、「抹茶オ・レ」と言う字が目に付いたので、それを戴く事にした。
・・・・・・・・
程なく、運ばれて来た 「抹茶オ・レ」 は、Matcha au lait. の名の通り、ミルクの中に、抹茶を淹れたものだと思うが、味わってみると、とても美味しいのである。
ミルクの滑(なめ)らかさと、抹茶の爽やかさが相俟って、何んとも言えぬ風味をかもし出しているのである。
「茶煎」 さんの商標
この深甚美妙な、抹茶を戴きながら、間もなく愛車にインストールされる ETC 器の、取扱い説明書を読んでいるひと時の楽しかった事!
・・・・・・その 「ひと時」 の豊かさが何んとも言えず素敵だったものだったから、今日の日記に、このお店の事を、ふと、書き込む気になった次第である。 勿論、僕は、方南通りのこのあたりで、お茶を飲んだのは初めての事だったし、これから先、このあたりにやって来るのも、いつの事になるか、皆目検討がつかない。
でも、全ては一期一会・・・・・・・自分の人生の楽しかったひと時を、こんな風な形で、サラサラと書き留めて置くのも、また、楽しからずや・・・・・・
本当に、素敵なひと時を送らせて頂いた、お茶屋の 「茶煎」 ( http://www.matcha-bar.com )さんでした。