2008 年 10 月の高原日記
2008-10-02(木) 晴 二合庵 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
東京は銀座・・・・・・
銀座はかの有名な四丁目の交差点より
歩いてほんの1〜2分の所に
超有名なライヴハウスの老舗 『タクト』 があります。『八岳さん、私 趣味でシャンソンやっているの。
一度お聴きになって・・・・・・』
という案内を貰い、銀座タクトに初めて行ってみました。
どんな歌を聴かせてくれるのかな・・・・
と、舞台を待つと
のな という名前で、全く別人!
すっかりと Singer の雰囲気になって登場。
驚いた事。
舞台に上がったトタン・・・・・
ご覧の通りの変身をとげちゃったんだから
筆者の僕にとっちゃ・・・・その驚きは
まさに、数学で言うオッタマゲーションの 3乗 ! ! !まずイタリア語でカンツォーネを2曲。
『私、普段は無口な事務員さんよ、うふふふ』
と言っていた彼女が、
体いっぱいの力で歌っているでないの!『まさかねェ? あの彼女がネエ?』
『舞台でマイクを握ったトタン、コレダモンネ!』
と・・・・・ボヤキに似た、
独り言を繰り返すこと、シチゴの35日間!!
その為に、この映像の
アップロードがこんなに遅れてしまったのです。
それに、比べると
八ヶ岳山麓で、仙人よろしくの生活を送っている
このサイトの管理者の僕なんかは
薪を割ったり、草刈器をブンブン回しているのが
精一杯の守備範囲・・・・・だから、こんな風に
マイクを握った瞬間に、心の中まで・・・・・・
『恋する女性』に変身でき
華やかな衣装メークで別人に化けたりして、
アッと言う間に変身できる女性なるものが
本当に羨ましく感じられます。それと、あと一つ・・・・・
女性の横社会というのが、われわれ男性と比べると
実に素晴らしい・・・・・!!
下の写真は、その横社会の一例。
のな が歌うって言うと・・・・・・
こんな風に、美人のお友達が集まって来ちゃうんだから
素晴らしい・・・・・しかも・・・・・
集まって来た、このお嬢様たち・・・・・・
お互いに話している事を聞いていると・・・・・・
昔、昔、われわれ男の子達が、絶対に真似の出来なかった、
少女達の会話の域を全く出ちゃいない・・・・のに!
それでいて、その会話を聞いている僕の心を
こんなにも、乱しちゃうのだから
ホントに 『女』 っていう生き物は、可愛らしい魔物であることに
・・・・・・間違いありません!!
のな の歌仲間の女性達は
初対面にしてフレンドリーで
以前からの友達みたいに僕と肩を組んでくれました。
なんか海外に行ったときのような
大らかなノリって言うのでしょうか。
余りの非日常に・・・・
僕の鼻の下がすっかり伸びていることが
お分かりでしょう。(以上、10月02日 記)
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..
・・・・・・ここから先は、
それから一ケ月以上たった
(11月06日記入 @ ヒュッテ!) の・・・・・・
ライヴ当日の日記の追記部分です。サテ・・・・この日のライヴは、
15分間の休憩をはさみ前半と後半に分かれていましたが
前半のライヴが終り、この休憩時間となると
当日の 7人の女性 歌手 達は
それぞれのお客様の前に現れ・・・・・・
・・・・挨拶を始めたが
のな も・・・・・・美人のロシア人女性を含む
色々なお友達と挨拶を交わしながら
こちらの方に近付いて来て
僕と目が合うと・・・・・
『いらして下さって有り難う!』と言ったので
すかさず・・・・・・
パフォーマンスの素晴らしさに感動した僕が
『のな 本当にすばらしかったヨ!
あんまり素晴らしかったから、恥かしさナンカ何処へやら
ンもう、バチバチ写真撮っちゃったカンね!』
・・・・・・と、持っていたカメラを見せながら言うと、
僕の言い方が可笑しかったのか
冗談まじりに・・・・・・
『どうも有り難う・・・・・・でも、美人に撮ってくれたかしら?』
と言ったので、間髪を入れず
『バッチシ、バッチシ!・・・・もう美人に撮ったもコンコンチキ!』
と、言うと、のな の笑うこと、笑うこと!
その仕草がとても可笑しかったので
『・・・・・・でも、一緒に写真撮ってくれないとツマンナイ!』
と、膨れッ面をしたら
『イイワヨ! 撮って、撮って・・・・一緒に!』
と言ったかと思うと、
上の写真の右端の Nさんという美女が
とても気配りな方で
『いいわよ! ホラ、二人でそこに並びなさい・・・・チャント!』
と、お姉様口調でテキパキと言うと、
僕のカメラのシャッターボタンを押して下さったのが
下の写真です。Nさんのシャッターチャンスが素晴らしく
奇跡的にハリウッド風な
ナイスシショットッとなりました。今以上に声磨きをして(歯磨きみたいだけど)
次のパフォーマンスを期待していますよ。
.
・・・・・・・チョン!
2008-10-03(金) 晴 二合庵 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
ここ数日の間、東京地方は暑くも寒くもなく、素晴らしい天候に恵まれている。
二合庵の門の脇にある百日紅は、今でも淡いピンク色の花を沢山つけていて、外出から帰って来て、我が家の門に近付くたびに、思わず「いいなあ!」と溜息をついて立ち止まったことも2度や3度ではない。そらから、あと一つ。
我が家の前の通りに面した塀の内側に、いつの間にか千両がズラリと勢揃いしているのに気が付いたことがある。 でも、もともと、この千両は、今から30年ほど前に、年の暮れのデパートの前におかれていた、一鉢 \ 1,200.- のものを買って来て、お正月の間、美しい赤い色の実が付いているのを家の中で楽しんだ後、春が来て実が落ちたものを、可哀想に思い、庭に地植えにしておいたら、いつの間にか、こんなに増えてしまっていたという訳である。言うなれば、我が家の家族も同然。
いつの間にか、その世代も子供から孫にまで増え、今や、その本数も10指に余るほど。 それを文字って、我が家の雅号を『千両庵』としようと思ったこともあったが、ふと、我が家がいつも金欠病に喘いでいるのに気が付いて、取り止めたことがあった事を、懐かしくおもいだす今日この頃である。
2008-10-04(土) 晴 二合庵 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
今日は朝からカラリと晴れて素晴らしい天気。
暑くも寒くもなく、空気も物凄く爽やか・・・・・!
そんな陽気の所為だろうか、昼過ぎのひと時、家内が・・・・・・「ねえ、皆でサイクリングに行かない?」と、僕に声を掛けて来た。
僕は自動車でも、自転車でもいい・・・・・・とにかく、乗り物に乗ることが大好き! ・・・・・・だから
「行こう、行こう!」という事になり、一家3にんで一周やく 15km のサイクリングに出掛ける事にした。
その途中、荻窪駅から左程遠くない太田黒公園でひと休み。太田黒公園はヒッソリとした佇まいの、静かな公園である。
(つづく)
2008-10-08(水) 晴 ヒュッて 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
数日前の事である。
携帯電話が鳴ったので出てみると
『・・・・八岳さん?・・・・土橋ですけど・・・・』
受話器の中で、聞き慣れた声がした。
『あ、勝一さん! な〜に?』
話してみると、畑にキノコが出て来たので
『写真を撮りに来ませんか・・・・?』
という誘いの電話だった。僕は・・・・・・
キノコの事はサッパリ分からない!
八百屋さんで売っているキノコ以外のキノコは、
全部が全部、毒キノコだと思っている。
以前、そんな事を話したら、
勝一さんは、とても可笑しがっていたから・・・・・・
こうして知らせて下さったのだろう、と思う。そんな氏の暖かい気持が嬉しくて
僕は2ツ返事で
デジカメを持って出掛ける事にした
こうして案内された場所は
・・・・・・と或る、こんもりとした雑木林・・・・・・
林内に入ると、こは如何に・・・・・?
至るところにキノコが生えていて
足の置き場も無い有様!それでも、大事なキノコを踏ん付け無いように
勝一さんの足跡の上に
自分の足を重ねる様にしながら・・・・・・
この日、僕が撮ったキノコの写真は
色々な種類があったけど
ここでは、名前を覚えている、ホンの2〜3種類の
キノコだけを紹介する事に致しましょう。
その2〜3種のキノコの名前すら
正しく憶えているかどうか
チト不安なのですが・・・・・・・!!
まず上(↑)の大きな写真がクリタケ
次に下の写真の左側(↓)の濡れている様なキノコがナメコ・・・・・・ .
そして、最後が・・・・・・下の写真の右側(↓)のキノコがシイタケ
・・・・・・でした。 合っているとイインダケド・・・・・・
![]()
その他に、あと一つ・・・・・・
60年も前の小学生時代から・・・・・・秋の七草の一つとして
オミナエシという植物が在るのは耳にしていたけど
勝一さんの畑の片隅に咲いていた
この黄色い(↓)花がそうだとは
・・・・・・今日の今日までは、チ〜〜ットモ、しりませんでした。エヘヘヘヘ・・・・・・!!
後日譚上の写真をアップロードしたのが
10月14日でしたが
翌14日夕刻、携帯がなったので
電話に出ると
『八岳さん??』・・・・・・聞き覚えのある
勝一さんの声である。
瞬間、ピーンと来た僕は、先回りして彼に言った
『(キノコの名前は)・・・・・・間違ってた?』
『ウン、間違ってた!』上のひと言に続く会話で聞いたのが
(地元で言われている呼び名だけど・・・・・)と
前置きした後の会話で聞いたのが
左側の写真は
(ナメタケが → ナメコに!)
右側の写真は
(シメジが → シイタケに!)
に訂正されました。エヘヘヘヘヘ・・・・・・
2008-10-09(木) 晴 ヒュッて 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
気が付けば、山裾の田圃の稲は
黄色く頭を垂れていた。・・・・普段・・・・
毎日の様に田圃の脇を走っているのに
こんなにも美しい田の姿に
ちっとも気が付かないなんて・・・・と、
どうしても訝しく思ってしまう。暫く考えてから
「ああ、そうか・・・・」と、やっと気が付いた。
普段の生活の中で
田や畑というものの存在が
余りにも身近な景色となっている為に
その変り行く姿に
目が留まらないのだ・・・・と!そして、その後で
僕はもう一度気が付いた
そうか・・・・・自分は何時の間にか
この美しい景色の小さな町の
住民になっていたのだと。人生ってホントに
何んて素敵なんだろう・・・・・・!
2008-10-10(金) 晴 ヒュッて 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
最近、困った事に、愛車 Jimny のエンジンキーが鍵穴に引っ掛かかる様になって来た。
そこで、今日の午後、しんわオートに電話を入れて事情をはなすと、受話器の中から、それはキーボックスの中身が磨り減った為で、酷くなってきたら、キーボックスを交換しないといけないかも知れない・・・・・という社長の声が聞こえて来た。
( え? そんなことってあるの?)と、驚いた僕は、大至急、そのキーボックスとやらを、取り寄せて、交換して欲しいとお願いをした。 ・・・・・・キーケースが完全にイカレル前に部品が届くといいんだけど・・・・・・
2009-10-13 (月) 晴 ヒュッテ 気温(最低= -5℃、最高= 7℃)
今朝
2008-10-19() 晴 ヒュッて 気温(最低= 17℃、最高= 23℃)
さる10月中旬のことである。
何かの用事で、
我がヒュッテから左程遠くない
アルプホルンの鬼久保別邸に電話を入れたら
電話に出て来た鬼久保大将が
・・・・電話の主が僕だと分かると・・・・
『チョードイイトコ! 八岳さん、出掛けて来ない?
・・・・皆んな居るから・・・・!』と
受話器の奥から、元気な声で僕を自宅に招いて下さった。
・・・・・・でも・・・・・・
『エエッ? だって今、晩ご飯の用意始めたとこだモノ〜〜!』
って言ったら
『じゃあ、ウチで食べたらイイヨ・・・・・・!
皆んな居るからサァ〜!』
・・・・・・っていう説得口調になり、
『じゃあ、待ってるからねェ〜〜!!』っていう
フィナーレで終わってしまいました!(ま、イイカ・・・・・・向こうの方がご馳走がありそうだし・・・・・・)
ナンテ考えながら、出掛けてみると
ご馳走は食べ物だけじゃなく
・・・・・・音楽のBGM付である・・・・・
楽器もアコーディオンならぬ手風琴あり
コントラバスあり、
スイスの牛が首にぶら提げている Cow Bell あり、
三角形の胴にスチール線を張り
それを弓で奏くナントカ(?)という楽器があり
入れ替わり、立ち代りの
賑やかなホームコンサートの一大イベントとなってしまった!
その間、僕一人がご馳走を食べまくっている
王侯貴族の取り扱い・・・・・・
最後は昔の懐メロや・・・・・
小学校唱歌の合唱になり、飲めや唄えの秋の夜更けは
楽しく過ぎて行きました。ところで
・・・・・・昔、昔の学生時代
ヘルマン・ヘッセの小説やドイツ詩人の詩を読んだりしていると
ラテン語学校生がヴァイオリンを奏いたり
ジプシーの辻音楽師が
街角で燃えるように情熱的なギターを奏で
肉屋と石工と靴屋の3人が
ビールを飲みながら
ヨーデルを歌う場面などに行き当ったモノだったけど
今夜の集いはそんな場面を彷彿とさせる
楽しい秋の夜の
ホームコンサートとなってしまいました。そのあいだ中・・・・・・
何枚かの写真を撮り、最後に
『今夜の写真を、僕のホームページのトップに
載せてもいいかナァ・・・・・・?』
と訊いて、皆さんの OK を戴いたものの
アップロードが遅くなっちゃって
ゴメンナサイ!!でも・・・・サア・・・・何方でも結構
当日のメンバーので、
このページをご覧になった方がいらしたら
何でも結構です
掲示板にひと言、お書き頂けませんか?
楽しみに待っています・・・・・・
ので・・・・・・!!
(10月19日 八岳晴耕撮影)