2009 03 月の高原日記
    

2009-03-02 (月)   晴   ヒュッテ   気温(最低= -10℃、最高= 3℃)

 15:23 の あさま 531 号で、小海に戻って来た。 ヒュッテに着くと、気温は -10℃ ・・・・・・・随分と冷たく感じたものだったが、それでも例年と比べると、考えてみると、ことしの冬の暖かさは、本当き異常だ。 冬の間は、それでもいいとしても、このあと夏になったら、巷で噂されているように、とてもつない大雨が降るのではないかとついつい思ってしまう。 全く、この地球も変ってしまったものである。

    

     

2009-03−04 (水)   晴   雪時々曇   気温(最低= -5℃、最高= 3℃)


 

     
2月中は雨ばかり降っていたけど

3月に入ったら、今度はこんな具合の雪。

例年に比べたら、雪の量は
比べ物にならないくらい少ないけど
・・・こうして降った雪を一人静かに眺めていると、
「雪ってホンとにいいな!・・・・と、
沁み々々と思わずにはいられない。

              

   

2009-03-14 (水)   晴   ヒュッテ   気温(最低= -5℃、最高= 7℃)

 ここに三日暖かい日が続いていたたと思ったら、今日は又、夕方から急に冷え込んで来た。
 地球温暖化を地で行くような、異常気象がつづいているけど・・・・・そのなかにあっても、まさに三寒四温の言葉通りの気候の移り変わり。 このようにして、季節は移り変わっていくのだろう。

 今、時刻は午前3時半。
 耳を澄ますと、窓の外で雨音がする。オカシイなと思って、耳を欹て(そばだて)てみると、部屋の中の加湿器の音だった。
 ふと、遙かな思いに駆られて、窓のカーテンを開けたら、南東の白樺林の上に、さそり座の頭の三ツ星が見えていた。
 いつも思うけど、お星様って、どうしてこんなに綺麗なのだろう?

    


 

     
松原湖高原には昨夕も雪が降りました。
例年だったら・・・・・・
まだまだ雪深いヒュッテ周辺ですが
異常に暖かい暖冬の今年のこと
お昼前には、その雪も消えてしまいましたが・・・・

午後・・・・・・
今年初めて小海軽井沢に出かけてみました。
そうしたら・・・・・・ご覧の通り
静かな山間に
ザゼンソウの花がヒッソリと開いていました。

この花をジッと眺めていると
衣(ころも)をまとい、静かに座禅を組んでいる僧の姿が
彷彿として思い出され・・・・・・
ザゼンソウとは、実にウマイ名前を付けたものだと
この和名を付けた命名者に
快哉のエールを送りたくなります。