2008 01 月の高原日記

    

2008-01-01(火)    快晴     二合庵    気温(最低= 0℃、最高= 10℃)

 新しい年がやって来ました。
 昨夜の大晦日、テレビの色々な番組を見たり、年越し蕎麦をたべたりしているうちに、いつの間にか午前2時。お陰様で、家族3人とも、今朝、目を覚ましたのは午前9時過ぎでした・・・・・・

 お雑煮を祝ったあと、お正月の二合庵の門の写真を撮る。
 ・・・・・・撮った写真を、こんな具合に(
)、このホームページの 「 気まぐれ高原日記」 の新年の挨拶用に使う為である。

 皆さん、明けましてお目出度うございます!
本年も宜しくお願い致します。

 ・・・・・・今日のお元日、東京地方の天気は素晴らしい快晴。
 ・・・・・・本当にユッタリとした素晴らしい一日となりました。

 ところで、午後、遅い昼食を済まし、一休みしている時、フト、家内が
 「何処かにお散歩に行かない?」
と言ったのに合わせて、僕が
 「・・・・・神田明神に初詣に行ってみようか?」
と言うと、家内も直ぐに
 「ウン、行こう行こう!・・・・・・そして、甘酒飲んで来ようよ!」
と賛成したので、一家3人で、本当に何年振りかで神田明神に出掛けました。

 神田明神は、中央線でお茶の水まで行き、東京駅よりの改札口を出てから聖橋(ひじりばし)を渡り、東京医科歯科大の前を通り、湯島聖堂の裏手に当る参道の奥にあります。

 以前、行った時には、三が日が過ぎてから行ったので、参拝客はどちらかと言えば少なかったけど、今日は元日とあってか、とても賑やかでした。


本殿の前に並んだ参拝客
      

大黒様の前にも参拝客の列が
       

チョット悪戯を・・・・・
        

本殿入口の前で・・・・・・長男と
     

来た時には、まだまだ空は明るかったのですが
帰る頃になると

帰途、この天野屋さんで戴いた甘酒は
とても美味しかったです・・・・・

 夜、3人揃うと慣例になっているセブンブリッジを1時間ほどしました。
 一番のドンビリは長男・・・・・・罰ゲームは 「クイカイマニマニダスキ」を歌いました。 何時も思うことだけど、ヤハリ家族と言うのは、一緒に住んでいるのが一番幸せのようです・・・・・・ハイ!

   

2008-01-03(木)    晴     二合庵    気温(最低= 0℃、最高= 10℃)

 午前中、昨日の往路に引き続き、箱根駅伝マラソン(復路)のTVを見る。
 昨日の往路で優勝した早大は、今日の復路を含めた総合で2位。
 総合優勝は昨日の往路で2位だった駒大だった。
 気の毒だったのは、今日の復路のゴール前 3km 付近の地点で、6番目を走っていた東海大が棄権した事。 昨日もそうだったけど、こういった番組を見ていると、スポーツっで、本当に素晴らしいと思ってしまう。

 ・・・・・・午後、沼袋のカタオカ・スポーツに電話を何回か掛けたが、返事がなかったので、仕方なしに、マウンテンバイクで南新宿まで出掛け、前から考えていた、Cutlass に Attack 8 の一枚ラバーを貼った卓球用のラケットを1本作って貰って来た。 ここの所、兎に角、忙しくて運動不足なので、何とかしたいと考えての事である。・・・・・早速、今度の日曜の LYPP で使ってみる事にしよう。

 夜は、又々、家内共々、みのもんた司会のローマの歴史の TV を見始めたら、2人とも、その面白さに TV の前に釘付け。 この間は ピラミッドと ツタンカーメンの番組に2人とも夢中になってしまったが、ここの所、兎に角、面白い番組が多くなって来たのに、2人とも、とても驚いている・・・・・・
 この間の、ピラミッドの時も、そうだったけど・・・・・・今夜も・・・・・・番組の間のコマーシャルが始まると、
 「番組、また始まったら教えてよネ!」
 と、言って、台所に行っては食器を洗い始め (★ 我が家では、家内はご飯を作る人。 僕は食器を洗う人。 長男は、食器を拭く人・・・・・・という事になっているんです・・・・・・!!)、家内が
 「番組、始まったわヨ!」
 と、言うと、僕は、大急ぎで手を拭いて、TV の前に戻る始末。
 ・・・・・・・・・・
 番組を見終わった時、家内が
 「こんなに面白い TV をやられちゃうと、家事が出来なくって困っちゃうワ!」
 と、ボヤいたのに合わせて、
 「全くだヨ! オレも困っちゃう・・・・・ だって、晩ご飯の食器、まだ半分しか洗ってないもの!」と言って笑ったら、家内も大笑い・・・・・・!! 
 本当に素敵な、新春であるんでアリンス・・・・・・!!

     

     

2008-01-04(木)    晴     二合庵    気温(最低= 0℃、最高= 11℃)

 午後7時過ぎ、埼京線十条駅から5分ほど歩いた所にある、カラオケ・スナック「あまね」に出掛ける。
 普段、東京の山の手に住んでいる僕が、いくら歌を歌うことが好きだからと言っても・・・・30分近くも掛けて、十条くんだりまで、歌を歌いに出掛けるなんて事は、まず考えられない事だけど、今回は M さんという以前から知っていた、素敵な女性からお誘いの声が掛かったものだから、1も2もなくすっ飛んで行ってしまったという訳! 
 ・・・・・・だって、彼女ったら、
 『昔の私には、自分が歌を歌うなんて、とてもじゃないけど、考えられなかったし・・・・・・大体、歌なんていうものは、自分で歌うものじゃなくって、ヒトが歌うのを聞くものだと思っていたけど・・・・・・考えられる??・・・・・・最近の私ったら・・・・・・皆さんに、『アレ、イイ声してるじゃない!』 なんて言われて・・・・・・少しづつだけど、歌を歌うようになり・・・・・・今では・・・・・・聞いて、聞いて!・・・・・・そんな私がヨ・・・・・・信じられる?!・・・・・・歌を歌う事を習い始めてしまって、今では・・・・・昔懐かしい歌の他に・・・・・・シャンソンなんかも歌うようになっちゃたの・・・・・・』
 なんて言ったからです。

 人に言わせると、僕は趣味の塊りみたいな男で、友人達に言わせると
 『お前っていうヤツは、下手の横好きで・・・・・・何んにでも興味を持っちゃうけど、本当に面白いヤツだな!! ・・・・・・だからって言ったって、お前の歌がウマイって、決して言って、褒めている訳じゃないけどサア・・・・・・!!』
 と言うことですが・・・・・・恥も外聞も無く、僕はカラオケで歌を歌うのも決して嫌いではありません。

 そんなこんなで、筆者は、マア、その『あまね』という店に出掛けてみたのですが、行ってみると、その『あまね』というカラオケ店は、お世辞をぬきにして・・・・・・インテリアがとても素敵で、それだけでも僕なんかはこの店のファンになっちゃいましが、素敵なのは、それだけじゃなくて・・・・・・店内には小型のグランドピアノがあって、300曲くらいの歌だったら、マスターがそのピアノでも伴奏をして下さるというのが、更に、素敵!・・・・・・しかも、その上、(美女のMさんの話によると)、マスターの周(あまね)さんは、ご自分のアコーディオンを抱えて、月に何回か、老人ホームや、障害者施設などを訪問し、皆さんと一緒に、心温まる昔の歌などを歌って来るというのだから・・・・・・その話だけで、僕なんかは、この店のファンになっちゃった次第です。

 さて、今夜の話に戻る事に致しましょう。
 今夜、お店に集まったのは、M さんと、I さんと言う清潔な感じのする50歳前後の方、僕の3人だけ・・・・・・  M さんの話によると、普段は8〜10人くらいの人が集まるそうだけど、今夜は何しろ、新年の4日だから、人の集まりがすくなかったのかも知れない。 でも、それだけに、好きな歌を色々と歌う事が出来ました。
 ・・・・・・そして、2時間ほど経った時、M さんが、
 『ネエ、そろそろ、草原の歌・・・・・を歌わない?』
 と、言うと、I さんも
 『イイですね! 歌いましょうよ・・・・・・』
 と相槌を打ったので、草原の歌を歌う事になりました。

 マスターはピアノの上に楽譜を広げると
 伴奏を弾き始め、M さんと I さんは、大型のスクリーンの上に映し出された歌詞を見ながら、その草原の歌を歌い始めました。

     暖かい午後の 日差し浴びながら
     少し汚れてた  名も知らない君
     アスファルトの横 コンクリートの隅
     間からんぞく 小さな姿

     『こんな所にどうしてだろう』
       問いかけてみたけれど
     雨に打たれ 雪に埋もれ
       それでも光に向かっている

     ・・・・・・・・・・・・

 素敵で親しみやすいメロディーに載った美しい歌を歌っている M さんと I さんの2人。 後で M さんがしてくれた説明によると、この歌は、マスターの関周(せき あまね)さんの作詞作曲による歌だそうで、今、10,000人の人達と一緒に、この歌を歌おう・・・・・・というキャンペーンを起こしているそうで・・・・・・・ある。

 Mさんと過ごした素敵な夜、店を出たのは11時過ぎでした。

 新年早々、こんなに素敵な出会いがあるとは、本当に素敵ッ!!

 ★ Mさんの話によると、あまねでは、毎週火曜と木曜、10:00 〜 12:00、爽やかな歌を愛する人達の集いがあるとか・・・・・・来週の火曜日の午前中にでも、顔を出してみようかな・・・・と考えています。

2008-01-08(火)    晴     二合庵    気温(最低= 2℃、最高= 14℃)

 午前10時、ミュージカンテ「あまね」のドアを開けたトタン、僕はその場に立ち竦んでしまった。 ・・・・・・グランドピアノの置いてあるホールの椅子に、20人ほどのお嬢様方が腰掛けていて、その彼女達が、一斉に僕の方を見たからである。
 

 
 ・・・・・・何を隠そう! 正直な話、僕は非常に女性に弱いという欠点がある。
 その原因は、高校2〜3年生の受験生時代。 商船士官養成機関の東京商船大学航海科に在籍していた4年半。 卒業後、船会社に就職し船の上で生活をしていた3年ほど・・・・・・・計10年ほどの間、野郎だけの生活をしていたという、特異な生活体験をした青春時代を経て来ている為らしい。
    

運輸省航海訓練所所属
大型バーク型練習帆船「海王丸」のデッキにて
前から4列目・・・・・・
左端で腕組みをしているのが筆者です。

 

 ひと口で言ってしまうと、大勢の女性を前にすると、瞬間的ではあるけれど、非常に緊張してしまうのだ・・・・・・・

 多分、その事に気が付いたのだと思うが、奥の方から、背広姿に蝶ネクタイの垢抜けした年配の男性があらわれると、ニコヤカに笑いながら、
 「八岳さん、ドウゾ、ドウゾ・・・・・お入り下さい!」
 と、僕を招じ入れて下さった時は、思わずホッとした次第である。
      

    
  ホールの一番奥の席に腰を下ろすと、僕は改めてホールの中を見回してみた。 年の頃は、僕より10〜20歳前後わかいお嬢様方が大半で、この人達は、マスターの関周(せき あまねさんの弾くピアノの伴奏に合わせて、爽やかな歌を歌う事を楽しんでいる・のである。

    
 

   
 ・・・・・・と、言っただけでは、よく分からないとおもうので、少し説明を加えると、普通、カラオケと言うのは、個人個人のお客様が自分達の好きな歌を選び、カラオケ・マシンに併せて、歌をうたうのだが、ミュージカンテ 「あまね」 の火曜・木曜の午前中は、司会者の司会で、ピアノ伴奏リストの中から、お嬢様方の好きな歌を選び、マスターの関周(せき あまね)さんのピアノ伴奏で、その選曲を皆さんで合唱するという形式をとっているのです。 だから、少し位、歌を歌う事が苦手な人が居ても、皆さんと一緒に歌を歌うことを楽しむ事が出来るっていう訳・・・・・・
        

       
 それから、あと一つ、チョット変った事を・・・・・・
 それは、ここに集まっているお嬢様方が、マスター関周さが作曲した 「草原の歌」(1月4日 の日記参照) のファンで、上の写真の様に、マスターのピアノ伴奏で歌うのです。 どう? 素敵でしょう?

 そうしたら、その話が、ドンドンと広がって、僕が住んでいる長野県は八ヶ岳山麓の草ッ原で、「草原の歌」 を歌いたい、ナーーンテいう話も持ち上がって来ているンです!


(つづく)

 

    

2008-01-11(火)    晴     ヒュッテ    気温(最低= ℃、最高= ℃)

   
 2週間ぶりにヒュッテに戻って来たら、中学校時代のクラス No.1 の美女で才媛の A31 さんから年賀状が届いていた。60年振りにコンタクトの取れた彼女。   余りの素晴らしさに、僕は彼女からの年賀状を丁寧に額縁に入れ、家内が描いてくれた絵の下に飾った。 そう、これで・・・・・・又、僕の宝物が一つ増えた事になる。

 でも、この宝物・・・・・・・なんて素晴らしいんだろう!!

      ウワ〜〜〜イ!!

       

      

    

2008-01-13(火)         ヒュッテ    気温(最低= ℃、最高= ℃)
      

 

     
年末の暖冬雨で、
ヒュッテの周りの雪が溶け・・・・
融水がそのまま凍りついた、凍土と氷の世界だったヒュッテに
新春の13日になって・・・・久方振りに雪がった。
その雪薄化粧が、とても懐かしかったので
僕は朝起きると、服を着替えるのももどかしく・・・・・・
デジタルカメラをポケットに突っ込むと
大きな長靴を履いて
白樺林の中に大股で入り込み
ヒュッテの写真を何枚も何枚も撮って来た。
・・・・その中の一枚が、上の写真である。

写真を撮り終わると
僕はストーブで暖まったヒュッテの中に真っしぐら・・・・・!!
だって、この頃の気温と言ったら
一日の最高気温が、-1℃ か -2℃
この位の寒さになると、
上の写真の林床に積もった雪でさえ
グラニュー糖の様にサラサラしていて・・・・・・
手で掬っても、手が濡れないのだ!

     

     

2008-01-21(火)    晴     ヒュッテ    気温(最低= ℃、最高= ℃)

 午前9時45分10秒。
 パソコンを立ち上げ、インターネットにつないだら、アクセスカウンターが 100,024 だった。 待望のアクセスカウンターの10万件突破!・・・・・・・早速、デジカメを持って来て、パチリとシャッターを押した。
 それが下の写真である・・・・・・

    
 昨夜、寝る前に見た時のカウンター値は、確か 99,996 だったと思うので、もしかすると、僕が寝ている間に、28人ほどの人達がこのサイトにやってきた事になる。 このサイトを立ち上げたのは、1997-09-01 だから、今から 10年半前の事! 使っていたパソコンも、ハードディスクが33M、プロバイダーと我が家のパソを繋いでいるケーブルもダイヤルアップ回線のみ!・・・・・・という時代!! 考えてみれば・・・・けっこう長い道程だったと思う。

    

    

2008-01-21(火)    晴     ヒュッテ    気温(最低= ℃、最高= ℃)

 終日雪。
 夕方、ホームページの更新に夢中になっていた指をフト止めて、ふと、目の前の窓の外を見ると、今朝からずっと降り続いていた思い雪が、白樺とカラマツの枝々の上に降り積もっているのが、とても美しかったので、デジカメで写真に収めた。この様な写真て、重い雪の日でないと、撮れないので、とても嬉しかった。

    
 
    

    


2008-01-24(火)    雪のち曇     ヒュッテ    気温(最低= ℃、最高= ℃)

 昨日から今朝に掛けてズッと雪が降り続いていた。
 そう・・・・・・比較的、気温が高かったので、雪は重い雪だった。
      

   
 無風の雪の朝は美しい!
・・・・・・降り積もった雪が樹々の枝の上に残っているからだ。
昨日から今朝に掛けて降った積雪量は
・・・・・・25cm 位だろうか?

こんな日の朝の静けさと言ったら!

きっと、全ての音の振動が樹々の枝の上の雪に
吸収されてしまうからだろう・・・・・

本当に、両耳に耳栓をしたように感じてしまう!

あなたは、そんな経験をした事がありますか・・・・・??

      

   

雪が降ったら、兎に角、薪小屋までの道を
通して置かなくては・・・・・・

 雪が降った日は、色々とする事がある。
 兎に角、雪が固くならないうちに、必要な箇所の雪掃きを済ませて置くことである。・・・・・・ということで、玄関からジムニーまで、と、同じく玄関から薪小屋までの2箇所の雪掃きを大急ぎで済ませておくことにした。   
         

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 午後、小海環境サービスの古清水社長から電話があり、生ごみ処理機 「はらぺこくん」の小型機を持って来て、現在の中型機と交換してくれる事になった。

本日午後、新しく設置された
はらぺこくん小型機

 去年の9月、はらぺこくんの1号機を購入した時は、小型機は何かのトラブルが発生したとかで、確か、生産中止で、買うことが出来なかったのだが、今日の古清水社長の話によると、『八岳さんに中型機を買って頂いた去年の9月頃は、何かのトラブルで小型機は生産中止ということだったので、中型機を買って頂いたんですけど、このたびは、去年のトラブルが解決したんでしょうかネエ・・・・又、小型機の販売を始めたということなので、八岳さんの所に、こうして、お持ちしたんです・・・・・・!!』 と、言うことである。 中型機から小型機に変更すると、当然、その価格の差分は当方に戻ってくる。 サンキュ〜〜!
 それにしても、今回の小型機の再販売は本当に有難かった。
 なぜなら、昨日まで、ヒュッテに置いてあった中型機は、本来4〜5人の家族用に作られている為、僕のような1人者が中型機を使うと、排出する生ゴミの量が、何分にも少な過ぎる為、生ごみの発酵を促す籾殻(もみがら)が乾燥しがちで、ゴミが発酵し難かったのであるが、1〜2名用の小型機だと、その点は、大幅に改善されるからである。
        

  
    
はらぺこくん 中型機(左) と 小型機(右) の サイズの比較

 という訳で、今日から新しい小型機で、ヒュッテに於ける新しい生ゴミ作戦の幕が切って落とされた訳である。

 ところで、後で分かった事だけど、上の写真の中型機は、その後、僕が良く知っている知人宅に引き取られたようである。 その事は、僕自身がその本人から伺っているので、間違いは無いと思うけど、その話を伺った時、当該機の使い勝手をきいてみたら、けっこう気に入って居る様なので、ヨカッタ・ヨカッタ!!・・・・・・と、内心、とても嬉しく思っているしだいでアリンス!!