2008 07 月の高原日記

    

2008-07-05(金)   晴   二合庵   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 僕は喫茶店に出掛けるのが大好きだ。
 出掛ける時には、読みかけの本を持って行って、大好きな紅茶を飲みながらその読みかけの本を、読んで来る。
 きょうもそうだったけど、「世界の歴史」の第6巻を持って行き、夢中になって1時間ほど読んで来た。場面は第1次大戦が始まる前のヨーロッパ。・・・・・・その当時のヨーロッパ諸国間の各国の内情や、諸国間の鬩ぎ合いは、読んでいるものを思わず引き込んでしまう、人間の持つ性の哀しさに満ち溢れている。
 その情況は、現在の・・・・・・CO2 削減の G8諸国のあり方をみていると、その当時と、自分の国の利益を最優先にするという点に置いては、根本的には大して変っちゃいないと、どうしても思ってしまう。

 理性のある我々人間である。
 もう少し、南の海に浮かんでいる珊瑚礁の国々の事を、考えられないものだろうかと、どうしても思ってしまうが、如何なものだろうか?

  

2008-07-09(水)   晴   ヒュッテ   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 気が付けば、この間から咲きかけていた、ヒュッテの石垣の間に生えているスイセンノウの花が満開になっていた。
 どうです? キレイな花でしょう???

 実は、この花、初めてこの松原湖高原で始めてみた時は、花の名前すら分かりませんでした。 ですので・・・・・・・そのあと、植物辞典をひらいて見ても、この花の写真を見付ける事ができなかったので、地元の花好きの人達にきいてはみましたが、誰も知らない人ばかり。
 仕方が無かったので、自分でこの花に 「ピンクレッド」 という名前をつけ、この高原日記や詩集 「白樺色の風」の中でも、その花の名前を何回か使った事があります。 でも、何とかしてこの花の名前を知りたいと考えている時、フト、「そうだ! インターネットを利用しよう!」と思いつき・・・・・・花が大好きな知人のサイトの掲示板に写真を載せて、「この花の名前を教えて下さい」と書き込んだら、何んとその翌日には、「その花はスイセンノウです」というリターンカキコがあったという訳!
 本当に、世の中は大変な世の中になってしまったものですネ〜〜〜〜!!

        

  

2008-07-11(金)   晴   ヒュッテ   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 町に出掛けた時、よくする事だけど、今日も 「せいりゅうふれあいばし」 のベンチに座って、千曲川の川風に吹かれながら、小一時間、辺りの景色や川の流れを眺めて来た。

  

2008-07-13(日)   晴   ヒュッテ   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 今朝、気が付けば、ヒュッテの周囲に、卯の花の清々しい花が満開になっていた。この潅木を見ていると、よく思うことだけど、昔、

    卯の花の匂う垣根に
       ほととぎす早やも来鳴きて

という美しい、小学校唱歌があったのを思い出す。
 でも、その後で、必ず思う事は、この卯の花の木の垣根なんか、本当にできるものなのかしら? ・・・・・・と、どうしても思ってしまう。

 それとも、僕が 「卯の花」 の木だと思っている木が間違っているのかしら・・・・・・とも思ってしまう。 こんど、植物辞典でよく調べてみる事にしよう。

 さあ、今日の一日も、とても忙しくなりそうである。




    

2008-07-17(日)   晴   ヒュッテ   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 以前はあんなにも嫌いだった料理が、この頃は少しづつだけど面白いと思い始めたのだから、人生なんてホントに不思議なものである。
 どうして、そんな風になっちゃったのかは、僕自身にもよく分からないけど、兎に角、自分で作ってみると、画一的なレストランやスーパーで売っているものの味付けよりも、自分の好きな味を作り出すことが出来る・・・・・・というのが、一番の理由のようである。

 と、チョット気取った事を言っては見たけれど、自分で作ることの最大の欠点は、兎に角、手間と時間が掛かるという事である。 特に忙しい時には、本当に面倒臭いと思うことがあるものである。

 その中でも、特に面倒なのが、朝食のサラダ゙つくりである。
 家内なんかに言わせると、
 「あら、どうして? サラダなんか簡単じゃない!」と言ったあと、
 「サラダなんか、鼻歌を歌っている間に出来ちゃうわヨ!」とは言わなかったけど、兎に角、料理の中でも、一番簡単なレシピの部類に入るようである。

 でも、僕にとっては、どうしても面倒臭いものの一つに入ってしまう。
 そこで、前もってサラダの作り置きというものが出来ないものかと色々考えつつ、試行錯誤をしているうちに、とうとう僕なりの方法を見付けてしまったのだから、下手な鉄砲もかず撃ちゃ当るってことになるかも・・・・・・・

 その作り方のレシピを次に書いて置くことにするが、この作り置きのサラダの栄養価・衛生度などは全くの未知数である事を付記して置く事にしたいと思う。・・・・・・なにしろ、ズブの素人の僕なんかが考え出した料理の作り置き方法だから・・・・・・
 従って、読者の中の誰かさんが、このレシピに沿って、この作り置きサラダをお作りになるのはご自由だが、何かトラブルが起きても、当方は一切関知しませんので、その点だけは予めお断りして置きます。

 と言うことで、早速、その説明に入ります。

先ず最初の一歩は、兎に角、
冷蔵庫の中の野菜のうち、サラダにしたいものを選び
そのみじん切りを作り
ラップをかけて 2分間の間だけ電子レンジでチンをします。
今朝の我が家の食材は
キャベツ1/4 個、キューリ2本分
それに、ニンジンが2本と言う
簡単な素材だけでありんした!!

上の写真は、もう、2分間のチンをした後の食材です。
 

次に、出来上がったチン野菜を
ボウルの中で、兎に角、よく混ぜ合わせ・・・・・・
        

その次に・・・・・・、
こうしてタッパーウエア(1.4リットル)の中に入れれば
ハイ、これでイッチョウ出来上がり・・・・・・
これだけ作っておけば
3〜4日の朝食のサラダは作らなくって済むというもの。

このサラダの一番の要点は
兎に角、新鮮な食材を電子レンジで2分間チンをして
殺菌をして置くことでした。
      

あとは、こうしてご飯の際に
美味しく戴くだけの話である。

ア、それから忘れないうちに、ひと言!
この作り置きのサラダを戴く時は
いろいろと食べてみた結果
ポン酢が一番おいしいようです。

上の写真は今朝作ったばかりの朝食の写真でありんす。

   

    

2008-07-18(金)   晴   ヒュッテ   気温(最低= ℃、最高= ℃)

毎年のことだけど
この時期になると、兎に角、雑草の伸び足の速いこと!

それにしても・・・・・・
こんなに雑草が生い茂っていると
とても暑苦しく感じるから不思議です・・・・・・

標高 1,281mの高原にあるヒュッテは
見た目より、本当は
ズットズット涼しいのに・・・・・・

 横




2008-07-20(日)   晴   二合庵   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 横浜市の三ツ沢体育館で、全日本の知的障害者の卓球選手権大会が開かれ、

    

    

2008-07-21(月)   晴   二合庵   気温(最低= ℃、最高= ℃)

 午後のテレビニュースで、中部地方と関東地方の梅雨明けを報道していたけど、梅雨が明ければ、次には猛暑が襲ってくる。

 全く、東京のクソ暑さは、八ヶ岳の山麓に棲んでいる僕には、本当に大変なもので、家の中に居ても、汗が噴出してくる有様に、思わずTシャツをかなぐり捨てた後、それでも暑いので、思わず皮膚まで脱いでしまい度くなるほどである。

      

     

2008-07-25(金)   晴   ヒュッテ   気温(最低= 18℃、最高= 28℃)

 午前中、草刈をしようと思ったが、最近、草刈機を始動する時、なにががエンジンが掛らなくなっているのを思いだした。
 「じゃあ、どうするだい?」
 一瞬、たじろいだ僕だったけど、フト、以前・・・・・・ヒュッテの隣の別荘の N さんが、草刈機のエンジンが掛らない時は、「プラグにカーボンたが溜っている事が多い」と言っていたのを思いだした。 
 「それじゃァ・・・・・・これから、草刈機を分解してみようじゃんかい!」とは、思ってはみたものの、草刈機のプラグが何処にあるのかさえ、分かっていない自分であることを、フト思いだした。