1999-02-01(月) 自宅
昨日に引き続いて、Mac のインストールのやり直し。
何回か内蔵ハードディスクの初期化と全ソフトの再インストールをやり直しているうちに、どうもオカシイのは、Netscape ではないのか・・・・と思いだしてきた。それならプロヴァイダーの Avis に聞いてみるのが一番だ・・・・とばかりに、長野に長距離電話をかけてみた。
・・・・本来ならば、メールで問い合わせるのが一番経済的なのだが、オットコドッコイ・・・・ご覧のように、パソコンが言うことを聞かない現状ではメールを打つ事ができない!!電話が Avis に繋がり、事情を話すと Macintosh 担当の田中さんという方が応対して下さり、Netscape に関する僕の質問に対して、実に懇切丁寧に指導をして下さった。
・・・・こういった時、プロヴァイダーの担当者が、親切だと、ホントに手を合わせたくなるほど有難いものである。
・・・・僕の方は、机の上にパソコンを立ち上げ、電話で話をしながら質問とメモ取りを繰り返し、40 分程してから電話を切った。電話代も、結構かさんだとおもうが、得たものも実に大きかった。
・・・・電話を切ってから、もう一度、ハードディスクを初期化して、最初から全てのソフトの再インストールを始める。
夜 10 時。
疲れたので、今日は此処までで終わりにする。
また、あした続きをすることにしよう!!
1991-02-02(火) 晴 自宅
午後 3 時。
昨日、Avis の田中さんが色々とアドバイスをして下さったお陰で、全ソフトのインストールを終わりホッとする。とは、言っても、最後の方は只やみくもに残りのソフトをインストールしただけ・・・・本来ならば、一つ一つのソフトをインストールしたあと、そのソフトを暫くの間、試しに使ってみたいのだが、あした長野に戻らなくちゃいけない事を考えると、そんな悠長な事は言ってられない。
「エイヤッ、男の子ッ・・・・!!」
とばかりに、一刀両断と相成った次第である。・・・・あとは野となれ山となれ。
・・・・長野に戻ってから、使ってみるっきゃショーガネエ・・・・と言う訳。こんな状態でも、僕はウレシカッタ!!
・・・・パソコンが動きだしたので・・・・何んとなく、仲の良い友達が帰って来たような感じがして、チョット大げさかも知れないけど、
「生きているってイイナ!!」
と言う感じである。「シェステに行ってくるよ・・・・!!」
・・・・パソコンが動きだし、ホッとした僕はこう家内に言い残すと、行き付けの駅前の喫茶店に出掛けた。
・・・・この喫茶店「シェステ」は、同じ小学校出身の地元の悪餓鬼の溜まり場である。
だから、お互いの名前を呼ぶときも、その殆どが”ちゃん”付けである。
・・・・軍ちゃん、マーちゃん、リーちゃん、アキちゃん(筆者のこと)、会長・・・等々。
中でも、偉いのが”ちゃん”の付かない会長で、何の会長かと言うと、この悪餓鬼連中が卒業した小学校の PTA の会長をしたことがあるからである。・・・・狭い階段を下り、ドアを開けて中に入ると居合わせた悪餓鬼から声が掛かった。
「何んだよ、まだ、東京にいたのかよ・・・?」
「いつ長野に帰るの?」
「向こうって寒いんでしょ?」等々。
・・・・僕は、空いていた会長の隣りの席に座った。
・・・・すると、彼は意味あり気に僕の顔を見ながら言った。
「ねえ、ねえ、ねえ、ねえ・・・・エッちゃんと二人だけにしてやろうか?」
・・・・エッちゃんは、シェステのママで Cカップくらいの豊かな胸の持ち主である。
会長は、僕がボインの女性に弱いのをどうやら見抜いているようである。
「うん・・・・して、して・・・・エッちゃんと二人だけにして・・・・・・」と言うと、
「エーッ・・・・アキちゃんはマーちゃんが好きなんじゃなかったっけ?」
と、不審顔の軍ちゃんが横から言う。
マーちゃんは、エッちゃんの妹で、エッちゃんの前にシェステのママをしていた女性である。
「うん、そう・・・・僕もね、マーちゃんが好きだと思ってたんだよね。・・・・だけどさあ、よく考えてみたら、ホントはエッちゃんの方が好きだったって事に最近になって気が付いたんだよね・・・・!!」
・・・・と、僕が言うと
「そうかなア・・・?」
と、未だに不審顔の軍ちゃん・・・・
「うん、そうなんだ。・・・・僕がバカだったんだよ・・・・だって、自分のホントの心に気が付いてなかったんだから・・・・」
と、僕が言ったトタン、会長がガハハハハハ・・・・と笑って
「おい、エッちゃん、エッちゃん・・・・聞いたかよ・・・・八岳さんがお前のこと好きなンだってよ・・・・」
と、エッちゃんに言うと
「なにバカなこと言ってんのヨ・・・・!!」
・・・・僕が注文したミルクティーを作りながら、エッちゃんが会長に言う。すると、会長が僕に言う。
「八岳さん、どうする? エっちゃんが、”なにバカなこと言ってんのヨ・・・・!!”って言ってるよ・・・・」
「エッちゃんには何に言われてもいいんだよ。・・・・そりゃあ、バカだのチョンだのって言われりゃ、物凄くつらいけどさ・・・・エッちゃんに対する僕の気持ちは全然変わらないから!!」
・・・・と言ったとたん、
「イヨーッ!!」
「ガハハハハ・・・・・」
「ゲホッ、ゲホッ・・・・・」と飲んでいた水にむせるヤカラ
その反応は、各人各様である。「ンもう・・・・!!」
ひとりエッちゃんは、僕を睨むまねをしたが、その目は(・・・・もう、どうしようもないんだから・・・・)と言いたげに笑っていた。・・・・世の中かは、何んて平和なんでしょう!!
1999-02-03 (水) ヒュッテ
午後 6 時、松原湖着。
夜、O氏の所に電話をしたら、中学生の息子さんが電話に出てきて
「お父さんは、入院しています・・・・・」との事。
「えーっ、ホント??」ビックリしてオオム返しに聞き返すと
「ホントです。・・・・佐久病院に入院しています・・・・」
「一体、どうしちゃったんだよ? ・・・・病気?」
「違います。スノーボードやってて、転んで怪我をしたんです・・・・」
「足の骨か、手の骨でも折ったの・・・・?」
「・・・・それなら、いいんですけど、頭を打って体が言うことを効かないんです・・・・」彼の話を要約すると
O氏は 1 月 16 日に、近くのスキー場でスノボに乗っている最中に、転倒し頭を打って入院中・・・・との事である。来週、休みの日にでも、早速、見舞いに出掛けよう。
1999-02-04(木) 快晴 ヒュッテ L = ー16, H = -2
流石(さすが)、厳寒期の松原湖・・・・一日の最高気温がマイナスである。
(つづく)
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