(2003-09-14:自宅)深夜・・・・・・
ホームページに、今日の日記を書き込んでいたら
突然、 外で、バラバラッという音がした。
「何んだろう・・・・・・?」
と思って、耳を澄ますと・・・・・・真夜中のひどい夕立だった。
雨が大好きな僕のことだ・・・・・・
慌てて、窓際に飛んで行って、窓を開けると
熱帯夜の部屋の中に、サッと吹き込んで来る
冷たい雨飛沫(あめしぶき)を
何回となく胸の奥まで吸い込んだ。
でも・・・・・・暫くして気が付くと
路地の入口の所に、一列に並んで掛けられた
氷川神社大礼祭・・・・・・と書かれた提灯の灯りが
ひどい雨の中で、ひとり煙(けぶ)り泣いている様で
何か、妙に哀しくなってしまった・・・・・・
もしかすると・・・・・・
一日中、お囃子が鳴り響き
子供達が引く太鼓の音や
お神輿を担ぐ掛け声で賑わう
昼間のこの路地の事を思い出した為かも知れない。
(2004-06-08 掲載)