2009 10 月の高原日記
       

   
2009-10-03 (木)   晴   仙了庵  気温(最低= 9℃、最高= 24℃)

 世の森羅万象は時々刻々変化している。
 ・・・・・だから、移ろい行くこの世のものに執着する事は愚かしいことではないかと、最近の僕は沁み々々思うことがある。
 でも、物事に執着しないって、何て難しいんだろう・・・・・・?
        

2009-10-07 (水)   雨(台風 8号)   仙了庵   気温(最低= xx℃、最高= xx℃)

 台風 8号が、本州の東海岸を通過していた為、一日中ひどい雨に見舞われた。
 夕方、KKが雨にやられちゃうと大変・・・・・・と言いながら、 203号室を見に行って来た 2号室)。

2009-10-17 (土)   晴のち雨   ヒュッテ   気温(最低= 6℃、最高= 19℃)

 静かな雨模様の秋の午後、庭仕事をしていたら、山椒の実が赤くなっているのに気が付いた。 

 ・・・・・・辺りはとても静か・・・・・・  耳を澄ますとカラマツはやしを吹き抜ける風が微かに揺れているだけ!  美しい! 僕は思わず、心の中でソッと呟いていた。
            

  

2009-10-20 (火)   晴   ヒュッテ   気温(最低= 6℃、最高= 19℃)

          


     
秋の陽(ひ)は釣瓶落とし・・・・・・
       

秋も今頃になると
・・・・・・午後の4時半には・・・・・・もう
低い太陽は
ヒュッテの西側のカラマツ林に隠れ
辺りの空気は
急速に冷え込んで来る

    
ヒュッテには
釣瓶井戸は無いけれど
 ご覧の通りに
懐かしい我が家の姿が
冷え冷えとしたグレイの翳の中に沈み始めると
この美しい一行の詩・・・・・
『秋の陽(ひ)は釣瓶落とし』が
ユックリと・・・・
頭の中を横切って行くから不思議だ

     
僕は・・・・・
こんなヒュッテが大好きである。

   

    

2009-10-24 (土)   曇のち雨   仙了庵   気温(最低= 14℃、最高= 18℃)

 今日から屋根瓦のずれ補正の工事が始まった。
 思えば昭和55年にこの家を建ててから29年、よくも長いこともって呉れた物だと思う。
 特に素晴らしいと思うのは、割れた瓦が一枚も無かった事。

 とてもホッとします。




2009-10-26 (月)   雨   仙了庵   気温(最低= 13℃、最高= 16℃)

 明日からリビングルームのリフォームが始まる為、今日一日は、工事をし易くする為、部屋の中のものを全部別室に移動させる・・・・・・という準備に追われた。 中でも一番大変だったのは、AV機器を移動させること、(何故かっていうと、全配線の接続先を書いた紙切れを、それぞれの配線に付けておかなくちゃいけないから)だった。

      
            

2009-10-29 (木)   晴   ヒュッテ   気温(最低= 6℃、最高= 17℃)



    

筆者 八岳晴耕 は・・・・・・
典型的な 宵っ張りの朝寝坊である。
    

ベッドに入るのが
朝の2〜3時
・・・・・・なんて言うのは日常茶飯事。
遅い時なんぞは
6時半〜7時なんていう時だってある程!
     

その寝坊助の筆者が
『 ヨーシ 明日は 6時半に起きてやる!』
と息巻いた事がある!
     

それは
水平に差し込む朝日に燃える
紅葉の八ヶ岳の写真を撮ってやろう・・・・と
思った時の事である。
     

その時、撮ったのが
上の写真です。
      

どうです?!
    
・・・・・・ちょっとガスってるけど
素敵な写真でしょう?
                    

            

2009-10-30 (金)   晴   ヒュッテ   気温(最低= 7℃、最高= 19℃)

 27日午前5時30分、鷹野茂樹さんが他界され、今日は告別式に参列したあと、灰寄せに参加させて頂いた。 茂樹さんには、色々とお世話になったほか、思い出に残る話を沢山聞かせて頂いた。 そもそもの話、僕がご当人と出会った経緯から考え始めると、人生って、本当に研ぎ澄まされた偶然な巡り合わせの連続である事に気が付き、改めて、その不思議さに驚かされてしまう今日この頃である。

 ところで、僕は今日中に、どうしても東京に戻らなくてはならない。
 明日、東京の自宅 仙了庵 の屋根の修理と、リビング・ルームノリフォームが明朝完了する為、その引渡しに立ち会わなければならないからだ・・・・・・
 その積りで、今回は、水抜きをしてあるヒュッテの水まわりの使用を極力おさえたけど、今朝、食器を洗った後、洗い桶のお湯を流した時、トラップをはずしてあった下水管の中に、ティースプーンか果物フォークを流し込んでしまったかもしれない事に気が付いた。 ・・・・・・お湯を流した後その事に気が付き、慌てて、スプーンとフォークの本数を数えてみて、どうやらこうやら本数があってるので、大丈夫だと思うけど確信は無い! なにせ、ヒト呼んで 『能天気』 な僕のことだ! もしかすると、『もしかした事』 を、やってしまったかもしれない! 

 とは言え、『やってしまったかも知れない』事は、、『やってしまったかも知れない』事だ!!
 今更、慌てても仕方ない。

 もし、そうだったとして、将来下水管な何等かの不具合ができたなら、それは、その時に考える事にいたしましょう・・・・・・