2008-06-21(土)   曇のち雨   ヒュッテ   気温(最低= 7℃、最高= 14℃)

 一週間前より天候が心配されていた、今年の 「フィンランド夏至祭 in 松原湖」。 2002年にスタートして以来第7回目にして、初めての本格的な雨に見舞われた今回のフィンランド夏至祭でした・・・・・・

 それでも、その雨の中で・・・・・・開かれた開会式!

まずは、午後5時の開会時刻が来ると
観光協会長の黒澤弘さんの元気でエネルギッシュな
ユーモア溢れるスピーチが・・・・・・
スピーカーから雨の草原に流れ
       

ついで小池町長の
・・・・・・この町の将来の夢を見据えた
正確で要領のよいスピーチが
会場の隅々まで響き渡り・・・・

フィンランド側を代表して商務参事官からの
流暢な日本語による素敵なご挨拶が
会場に集まった参加者の心の中に溶け込んで生きました。

以上お三方のご挨拶が終わると、
恒例の 「キッピス!」(フィンランド語の “乾杯!”
・・・・・・更に・・・・・
Honka Japan の Marko Saarileinen 氏から
これも流暢な日本語による
Kokko (夏至祭のときに燃やす大きなファイヤ)の説明があり・・・・・・

プティリッツァ・コンサートの幕が
切って落とされ
賑やかな夕べのひと時となろうとした頃から

残念!!
     
夕方から振り出した雨がひどくなって来たため・・・・・・
プログラム3番のマージビートの演奏だけを
この野外ステージで行い
あとは音楽堂ヤルヴィ・ホールで行なう事に急遽変更

雨の中を楽器その他の大道具・小道具を
大急ぎで片づける一幕がありました。

でも、どうしてどうして・・・・・・

野外会場のテントの中では、その雨にもめげず
大勢の参加者が
ご馳走に舌鼓を打ったり
賑やかな話に花を咲かせておりました。
      

山菜お強(おこわ)のコーナーに
現れた事務局長・・・・・・
      

午後5時半・・・・・・
30分早やめて、フィンランド人達により点火された
巨大コッコ・・・・・・
写真では、一見、晴れているように見える空模様ですが
実際は結構な雨が降っているんです・・・・ハイ!
       

日没間近の高原は
ひと息ごとに、日が落ちて行くのが分かります。
        

ヤッホーの卵コーナーの皆さん達
明るい笑顔が素敵です・・・・・
              

夕暮れ間際の長湖に浮かぶ湖上コッコも・・・・・・
30分時間を早めて点火をされました。

どうです・・・・・?

素敵な静けさでしょう・・・・・・?!

と・・・・・・ここで、筆者のカメラに突然の異変が・・・・・
 まだ、十分に寿命がある筈の充電池に
「間もなく電池が無くなります!」の
注意信号が点滅をし始めたのです・・・・・・

全く予期していなかった事態に驚いた筆者
急遽、ヒュッテにとって帰し
応急充電をして、現場に戻ってみると・・・・・・
     

もう辺りは、とっぷりと日が暮れ
湖上コッコも間もなく燃え尽きようとしている有様。
       

一方の広場高台の巨大コッコも
ご覧の通り・・・・・・

ですが、音楽堂のヤルヴィーホールでは
まだまだ、プティリッツァ・コンサートは続いている筈

・・・・・・っていう訳で、
音楽堂に行ってみると・・・・・
      

やっていました。
やっていました。
ホレ、ご覧の通り・・・・・・・・
       

素晴らしくも エクスサイティング な
歌と踊りと各種の民族楽器と打楽器のオンパレード

特に、打楽器4種の コパフォーマンス は
ソウル・ブレイジングな逸品
演奏が終わってから暫くの間は
頭の中が空ッポになった感じでした。
      

最後のナンバーは
Vocal, Accoustic guitar, Saxphone による
北相木村のトリオ

雨が降ってしまった為に
大幅な進行の変更を余儀なくされた
今回の夏至祭だったけど
これも、又、一つの経験・・・・・・!!

何年かすれば、きっと素敵な思い出となって
心の中に咲き返ってくれる事でしょう!

本当に色々なハップニングがあった
今回の夏至祭でしたが
これで、今日の日記と
2008年の夏至祭の紹介を終わらせて頂きます。

The End.

     

後記: 
 これで、きょうの一日は終わったけど、明日は早朝より、今夜の後片付け、「小海町フィンランド夏至祭ウォーク 第二日目」 の取材、それから美術館の新しい展示企画のテープカットが待ち受けています。 そんな事を考えていたら、思わず心の中で叫んじゃいました。
 「ヨーシ、それじゃあ、早く帰って寝ろっ!」って・・・・・・・・

   
      

2008-06-22(日)   雨のち曇   ヒュッテ   気温(最低= 8℃、最高= 15℃)

 フィンランド夏至祭は、毎年、フィンランド本国に合わせて、6月20日〜26日の間の土曜日に行なわれることになっており、昨日行われた今年の夏至祭は、2002年の スタート以来はじめて、ずぶ濡れの雨の中で行なわれましたが・・・・今年からはこの夏至祭に合わせて、フィンランドが発祥の地となっているノルディック・ウォークのイヴェントが行なわれる事になりました。 
 このノルディック・ウォークは、2本のスティックを両手に持って、両手両足・・・・したがって体全体を使って歩くスポーツですが、毎月1回、日を決めて町が主催する夕方のウォークに私も参加する事にしていますが、歩き終わった後の爽快感が素晴らしく、半分病み付きになっています。

 ついでに言っちゃうと、この 「小海町フィンランド夏至祭ウォーク」 の主催は、(1) 小海町フィンランド夏至祭ウォーク実行委員会、(2) 小海町、(3) 日本ウォーキング協会 (4) 長野県ウォーキング協会 の4者となっています。

 さて、今回の第1回の小海町フィンランド夏至祭ウォークは、昨21日と今日22日の二日間にわたって行なわれましたが、昨日は色々なスケジュールが輻輳して、取材が出来ませんでしたが、今日の2日目の模様は、個人的にデジカメ取材をすることが出来たので・・・・・・その2日目だけで恐縮ですが、その模様をここにお送りする事に致します。

 ところで、今朝の僕は5時半起き。
 朝食を済ませると、愛車のジムニーを駆って、今回の会場の松原湖スケートセンターに行ってみると、もう八十二銀行のご担当の方が、準備のためにいらしていたので、5分ほど話をしてから、昨日のフィンランド夏至祭の会場に急行。テントの折り畳みや、その他の片付けの手伝いをし、先程のフィンランド夏至祭ウォークの会場(松原湖スケートセンター)に戻って来て見ると、もう、かなりの数の参加者の皆さんが スタート地点に集まって来ていました。

 ・・・・・・では、そこから、今回のイヴェントの紹介を始める事にいたしましょう・・・・・・!!
       

どうです・・・・・・?
こんな具合に、もう大勢の皆さんがスタート地点に
集まっていました。
昨日の参加者は 119名、本日の参加者は 125名。
参加者の皆さんが両手にスティックを
持っているのにご注意下さい・・・・・・ハイ!
       

出発前のひと時、
参加者の皆さんは、記念写真を撮ったり
歓談をしたりと、思い思いのひと時を
過ごしていました。

・・・・・・と、昨夜のフィンランド夏至祭の
打ち上げ会でお会いした
東京からいらした素敵な女性2人に偶然再会して
双方ともビックリ・・・・・・

「おやまあ」、「あらまあ」という訳で
寸時の話に花が咲き
お二方の写真を撮らせて頂くことに致しました。

いつの日か東京でもお話が出来るといいですネ?
僕も東京出身ですので・・・・・・
     

一方こちらでは・・・・・・
町長さんが、参加者お二人と記念撮影中・・・・・・
そのお二方の OK を戴きましたので
ここに、写真をアップさせて頂きます。
       

その後・・・・・・・
その町長さんの挨拶に続いて
長野県ウォーキング協会長さんのご挨拶を戴きました。
      

・・・・・・こちらは、町役場を代表する方々の面々。
 その他にも大勢の役場職員の方々が
会場に詰めていましたが
持ち場がアチコチに分散していましたので
写真の撮影は出来ませんでした。

皆さん、色々とご苦労様です。
       

プログラムは先に進み
本日の 8km、10km、12km、15kmの
ウォーキング・ルートを説明する
ウォークライフ・マイスターの木村さん。

このマイスターは
ウォーキングの指導者を指導する
資格ナンデありんすぞ!
エヘン、エヘン(←筆者の咳払いです)
      

ウォーキング・マイスターの説明を聞きながら
自分達が歩くルートを確認している
参加者の皆さん・・・・・・
       

それが終わると・・・・・・
出発前のウォーミングアップ!!
       

見慣れた顔の皆さんが
何人かいらっしゃいます・・・・・・

ナーーンチャッテ・・・・!
        

先刻の町長さんも
アキレス腱を伸ばして・・・・います!
      

ホラ、ご覧下さい!!
結構な数の参加者でしょう・・・・・・!!

だって、北は青森県・・・・・
南は徳島県からも参加なさった方が
いらっしゃるのですから!!
        

おやおや・・・・!
コチラでは・・・・・・
小海町アルプホルン・クラブの皆さんも
ファンファーレ演奏前のウォーミングアップを兼ねて
準備体操に参加中・・・・・

イイデスネェ〜〜!!
      

全ての準備が整ったので
「いざ出陣!」ならぬ「いざ出発!」の掛け声

エイエイオ〜〜〜ッ!!

・・・・を上げる、大阪のウォーキングマイスターの Kさん
       

それに呼応して響き始めた
小海町アルプホルンクラブの皆さんが演奏する
アルプホルンのファンファーレ・・・・・・

ご存知ですか
このアルプホルンで遠くの山に向かって
山の歌を演奏すると
その音楽が、その山の木霊(こだま)となって
演奏者の許に戻って来るのを!!
        

サア、いよいよ出発です・・・・・・!!
と、突然、会場に流れ出した
手風琴が奏でるアルプスの山の音楽。

その山のメロディーに送られて
ウォーキングを始めた参加者の皆さん・・・・・
      

  

・・・・・・そうです・・・・・・
この軽やかな音楽を演奏しているのも
小海アルプホルンクラブの皆さん達・・・・・・

どうです?
軽やかなアルプスのヨーデルが
聞こえて来るような気がしませんか・・・・・・?!
          


軽やかな山の音楽に送られて
ウォーキングを始めた
本日の参加者の皆さん達・・・・・

ここで、一つ説明を加えさせて頂きますと
このウォーキングは順位を争う競争ではありませんので
ユッタリとした素敵なウォークを楽しむ事が出来ます。
        

だから、ご覧下さい・・・・・
小さな小学生の皆さんが
大人の皆さんに混じって歩き始めた時の
素敵な笑顔を・・・・・・
       

    会場を出ると・・・・・・
直ぐに皆さんは山の中に入っていきます。

元気で、ウォークを楽しんで来て下さいね!!

という事ですが
本来ならば、この後の写真も引き続き
撮り続けたかったのですが
・・・・・・この後、私は町の高原美術館で開かれた
新しい企画展のテープカットに列席する為
残念ながら、取材を中断するの
止むなきを得ませんでした。
      

そして、その後・・・・・・
私が再び会場に戻って来たのは
本日の最終組の皆さんが
無事に帰還したのを確認した
役場の皆さん(胸が黄色のヴェストを着た2人)が
会場に戻って来た時の事でした。

これで、今日の日記は終りですが
こんなに素敵なイヴェントが
私達の町に新しく加わった事を喜ばずにはいられません。

このページをご覧の皆様
宜しければ、来年の夏至祭ウォークに
参加なさいませんか??

きっと高原の初夏の素敵なひと時を
過ごすことが出来ると思いますので・・・・!!