2007 年 09 月の高原日記
2007-09-07(金) 雨のち晴 ヒュッテ 気温(最低= 17℃、最高= 26℃)
高原の秋は突然にやって来る。
或る日の午後、
一陣の風が、高原をサッと吹き抜けると
・・・・・・・今迄、あんなにも暑かった午後の陽光が
一瞬のうちにカチリとした
爽やかな落日に変身してしまう。
「気が付けば、秋・・・・・・」
そんな出だしの詩を、ずっとずっと昔に読んだことがあったけど
気が付けば、僕の心もスッカリと秋色に包まれていた。
そう・・・・・・・・・つい先刻まで
夏の暑い陽射しの中で
汗にまみれて薪割りをしていたのに・・・・・・
ヒュッテのベランダに腰をおろしたら
庭先の白樺林に美しい秋の夕陽が
・・・・・・斜めに差し込んでいるのに気が付いた。
そして、こんな高原に
永いこと独りで棲んでいた所為だろうか
つい昨日、読み終わった村上春樹の
「フィンランドの森」のラストシーンが、フト脳裏を掠め
「女の人って、どうして、あんなに素敵なんだろう・・・・・・!」って
沁み々々と想ってしまった。
2007-09-08(土) 台風9号 ヒュッテ 気温(最低= ℃、最高= ℃)
村上春樹の 「ノルウェーの森」 を読み終わった。
・・・・・・今迄、村上春樹の作品って、一つも読んだ事がなかったけど、兎に角、夢中になって読み終わった作品である。そして、読み終わった時に、フト気が付いた事だけど・・・・・・つい、先刻まで、日本語の小説の中で、一番好きだったのは、もう何十年もの間・・・・・・三浦綾子の 「氷点」 だったのだが、アッと言う間に、その位置が、この 「ノルウェーの森」 に引き継がれているのに気が付いた。
この小説は、それほど迄に、僕にとっては強いインパクトを持っていたようである。
それと同時に、その作品のイメージが、僕の心の中で、これまた僕が大好きな 「さだまさし」 の歌のイメージにピッタリと合っているのに気が付いたから不思議である。
2007-09-10(月) 晴のち濃霧 ヒュッテ 気温(最低= 16℃、最高= 22℃)
The 4th day of TA : Q/A for the bills submitted to the assembly.
昇月の無尽の日。
いつもの心の置けない素晴らしいメンバー達。
本当に好き勝手なことをワイワイ言い合っているのだが、心の温かさが部屋一杯に溢れているのが兎に角素晴らしい!
・・・・・・と、突然、建築資材会社役員の N さんが、こんな事を僕に言った。曰く。
Nさんは、本当に毎日のように、このサイトにアクセスしているんだけど・・・・・・と言い出した後、こんなひと言を僕に言った。
「八岳さん、ここ暫くの間、ズ〜〜〜ッとサイトの更新をしていなかったでしょう?! だから、ケッコウ心配してたんですよ・・・・・・本当に! だから、これからは、たった一行でもいいから日記に書いて下さいヨ・・・・・・ そうしたら、心配しなくて済みますから・・・・・・!」この暖かいひと言を聞いた瞬間、僕はこんな事を言っていた。
「どうも有り難う! ヨ〜〜シ、今夜から・・・・・・書くぞゥ〜〜〜!!」・・・・・・ってな訳で、カチャカチャとキーインしたのが今日の日記。
でも、Nさんは、その後で、こんな言葉を付け加えて呉れました。
「兎に角、たった一行でいいから、毎日、書くことなんです・・・・・・本当に一行でいいんです。 兎に角、毎日書き続けることが大切なんですヨ・・・・・・・!!」との事!
だから、今日の日記はこれにてオシマイです・・・・・・ハイ!
2007-09-11(火) 雨 ヒュッテ 気温(最低= 16℃、最高= 18℃)
最近、「さだまさし」の歌が本当に好きになってしまった。
以前は、そんなに好きではなかったのだが、最近、ふとした事が切っ掛けとなり、或る日の事、自分で歌ってみたら、どの歌もとっても美しいのに気が付き、それ以来、僕は、半ばクレージーになってしまっている。今、夢中になっているのが、さだまさしの 『交響曲(シンフォニー)』 ・・・・・・・と言う曲
この歌の中に、こんな箇所がある。今から思えば 貴方がワーグナーの
シンフォニーを聞きはじめたのが
二人が別れて行く 兆しになった
何故ならそれから あなたは次第に
飾る事を覚えたから
確かに美しくなったけれどお恥ずかしい話だが、僕は、この時まで、ワーグナーが交響曲を作曲していたなんて、全く知らなかった。
どんな曲なんだろう?
・・・・・・そんな事を考えていたら、何かとても興味が湧いてきて、今日の午後、パロの電気屋さんに出掛け、ワーグナーの交響曲の CD を一枚頼んできた。
電気屋さんの奥さんは、
「届くのは来週になると思いますが・・・・・・・」と、言っていたけど・・・・・・
2007-09-12(水) 雨 ヒュッテ 気温(最低= 13℃、最高= 20℃)
(General Q/A day)
何んやかやと忙しい一日。
夜、町から帰ってきたら、とても疲れていた。その後、ひと休みしてから、日中、東京の家内宛に連絡のあったS社時代の伊沢さんに電話を入れ長話をする。
彼の曰く・・・・・・きょう連絡したのは、Walkman 開発に携わった黒木さんが亡くなったからだとの事。いつもそうだけど・・・・・・彼と話していると、お互いに心の壁を取り外して話が出来るので、つい時間が経つのを忘れてしまう。黒木さんの話が終わった後、お互いに近況を語りあがしたが、20分後、受話器を置いた時には、もうスッカリと昼間の疲れが無くなっていた。
2007-09-13(木) 雨 ヒュッテ 気温(最低= 13℃、最高= 23℃)
午後、役場で 「おいでなんし」 のレクチャーがあった。
講師は (株)玄 の 政所利子 さんと言う方。
話の内容は、「おいでなんし」の心を、どのようにして町の観光と活性化に繋げていくか?・・・・・・というもの。
講師の話が面白い為に、2時間があっと言う間に過ぎてしまったが、解散後、入り口に向かって二三歩あるき始めた時、不意に・・・・・・
「八岳さんですか・・・・・?」と横顔の美しい妙齢のご婦人から声を掛けられた。
彼女は、講義の間、何回か講師の先生の質問に正しく答えていた女性で、僕は内心
(旅や旅行の事をよく知っている人だな・・・・・・)と思っていた次第である。
だから、瞬間的に呆気にとられて・・・・・・
「ハア、そうですが〜」・・・・・・と、ウスラトンカチな返事をした次第。
すると、彼女は H という自分の名前を僕に告げてから
「実は・・・・・・」と言葉を改めたあと、僕が日頃町の中で話している、観光や活性化の話について質問を投げかけて来た。
・・・・・・僕は彼女の質問に素直に答えてから、話を始めたが、話題が話題だけに話が長くなりそうになり・・・・・・しかも、役場の職員がヒト気の少なくなった会場を片付け始めたので、僕は
「何所かで、お茶でも飲みながら話をしませんか・・・・・・?」
と、言いながら頭の中で(エ〜ト、この近くの喫茶店て、どこにあったっけ・・・・・?)と考え始めると、一呼吸おいてから、Hさんは
「よろしければ・・・・・・私共にいらっしゃいませんか?」
と言って、役場の建物から、ほど遠からぬ所にある花屋という旅館の屋号を僕に告げた。
その瞬間、(あ、そうか? この人は、あの 花屋旅館の奥様なのか・・・・・・道理で、前に何所かで会った事のある人だと思っていたら・・・・・)と、改めて彫りの深い美しい顔を眺めながら・・・・・・それでも、すこし躊躇しつつ
「ハア・・・・・・・でも、ヨロシインデスカ?」
と、念を押すと
「ええ、主人も喜ぶと思いますので・・・・・・」
と、仰るのを聞き、ご主人ともお話をする事が出来るならば・・・・・・と、思い
「分かりました。それでは喜んで・・・・・・」と言ってから、僕達は廊下を歩き始めた。
・・・・・・・外に出ると、天気は今朝までの天候とは打って変わって、眩しい位に、夏の午後を思わせるような強い陽射しがあたりを包んでいた。
「・・・・・・!”#$%&’!!」
僕が眩しさに思わず、眼を細めていると、Hさんは白いパラソルを広げて顔の上にかざしてから
「ゴメンナサイネ・・・・・・私だけ日陰に入っちゃって・・・・・・」
と、少女のような言い方で言ったので、僕は思わずクスリと笑っちゃいました。(失礼)花屋旅館は、役場の建物から歩いて5分ほどの所にある。
入り口から涼しい中に入ると、僕は帳場の脇の落ち着いた部屋に案内され、コーヒーが運ばれて暫くすると、ご主人が中から出て来られたが、そのご主人を、奥様が僕に紹介して下さった。
背が高く、細面の健康そうな男性である。
僕達が二言三言話し始めたところで、奥様も部屋の中に入ってこられて、自分の席に落ち着かれると、僕達三人はコーヒーを挟んで話を始めたが、いや・・・・・・その話の面白かった事。
話題は、町の活性化や観光の話から始まり・・・・・・旅館のこと・・・・・・趣味の旅行の事・・・・・・ご夫妻が海外旅行に、よく出掛けられる事・・・・・・目的地に着くと、ご主人はスキューバ・ダイビングに、奥様は町の中や観光地を巡り歩く事・・・・・・英語の事・・・・・・僕の家内も海外旅行が大好きで、ほんのチョッピリだけど英語を話す事・・・・・・毎月、最後の日曜日の午後に、この旅館からそんなに遠くない所にある スナック・パブ 「アミー(Amie)」 で、“Speak Easy” という English speaking time が開かれる事。 8月最後の日曜日の午後には、我が家の奥ちゃまも、アミーの “ Speak Easy ” に参加し、カナダ人の女性達と会話を楽しんだ事・・・・・等々の話に話が咲き・・・・・・最後の頃になると、・・・・・ご主人が奥様に向かって 「(あなたも) 行って見たら?」 と、声を掛ける一幕もあったりして、本当に楽しい会話が続いた午後のひと時でした。小一時間ほどしたところで、僕は、ふと、その後の予定を思い出し、急遽、時計を覗きながら辞意を告げると、奥様が
「チョット待ってて・・・・・・・キノコ召し上がるでしょう? 主人が山から取って来た、新しいキノコがあるんですけど・・・・・・」
と、言いながら奥に引っ込むと、ご主人も
「このキノコ湯掻いて、大根おろしで食べると美味しいですよ!」
と、言って下さったので、奥様から沢山のキノコを頂き、ご夫妻と握手をしてお別れをし・・・・・・町の中で、4ツ程のスケジュールをこなした後、暗くなってからヒュッテに帰宅しました。その時、頂いたのが、このキノコです・・・・・・・・!!!!!!!!
ところで、夜、晩ご飯の準備をしようとして、改めて、このキノコを手にとってみたとき
「・・・・・・・???」
僕は、とても驚きました。
・・・・・・・っていうのは、このキノコが、今までに見たことのないキノコだったからです。
一番似ているのがシメジなのですが、手に持った感じが、普通のシメジより重量感があり、ずっとプリプリコリコリした感じなのである。(・・・・・・でも、美味しそう〜〜〜〜!!)
そんな事を考えつつ、キノコをキレイに洗い、中型の手つき鍋に熱湯を沸かし、サッと湯掻いてから冷水につけ、大根おろしをタップリと摺ってから・・・・・・・キノコと和えたら・・・・・・ホレ、この通り・・・・・・・
料理が上手でないので、キレイには出来なかったけれど、美味しそうな 「ナントカキノコ」 の卸し和えが出来ました。
そこで・・・・・・早速、ひと口戴いてみると・・・・・・・
本当にこれがバカウマ!!そこで丁度、タイミングよく炊き上がった熱いご飯で、夕食を美味しく戴きました・・・・・・ハッピー!!
ちなみに今夜の晩ご飯のメニューは
●熱々の白いご飯、●新鮮な茗荷を刻んで入れたワカメの味噌汁、●イワシのフライ、●キャベツとゴーやの野菜炒め、●冷たいトマトサラダ、それに、たった今、出来たばかりの ●ナントカキノコの卸し和え・・・・・・でした!!!!
2007-09-14(金) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 15℃、最高= 23℃)
午前8時半、花屋旅館に電話を入れ、昨夜来気になっていた、キノコの名前を訊くと
電話口に出て来られた奥様が、「ハタケシメジです」って、・・・・・・・美しい声で教えて下さいました。今日の日記は、3行日記デス・・・・・・・ハイ!!
2007-09-15(土) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 15℃、最高= 23℃)
今日は北牧小学校の運動会の日。
・・・・・・午前9時、生徒が音楽に合わせて入場行進。
入場整列が終わり、校長先生と町長さんの挨拶が終わると、スケジュールに従って、各種の競技が次々と披露されます。
見ていると、その大部分が、僕が小学校の生徒だった頃の運動会とおなじだったけど、今の子供達がならっている一輪車だけは特別で、昔の子供達が見たのは、せいぜいサーカスが殆どではなかったでしょうか?
それにしても、今日はホントに素晴らしい一日だったと思います。
確か去年は雨模様の一日で、親子共々、大変な市だった思います。
ねえチョットチョット・・・・・・この子供達を見て頂戴・・・・・・・
ホントにたのしそうですね、何だか見ている僕達自身もやってみたくなっちゃいました。
どうです?
・・・・・・この4人の子供達を・・・・・ホントに見事ですね?
見ていたら、余りに楽しそうなので、僕自身もやってみたくなっちゃいました・・・・・・・!!
北牧小学校の 「北牧」 ってナアニっていう・・・・・・・説明の遊戯!
「北牧小学校」 ・・・・・・の 「北牧」 という言葉は、もともとは 「北の牧場」 という言葉から出たもので、このあたり一帯には馬が沢山いました(上の3人の子供達は、1等の馬を表しています。 要するに、人絵文字です!)っていう説明が、スピーカーから流れて来ます!
・・・・・・そして、この辺りには大きな木が沢山生えていたのです!(上の3人の生徒が大きな木 1本を表しています)
この他にも、幾つかの説明がありましたが・・・・・・・この遊戯で、北牧の意味が本当によく分かりました。
そして、スピーカーから流れて来る最後の言葉は・・・・・・「でも、今では、この 北牧 という言葉は、北牧小学校 という私達の小学校の名前にしか残っていません! ・・・・・・って言うのは、 “北牧村” も、“北牧” っていう牧場も、今はモウ全く残っていないからです!」 ・・・・・・っていう、スピーカーから流れて来る、女の子の声を聞いた時、僕は本当に・・・・・・涙が出そうになってしまいました!! クシュン!!
そして、最後が、この組体操でした・・・・・・ドウデス、凄いでしょう・・・・・・・!!この後で、今日の最後のプログラムの 「小海音頭」 で・・・・・・ 僕達も、生徒達と一緒に、「小海音頭」を踊って下さい・・・・・・って言う声が掛かり・・・・・・・・大勢の観客の前で、子供達と一緒に踊りましたが、正直な話し・・・・・・僕は今までに一回も踊った事がなかったのです(ア〜〜恥ずかし・・・・・・!!) それは、隣にいた 3−chan も一緒でした! ‘ホッ!’ )
・・・・・・っていう一幕もありましたが、本当に楽しくて素晴らしい運動会を満喫した、健康な一日でした!!運動会の解散は、午後3時10分でした。
閑話休題
ヒュッテに帰って来てから、庭の片付けの続きをした後、温泉に出掛け・・・・・・帰宅後、まだ少し残っていた ハタケシメジ で、美味しいオロシ和えを作り、それに、他のオカズも調理して、晩ご飯にしました。
ネ・・・・・・!
ハタケシメジ の オロシ和えがおいしそうでしょ?!
下の写真が今夜のばんごはんでした。
メニューは、ご飯と茗荷の入ったシジミ汁、鮭の塩焼き、納豆、キャベツとゴーやの野菜炒め、トマトサラダ、それに上のご馳走のハタケシメジの 卸し合え でした。
この頃、料理が面白くて、色々作るものだから、体重が少し増えちゃいました。いつもは、61 〜 62kg なのですが、今日、八峰の湯 (ヤッホーの湯) で計ったら、ナント 63.3kg でした。
少し食べ過ぎないように、気を付けナクッチャ・・・・・・!!チョン・・・・・・!!
2007-09-16(日) 曇 ヒュッテ 気温(最低= 16℃、最高= 23℃)
将来、私達の小海町では、「生ゴミ」 の自主回収をする事を目指しています。
要するに、町としては、「生ゴミ」 の回収をしなくなってしまうのです・・・・・・!!その為に、町では、生ゴミ の購入に際し、\ 50,000.- の補助を出してくれるのです。
当然、わがヒュッテ でも、生ゴミ処理機の導入の検討を始めました。目下、検討しているのは、電動の微生物発酵型の処理機です。
この処理機で、生ゴミを処理すると、無種でパサパサの肥料へと分解してしまうそうです。
場合によっては、そのパサパサした肥料の焼却処分もできるようです。ただ、値段が少しはる事が難点です。
・・・・・・でも、長い眼で見て、手間の掛からない 無臭の 処理機が 一番 ではないかと考え始めています。皆さんは、どう思いますか・・・・・?
2007-09-17(月) 曇 ヒュッテ 気温(最低= 16℃、最高= 23℃)
この頃、以前に比べて、料理をするのが面白くなってきました。
今日もそう・・・・・・色々考えている内に、「そうだ、野菜の具が入ったオジヤにしよう」と思いました。
・・・・・・そんで、出来上がったのが、下の写真の晩ご飯でした。
「隣の晩ご飯」 ならぬ、今日の 「我が家の晩ご飯」キャベツとジャガイモがたくさん入ったオジヤ
レタスとトマトのサラダ
洋梨のデザート・・・・・・でした。皆さん意外だと言うのですが
オジヤは僕の大好物
(でも、決して手抜きではありません)
今夜もお代わりをして 2杯も食べちゃいました。
・・・・・・この容れ物、実は意外と沢山はいるんです。
とても、美味しかったです。*************************
・・・・・・あ、それから
今日も、朝から晩まで、
家の前の片付けをしていましたが
・・・・・・ようやく・・・・・・自分で納得出来るくらいに
片付けが一段落しました・・・・・・ホッ!!ホントにキレイになりましたよ・・!!
あした写真載っけますネ!!
2007-09-17(月) 曇 ヒュッテ 気温(最低= 16℃、最高= 26℃)
小海環境サービスの古清水社長さんに、ヒュッテに来て頂いて、改めて臭いが出ない事を確認し、又、我が家の何処に置くのが一番理想的かを相談したところ、ベランダの北隅が一番良いと思う・・・・・・という事なので、その位置に設置する事にし、電源は出窓(Bay window)の下の2連の 「差込」 の中の一つを利用する事。 又、底板と、電源コードを有償で、小海環境サービス側で準備して頂く事とし、又、この 「生ゴミ処理機の導入をこの日記に掲載させていただく事の同意]を得、・・・・・・イヨイヨ発注を掛けていただく事とした。
全て順調に往くとイインダケド・・・・・・!!
2007-09-19(水) 曇 ヒュッテ 気温(最低= 15℃、最高= 24℃)。
皆さんはご存知だろうか?
秋の日の落日の頃の高原野菜畠が美しい事を・・・・・!つい先刻まで・・・・・・
ほんのりと暖かだった風も今は頬に冷たく
陽が陰った畠や林が緑を深め
純白だった雲が薄紫色に染まる事を・・・・・・ホラ、見て見て・・・・・・!
遠くの山の頂に、まだ夕陽の灯りが残っているのを!
でも、知らないでしょ?
あの灯りが魔法の明りだって事を・・・・・・
ホントだよ・・・・・・
あの明りが消えると、一番星の明りに
変ってしまうからだよ・・・・
忙しかったけれど、今日の一日も素敵な一日でした
2007-09-20(木) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 15℃、最高= 27℃)
素晴らしい秋晴れの一日。
午前 : 中学校の清流祭に、英語の弁論を聞きに出掛ける。
午後 : 薪小屋の整理 (すっかりキレイになりました。 ホッ!)今日の干支は大安でした。
{ Une lettre (ohcip < otnarepse) a' YK. }
2007-09-21(金) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 15℃、最高= 27℃)
( The final day of TA. )
S 氏宅経由で、帰宅したのは真夜中少し過ぎ。
帰宅後、暫くしてから、書斎のロッキングチェアに深々と腰掛け、真っ赤な表紙のホンを開いたら、アッと言う間に、その本に引き込まれてしまった。今・・・・・・先週、町の図書館から借りてきた1冊の本に夢中になっている。
J'atais gardu du dorps d'Hitler 1940 - 1945.
ヒトラーの死を見とどけた男がその書名である。
この本を読んでいると、ヒトラーとエーファ・ブラウンが自殺した前後の模様、それから宣伝相ゲッペルス夫妻が自殺する5分ほど前に、この本の主人公 Rochus Misch が、総統地下壕を最後の脱出者として、抜け出た模様が生々しく画かれている。
時に総統 アドルフ・ヒトラー 45歳、宣伝相 ヨーゼフ・ゲッペルス 47歳。
世界を震撼させたこの第三帝国が崩壊した時、その中心にいたのはホンの一握りの40歳代の若者達だった事が分かると、沁み々々とした淋しさと哀しさを感じざるを得ない・・・・・・全く、何故と思うこと仕切りである・・・・・・・
2007-09-22(土) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 13℃、最高= 26℃)
今日は計らずしも、ヒュッテの記念すべき日となってしまった。
それは、生ゴミ処理機・・・・・・・
静岡製機KK製
KK原鉄(飯田市)発売の
「はらぺこくん」が、我が家に導入されたからである。僕が、この決して安くない処理機を導入した理由は下記の6点である。
(1) とにかく「臭い」がしないこと
(2) 機械の操作が簡単なこと
(3) 出来上がったフカフカの肥料の処理が簡単なこと
(4) 町から5万円の補助が出る事。
(注) 東京では考えられない事だが、この町の大多数の家には畠があ
り、町では、将来、家庭の生ゴミは各自宅で処理し、生ゴミの回
収は、これを行なわなくする事を目指している為、生ゴミの処理
機にたいしては、5万円の補助をすることにしている。
(5) それから、台所の生ゴミの廃棄が容易く(たやすく)なること。
(注) 冬季の厳寒期はマイナス15℃にもなるこの地に於いては、夕食
が遅くなった場合など、台所の生ゴミを家の外の、ゴミバケツの
中にある生ごみ用のポリ袋に捨てるのは、なかなか大変なことな
のである。
(6) この機械の保守管理について相談できる、環境サービス会社がある事。・・・・・・それでは、本日導入されたばかりの、ピカピカの真新しい「はらぺこくん」を、皆さんに紹介する事にいたしましょう・・・・・・!!
ベランダの奥の片隅に置かれた「はらぺこくん」
「はらぺこくん」の手前に置いてある袋は
生ゴミ処理に使う籾殻(もみがら)です。
「はらぺこくん」の傍に近付いてみると
こんな風な洗濯機みたいは形をしています。
チョット見て見て・・・・・・・!!
けさの朝ご飯の食卓から見ると・・・・・・
「はらぺこくん」は、こんなに近くにいるんです!!
どう・・・・・・?
・・・・・・だから、食事時の生ゴミは
流しのゴミ笊(ざる)にすてなくても・・・・・・
この食卓から、ヒョイと外に出て
「はらぺこくん」にお口を開いて貰って
ポイすることだって出来るんです
アハハハハハ・・・・・!!
今日は、この「はらぺこくん」の使い始めの日
使い始めの第一段階は
「はらぺこくん」のお腹の中に、籾殻(もみがら)と、
生ゴミ分解用のバクテリアの種を入れることなんです。
でも、その作業は今朝早くやって来た
小海環境サービスの古清水一幸社長さんが
やって呉れました。
そして・・・・・・
これが、僕ちゃんが入れた生ゴミ第一号です・・・・・・サア、これからの我が家のゴミ行政(まあ、大袈裟なこと!)は
どうなるんでしょう・・・・・・????それは、これから、この日記に、
折りに触れて連載して行きますから、ご覧になってチョ!!ではね・・・・・・バイバイ!!
2007-09-24(月) 曇 ヒュッテ 気温(最低= 14℃、最高= 18℃)
今日、人影を見たのは、たったの 4人だけ・・・・・・・
何ンて人里から遠く離れた所に棲んでいるんだろう・・・・・・?!
2007-09-25(火) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 14℃、最高= 18℃)
昼食後、素晴らしいお客様の訪問が2件ありました。
その1件目は、毎年、秋になるとソッとヒュッテを訪ねて来てくれるキベリタテハさん。
チョコレート色の地に、美しい黄色の縁取り、その内側には青い星をちりばめた、英国貴族の様に美しいシックな装いの蝶なンです!
どうです? ・・・・・・美しいでしょう?
以前、僕がまだ東京に住んでいた頃、お盆が過ぎると、毎年の様に・・・・・・僕は・・・・・・この美しくもシックな蝶を探しにアチコチの山や谷を彷徨った(さまよった)ものですが・・・・・・
信じられますか?・・・・・・この素敵な蝶が、今、僕がすんでいる・・・・・・このヒュッテの庭に、来る年ごとに・・・・・・晩夏から秋にかけての一日・・・・・・こうして、ヒッソリと訪ねて来て呉れるのです!
この様な事が、毎日の生活の、ごく当たり前の事として過ぎ去って往く・・・・・・・この素晴らしい自然の中に棲んでいられるという事自体がどんなに幸せな事か!・・・・・・最近の僕は本当に毎日毎日、沁み々々と感じさせられている次第です!
その所為でしょうか?・・・・・・最近の僕は・・・・・・折りに触れて・・・・・・この素晴らしい自然を、いつ迄も汚さないようにして行きたいと、心から希う (ねがう) 様になって仕舞いました。等々と、考えていたら、今日の 2件目の素晴らしいお客様がヒュッテを訪ねて来て下さったのです。
★ ★ ★ ★ ★
その方が、次の写真の・・・・・・小海町環境サービスの社長さんです!
実は、僕がこの社長さんと知り合ったのは、ごく最近の事なんです・・・・・・
その事の起こりは、つい最近、我が家に導入された生ゴミ処理機、通称、「はらぺこ君」 の導入 (今から3日前の今月の22日の日記をご参照下さい) を巡っての事なんです!話は変りますが・・・・・・この日記の筆者、八岳晴耕は・・・・・・毎日毎日を淡々と生きていくのが大好きな為、直ぐに結果を出したがるタイプの人とか・・・・・・「オレがオレが・・・・・・」 と息巻く人と・・・・・・どうも反り(そり)が、よくあいません。
その八岳晴耕が、初めて、この社長さんの古清水一幸さんと話した時の印象は・・・・・・(話していて、肩の凝らない人だな!)・・・・・とホッとした気持ちになった位なので、もしかすると・・・・・・と言うよりは・・・・・・多分、この人は、「オレが、オレが」のタイプの人ではない様なきがしてなりません・・・・・・そんな彼が、今日、ヒュッテを訪ねて来て下さったのは、「早く請求書を持ってきてよ」 という僕の言葉に合わせて請求書を持ってきて下さった為ですが、ヒュッテにやって来ると、社長さんは先ず最初に、ご存知 『はらぺこくん』 の蓋を開けたり、臭いを嗅いだりして、「はらぺこくん」の健康診断をし、異常が無いことを確かめてから、やっと・・・・・・よもやま話を始めた次第!!
・・・・・・そんなつつましさが嬉しくて・・・・・・僕は、彼に自宅に上がって頂いた次第ですが、町のゴミ行政に大いに関心のある僕は、いくつかの質問をして、お話を伺いましたが、その時も、別段に気負う事無く、僕が聞きたいことに淡々と、答えて下さった事が、とても嬉しかったです。・・・・・・ところで、暫くしてから、社長さんの前のテーブルの上に置いてあった、薄緑色の容器に気が付いた僕が
「それは何んですか?」 と、聞くと、
「あ、これですか・・・・・」
と言ってから、古清水さんは、それが、「はらぺこくん」 から臭いがした時に使用する、バクテリアの分解酵素だと説明して下さり、最終的には
「これサービスです!」って、その分解酵素をヒュッテに置いて行って下さいました。
Thank you very much !
アハハハハ・・・・・・
今日も素晴らしい一日でした。
閑話休題
これは、今夜の晩ご飯の時の話ですが・・・・・・
大好きなトマト。 いつもは2ツに割ったものを縦にスライスして、塩かマヨネーズをかけて食べちゃうんだけど、今日、ふと思いついて・・・・・・面白半分に・・・・・・皮を剥いてから、水平に厚めにスライスしたものを、フライパンにサラダオイルを敷いて両面を1分ずつ焼き、塩コショウして食べてみたら、物凄く美味しかった!
こんなもの、料理って言えるのかどうかわからないけど・・・・・とても面白いと思ったヨ! 何か病み付きになりそう・・・・・・! だって、全然、味が変っちゃうんdもの・・・・・・
2007-09-26(水) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 9℃、最高= 20℃)
今朝の最低気温が、今秋、初めて 10℃を切りました。
2007-09-28(金) 晴 ヒュッテ 気温(最低= 14℃、最高= 24℃)
ヒュッテに 32 inch 大画面のデジタルTV が、やって来ました。
真夜中過ぎに、東京より家内来訪。
家内共々、大画面の BS画面の素晴らしさに釘付け・・・・・・!!それもその筈、放映されていた番組が悪かった!
オン・エアーされていたのが、何んと、モーツァルトのオペラ 「魔笛」!
お陰様で、クラシック・ファンの二人は、全曲終りまで画面に釘付け。
寝たのは午前4時過ぎでした。眠い、眠い!!
2007-09-29(土) 雨のち曇 ヒュッテ 気温(最低= 9℃、最高= 15℃)
らんたんフェス当日。
心配された天気も、午後から雨から曇に変った為、らんたんフェスも無事終了。
撮影した画面は近日中に公開したいと思います。
10月29日 第5回の
「らんたん・ふぇす」が開かれました。
その会場に、ご覧の通りの
可愛らしい魔女が現れました。
どうです?
魔女マントを羽織り、魔女の帽子を被った姿は
どうして、どうして・・・・・・なかなか堂に入ったものでしょう?!
これで、箒(ほうき)に跨(またが)って
「ホンダバラ〜!」なんて
呪文をとなえたら
・・・・・・それこそ、何処かに飛んで行きそう・・・・・・!
この Miu 魔女が手に持っているのは
右手が風船のヨーヨー
左手が今夜受賞したランタンです!
★ 近々、「高原日記」の当日欄に
らんたん・ふぇす 2007 の模様を掲載する予定です
ご期待下さい・・・・・・
2007-09-30(日) 雨 ヒュッテ 気温(最低= 9℃、最高= 16℃)
午後1時より、アミーにて Speak easy!の英語の時間と、その後のサロンの時間! 外人2人は、来られなかので、Family conversation in English ! こんな事って、初めてのことだったけど・・・・・・結構、楽しく会話が出来たので、面白かった。
「また来たいわ!」、「また来たい!」は家族の言。
人生って、ホントに素敵なものだと思う・・・・・・夕食後、家内と息子は・・・・・・雨の中を東京に帰っていった。
夜、テレビを見たけど、独りで見るより、家族と一緒に見るほうがずっと楽しい・・・・・・って、沁み々々と思った次第!
こんな事って、今迄、無かったのに・・・・・・と思い、何故だろう? って、考えたら、直ぐに答が出て来た。今までのアナログ用のテレビは、この山間の僻地では殆ど役に立たなかったので、家族が揃ってテレビを見る事なんて、全く無かったからでアリンス!