2004 年 8 月の高原日記
2004-08-01 (日) 晴 ヒュッテ
昨日、庭の草刈が終ったので、今日はヒュッテの内外の片付けることにした。
・・・・・・まず、002E の物置の中の物を全部そとに出し、クモの巣を払い、キレイに埃や汚れを落としてから、改めて中に入っていた物を、物置の中にキチンと並べ直す。
その際に・・・・・・もう何年も使った事の無いような物は、積極的に捨ててしまう。
・・・・・・って言うのは、余計な物を抱え込んでいるよりは、スペース空間の方がずっとずっと高価だからである。捨てるか捨てないかの判断は、
3年間一度も使った事の無い物は、
不要な物と判断して、積極的に捨てること!・・・・・・を一応の目安としている。
片付けが終ったあと、改めて中を覗き込むと、スッキリと片付いた物置が、とても清々しくて気持ちいい・・・・・・思わず、ホッと溜息をついてしまうひと時である。話は変わるけど、誰もいないヒュッテで、蝉や野鳥の声に聞き入りながら、ひとり静かに物置の整理をしたり、薪小屋の薪を積み直したりしていると、
「・・・・・・何んて幸せなんだろう・・・・・・・!!」
と沁み々々と思ってしまう。そして改めて・・・・・・
世の中のドロドロとした、政治やお金や様々な思惑に煩わされる事なく、無心に、双脚を畳の上に投げ出し
辺りの静けさにゆるゆると耳を傾ける・・・・・・という、あの良寛坊の生き様に憧れて続けている自分自身の姿に気付く、今日この頃。 何んて素敵な独り住まいなんだろう・・・・・・!!
2004-08-03(火) 晴 ヒュッテ
東京は世田谷区の卓球愛好会 LYPP (Love Your Ping pong) の S さんご一家がヒュッテに遊びに来て下さいました。
S さんは、さる7月中旬の、LYPP : 八千穂村双方の卓球クラブの交流試合に参加され、その時、案内された 「ブルーベリー狩り」 の楽しさが忘れられず、今回はご家族と共に、再度、ブルーベリー狩りに参加され、その後、ご一家でヒュッテに立ち寄って下さったものです。
その際、ご一家の皆さんと色々なお話をさせて頂き、僕は本当に楽しいひと時を過ごさせて頂きましたが、小学校の男の子のお孫さんが色々な植物に興味を示され、庭石の上に生えている、クロツバメシジミの食草のツメレンゲに興味を持った時は、皆さんがその子の手許を覗き込み
「これ、何んだろう・・・・・・?」
と、囁きあっていましたが、その時の写真が、とても素敵に撮れたので、ここにアップロードして置くことに致します。どうです? ・・・・・・素敵な写真でしょう・・・・・・?!
この写真はポーズをとって貰って、撮ったのではありません・・・・・・
たまたまシャッターを押しただけのホントの写真です!
どうです?・・・・とても素敵な写真でしょう?!
2004-08-07(土) 晴のち一時雨 自宅(都内)
藤沢にて、義父の3回忌。
久方振りに、家内の親類の皆さんと顔を合わせたが、皆さん、とても元気そうだったので、とても嬉しかった。 矢張り、皆さんが元気で、色々な話に花を咲かせている方が、僕は大好き・・・・・・! だって、その方が、辛気臭く(しんきくさく)しているより、ずっと伸び伸びとするからである。夜、8時50分、TVの第10チャンネルで、アジアのサッカーリーグ決勝(日本 vs 中国)が放映された。
・・・・・・丁度、我家の晩ご飯時だったので、家内も僕も夢中になって観戦。
前半戦の 1 対 1 に引き続き、後半37分に、日本が 1点を入れた時などは、思わず机を叩いて
「ヨーシ、やったあ〜・・・・・・頑張れ、もう 1点取っちまエ〜〜!!」
と叫んだトタン、湯飲み茶碗を引っくり返して、家内の顰蹙を買ってしまった。と言っても、家内も夢中になって
「イイワヨ・・・・・・ニッポン頑張れエ・・・・・・!!」
などと優しい声で声援を送っている。
・・・・・・僕から言わせると、あんなのは応援じゃないと思うンだけど・・・・・・
まあ、イイカ・・・・・・でも、最終的に 3 対 1 で、日本が優勝した時は、2人で
「よーし、よくやった〜〜! いいぞ〜〜〜」
「いいわヨ〜〜、よく頑張ったわヨ〜〜!!」
等と、思わず歓声を上げてしまいました。それにしても、日本チームは・・・・・・あのレフェリー達の、一方的に中国に加担するようなジャッジにもめげず、優勝したんだから、ホントによく戦ったと思う。
ホントに素晴らしい夏の夕べのひと時でした・・・・・・
チョン・・・・・・!!
2004-08-09(月) 晴 自宅(都内)
ここの所、毎日うだるような暑さが続いている。
僕は、家の中では、パンツ一丁で過ごしているからイイけど、家内はいつもキチンと洋服を着ているので、女の人って大変だな・・・・・・って、沁み々々と思ってしまう。話は変わるが・・・・・・今日の午後、家内と一緒に町に出掛けて、色々な用を済まして来た。
その途中で、サンモール 3階の明屋書店に寄って、家内は AERA、僕は English Zone を買って来たけど、あのサンモールのなか全体が、とても涼しいのに僕は聊かビックリした。
・・・・・・って言うのは、あんなにも大きなビルの温度をあれだけ下げるためには、(同じ容積) x (下げる温度) x (1.5 〜 2.0) くらいの熱エネルギーを、サンモールはビルの外に放出しているからである。ビルの中に入っていると、涼しくていいけど、一度、外に出てしまうと、外の暑さは滅茶苦茶である。
・・・・・・最近、東京も40℃近い気温に見舞われるけれど、僕が小さかった頃の夏は、高い時で 33℃ 〜 34℃ だったように記憶している。って言う事は、やはり・・・・・・地球の温度は着実に上昇している事になるんだと、僕は思う・・・・・・
そんな事を考えていると、聊か淋しい気持ちに誘われてしまうけど、人間による地球規模の環境破壊って、ホントに何とかならないものかと沁み々々と思ってしまう。
2004-08-10 (火) 晴一時雨 自宅(都内)
今朝、HP の更新をしていたら、ピンポーンと門のチャイムが鳴ったので、受話器を取って
「はい、何んでしょう?」
・・・・・・と、返事をすると、
「群馬から来た植木屋だけど、庭のアンズの木の手入れをやらせてくんねえかな? 安くしとくから・・・・・・」
と、元気のよい男性の声が聞こえて来た。実は、我家のアンズの木は、現在の自宅を立てた時(1980) の記念にと、小指くらいの太さの幼木を駅前の花屋さんから買って来て、僕自身がスコップを使って植え付けたものなのである。
以来、24年ほどの時間が経ったけど、今では、とうてい一人だけでは抱え切れないほどの太さになってしまったが、最近では枝も伸び放題になってしまったので、一度、植木屋さんに頼んで切って貰おうと思っていた矢先だったので、たまたま出稼ぎに来た、この植木屋さんに切って貰うことにした。植木屋さんの言葉によると、我家のアンズの手入れをすると、物凄い量の切り枝が出るので、その処分をするのに約2万円ほどの費用が掛かるので、日当 2万 5000円を入れて 4万 5000円でやるから、どうですか?・・・・・・という話である。
・・・・・・そこで、
「われわれ年金生活者には、そんな大金を払う事は出来ないよ・・・・・・ 4万円でどうですかい?」
と聞いてみると、
「分かりました、それでは4万円でやりましょう・・・・・・」
という事になり、兎に角、我家の歴史で始めて、植木屋さんが庭に入る事になったのである。この大工さんが仕事に取り掛かったのは、午前11時頃だったが、枝の切り落としが終わり、あとの掃除も終ったのは午後5時半過ぎ。
大工さんが持って来た軽トラックの荷台に、切り落とした太枝や中枝などを、山の様に積んで
「それでは、これで・・・・・・」
「・・・・・・有難う御座いました。 お疲れ様でした・・・・・・それでは、道中気を付けてお帰りになって下さい・・・・・・」
・・・・・・と、挨拶を交わした後、植木屋さんは荷台に山盛りになったアンズの枝と共に、群馬県へと帰って行った。ところで・・・・・・話は変わるけど、人間って不思議なものである。
今朝ほど、フラリとやって来た植木屋さんにアンズの木の枝落としをして貰っている最中、庭木仕事の合間に、家内が作って呉れた冷たいアンミツを、地べたに並んで腰を下ろして食べながら・・・・・・最近の林業は本当に不景気で、直径 30cm ほどの杉の木が沢山植わった山林が 300 坪で 30 万円くらいで売りに出されていたり、24,000坪もの広大な山地が数十万円でも買い手が付かないとか・・・・・・の話を聞いているうちに、この植木屋さんが帰って行く時になると、何んとなく淋しく感ずるようになっていたからである・・・・・・・
帰り際に、植木屋さんが言ったひと言・・・・・・・
「これで、アンズは沢山なりますよ・・・・・・!!」
がホントであって呉れればいいんだけど・・・・・・ナ!!
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(剪定前) (剪定後)
2004-08-12(木) 晴時々曇 自宅(都内)
今日の日記は、便秘の話です。
便秘でお悩みの方だけ、ご参考の為に、お読み願います!!
2月に故障した右腕の腱鞘炎が未だに痛んでいる。
一時期、少し良くなったので、嬉しくなって卓球をしたら、また腱鞘炎が再発して、それ以後、一進一退を続けていて、どうもスッキリしない。
しかも、病院の整形外科で戴いて来た痛み止めを服用すると、ひどい口内炎を併発する事があるので、いつの間にか、これも飲まなくなってしまった。
・・・・・・という様な訳で、最近は、その時戴いた湿布薬を患部に貼っているだけになってしまった。
ところがである!
・・・・・・今度は、運動不足で腸を動かさなかった為だろうか、ここ2〜3日の間、お通じがひどく悪くなってなってしまったのである。
尾篭(びろう)な話で恐縮だが、お陰様で、昨日の朝も、1時間半ほどヒドク苦しんだ次第である。・・・・・・その時の模様はこうである。
確か8時半過ぎだったと思うけど、朝ご飯のあと暫くしてから、突然、便意を催したので僕はトイレに駆け込み、いつもの様に、便座に坐って下腹に力を入れたが・・・・・・アラララ、これはどうした事だろう・・・・・・?!
いつもだったら排便なんか簡単にできるのに、今朝はいくら力を入れて、踏ん張っても、全く排便が出来ないのである。・・・・・・僕は15分ほど頑張ったが、どうも上手く行かない・・・・・・・
今迄にも、スムースに排便が出来なかった事は何回かあったが、こんなに頑固な奴には、今迄にお目に掛かった事がない。
仕方なく、ビデでお尻をキレイに洗って、外に出てきたが、兎に角、臍下からお尻にかけての下腹部が固く膨らんで、結構な痛さである。
「・・・・・・大変、ママ、苦しいヨ〜〜〜!」
僕は、今に居た家内に声を掛けた。
家内は、一見して、脂汗をながして下腹を押さえている僕のようすを異常だと思ったのだろう!
「アラ、どうしたの? とても苦しそうよ・・・・・・!!」と飛んで来た・・・・・・
「何だか分からないけど、兎に角、ひどい糞詰まりみたいなんだ・・・・・・どうしたらイインダロウ・・・・・・??」
と家内に訴えた。・・・・・・・すると家内は、台所に飛んでいき、冷蔵庫をあけると、ビンヅメのプルーンを持ってくると
「ね、これ食べて・・・・・・お通じがよくなるから・・・・・・!!」
と言って、柔らかく煮たプルーンの実を6ケ程、小皿に入れて僕の前に差し出した。
「エ〜〜ッ、こんなの食べられないよ・・・・・・・お腹一杯だもの〜〜〜!!」
僕は、半分ベソをかいた・・・・・・・
「でも食べて・・・・・・きっと良くなるから!!」
家内も、半ば必死になって、僕を説得しようとした。
その家内の顔を見て、僕は、兎に角、甘く煮たプルーンを口に入れて、半分、無理やりに飲み込んだ。暫くすると、そのプルーンのせいだろうか、今まで以上にトイレに行きたくなったので、慌ててトイレに駆け込み、便座に坐り、下腹に力を入れたが、どうしても排便できないのである。
・・・・・・僕は、その後、トイレに出たり入ったりを何回か繰り返したが、どうしても上手く行かないので・・・・・・
「薬局に行って、イチジク浣腸を買ってくるヨ・・・・・・」
と、僕が言ったものだから、家内は、
「エ〜〜〜ッ? そんなに良くないの〜〜〜〜ッ?? 大丈夫? 歩けるかしら・・・・・??」
等々と、大いに戸惑っている様子・・・・・・
「ウン、大丈夫・・・・・・、こんな時は少し体を動かした方がイインダヨ・・・・・・」
と言って、家内の財布を持って外に出てはみたものの、兎に角、炎天下、痛む下腹部を抱えて近くの薬局まで行って来るのは、死ぬような苦しみ・・・・・・・ヤットの思いで我家にもどると、再度、僕はトイレに駆け込み、
「ン、ン〜〜〜ッ!!」
と、目の玉が飛び出すくらいに踏ん張ったが、お尻の穴に固い棒を突っ込まれたような痛さを感ずるだけで、もう、本当にどう仕様もない位に苦しいのである。余りの苦しさに、もう汚いナンテ言ってられない・・・・・・・
とにかく、手洗いでキレイニ手を洗って肛門付近に手を持って行くと、一杯に開き切ったお尻の穴から、5mm 位の便の先端が出ているのに指先が触れたが、その硬さといったら半端じゃない・・・・・・兎に角、大豆みたいに固いのである・・・・・・
僕は、ホントに真っ青になってしまった。兎に角、お尻の穴を無理やりすぼめて、肛門を閉じると、お尻の周りをビデでキレイに洗い、外に出て来ると、痛む下腹部に脂汗を流しながら、今、買って来たばかりの浣腸の説明書をよみ、再度、トイレに入って、説明書の通り浣腸をしようとしたら、兎に角、その浣腸器の先端が肛門の中に入らないのである。
そのくせ、下腹部の苦しさは、ますます強くなるばかり・・・・・・余りの苦しさに、ビデの水を出しっ放しにして、中指を水にぬらすと、お尻の穴に中指を突っ込むと、カチカチになった便を出来るだけ中に押し込み、ヤットの思いで浣腸を済ませ (といっても、浣腸液は半分ほどトイレの中に流れてしまったが・・・・・・)、再度、ビデでキレイニ洗ってから部屋に戻ってはみたものの、もう苦しくて、アチコチを歩き回って、(説明書に書いてあったように、なるべく我慢をしてから、排便をしようとしたが・・・・・・・) もう・・・・・・3分待つのも死に物狂い・・・・・・・!!
そのまま、便座に坐って、再度
「ン、ン〜〜〜〜ッ !!」
と踏ん張ったら、メリメリメリッ・・・・・・!! っと、音がするくらいに、お尻の穴が一杯に開いたと思ったら、肛門付近に激痛が走ったので・・・・・・
「アッ、痔になっちゃう・・・・・・・!!」
と、思ったけど、もう、そんな事は言ってられない!!
ええい、ドウナッテモイイ・・・・・・・と思って、再度、下腹部に力を入れたら、ホンの少しづつだけど、コチコチの便がユックリと外に出てくるのが感じられ・・・・・・2分ほどして、7〜8 cm の木の棒みたいに固い便が、外に押し出された・・・・・・と思った瞬間、急に便がいつもの状態のように柔らかくなったと思ったら、一挙に・・・・・・そう、わずか 2〜3秒の間に、ダダダダ〜〜〜ッ! と・・・・・・そう・・・・・・もう、内臓も含めて、お腹の中のものがイッペンに押し出される感じで、大量の排便が行われ・・・・・・・アッと言う間に、僕はいつもの世界に戻って来たのである。その時の、ホッとした気持ちと、物凄い苦しみから救われた開放感に救われて、
「アハハハハハ・・・・・・出た出た!!」
と、思わず僕は、トイレの中で笑い出してしまった・・・・・・・!!幸い、痔にもならなかった様だし・・・・・・便座も殆んど汚れていなかったので、僕は濡らしたトイレットペーパーで、便座全体を4回ほどキレイニ拭き取ると、トイレフラッシュで3回ほど水を流し・・・・・・その後で、僕はバスルームに飛び込むと、3回ほど・・・・・・ボディシャンプーを使って、体を、隅々までキレイに洗い流し、下着を全部取り替えてから、やっと居間に戻って来た次第である。
その間に要した時間は約1時間半。
本当に苦しい 90分間でありんした。居間に戻ると、乾いた洗濯物の整理をしていた家内が、心配そうな顔をして僕の方を見たので、瞬間、僕は彼女に向って
「ねえ、見て、見て、見て・・・・・・・!!」
と、言うと、ピョンピョンと跳ね上がって見せ
「・・・・・・・もう、大丈夫!! ・・・・・・だって、ホラ、こんな風にジャンプが出来る様になっちゃったもの・・・・・・・!!」
と言うと、家内は僕の方をチラリと見て
「ンもう! ・・・・・・・ホントに、すっごーい心配してたんだから・・・・・・・」
と、怒ったように言ったけど、その声のトーンは明らかに笑っている声調でありんした。いやあ、それにしても、大変な 1時間半でありんした。
でも・・・・・・メダタシ、メデタシ・・・・・・・・!!
今日の日記はこれにてオシマイです・・・・・・・!!
チョン!!
●追伸後記
今から考えると、今回の騒動の原因として考えられるものには、次のものがあります。@ 右腕の腱鞘炎の為、卓球が殆んど出来ず
運動不足だったこと。
その為、腸の動きが活発でなかった事。
A 一昨日、朝、家内が買い物に出掛けた間に
トイレに入ったら、そのトタンに、御用ききがやって
来たので、慌ててトイレから飛び出し、御用ききが
帰ったと思ったら、今度は、つづけて2〜3本の電話があり、
その後、トイレに行く事をスッカリ忘れてしまった事。以上の2点が、今回の騒動の原因だったようです・・・・・・
ですから皆さん・・・・・・健康維持の為に、毎日、運動をかかさず、 排便も毎日キチンとする様に致しましょう。
2004-08-15(日) 雨のち曇 自宅(都内) 気温(最低=15℃、最高=22℃)
今日は午前中ズーッと雨が降り続き、気温がグッと下がった為、・・・・・・約40日という長い間続いていた真夏日の記録も、今日で途切れてしまった。
午後になると、午前中あんなに降っていた雨もキレイに上がった為、急遽、予定を変更して、お墓参りに行く事にした。本来ならば、我家のお盆は7月なのだが、丁度、その頃、久方振りに一家でヒュッテに出掛ける事にしていたので、お墓参りを旧盆に合わせる事にしていたからである。
途中、いつものように、環状6号線を通ったが、青梅街道との交差点付近の変貌は驚く程である。
それにしても、最近は、町の中の送電線を地中に埋設する工事が、少しづつではあるけれど、アチコチで進んでいる為、東京の町の中も、随分とスッキリとして来ている。 ヨーロッパの町の中を歩いていると、よく感ずるのであるが、兎に角、ヨーロッパの町・・・・・・とくにウィーンあたりの街並みの美しさには、少なからず驚かされるが、そういった意味では、日本も少しづつ、市街美の一大後進国から脱却し始めているのかも知れない。
2004-08-17(火) 曇時々雨 自宅(都内) 気温
日本時間、今月の14日未明に始まった、第28回近代オリンビック(アテネ)は、今日で4日目を迎えるが、今迄に取った金メダルは、柔道3(男1、女2)、男子100m平泳ぎ、男子体操(団体)の5ケである。
この中で、特に目立ったのは28年振りに金に輝いた男子体操である。
トータルの点数は、1位 日本 173.7 点
2位 アメリカ 172.8 点という僅差である。
さて、話は変わるけど、毎日、午後4時、オリンピックの競技が始まると、家内も僕もテレビに釘付けになってしまう。気懸かりな、男子サッカーは予選落ち。
女子ソフトボールは、今日カナダに敗れて1勝3敗
卓球の愛ちゃんは、ベスト16位入り。
男子野球は、2連勝中だが、今日は強敵キューバと当る予定。ホントに毎日毎日、応援の楽しいひと時を送らせて貰っているが・・・・・・・
スポーツって、本当に素晴らしいと思う!!
2004-08-21(土) 晴 自宅(都内) 気温(最低=24℃、最高=30℃)
昨日までは、何か本当にムシムシした日が続いていたが、今日は本当に爽やかな一日だった。
12時45分、高校時代の同学年生の吉田さんと、小田急線千歳船橋で待ち合わせ、LYPP の卓球の練習に出掛けた。
吉田さんは、
「こんなに練習したの初めて・・・・・・だって、いつもコーチを受けている所では、交代で指導を受けるから、2時間いても、正味の練習量は余り多くないの・・・・・・でも、ここではズーッと、やりっぱなしだから
2004-08-22(日) 晴 自宅(都内) 気温(最低=23℃、最高=31℃)
・・・・・・皆さん、今日の高校野球の決勝戦をご覧になりましたか??
とうとう、北海道勢が優勝したんです!!
当初、3回表までに四国(愛媛)の済美高校に 1 - 5 と大きく点差を付けられた時は
正直な話、「今年も駄目か・・・・・・!!」と諦めかけていました。
ところが、どうでしょうう・・・・・・??!!
その後、駒大苫小牧は、ガンガンと打つわ、打つわ・・・・・!!
最終回までに 13 - 10 と大逆転!!
史上初・・・・・・とうとう、優勝旗が北海道に渡ったンです・・・・・!!正直な話・・・・・・筆者は、東京生まれ、東京育ちですが
この日が来るのを 30 年間も
来る年も、来る年も待ち続けて来ました。
・・・・・・だから・・・・・・
今日は、もう嬉しくて嬉しくて・・・・・・涙が出そうです!!
半年くらい長い冬が続く北海道!!
その間、ロクスッポ、練習の出来ない北海道のナイン達・・・・・・!!
その大きなハンディにもめげず
優勝旗が・・・・・・ついに、北海道に渡ったンです!!
もう、本当に嬉しいです。
わーい・・・・バンザーイ・・・・!!
嬉しいヨ〜〜〜!!
(余りの嬉しさに、この写真・・・・・・読売新聞のサイトから借りて来ちゃいました)
2004-08-26(木) 曇 ヒュッテ
午後6時、ヒュッテ着。
いつもの事だが、東京からヒュッテに着いた後のひと時は、とにかく忙しい・・・・・・!!
荷物の運び込み、ヒュッテの掃除器掛け、ベッドメーキング・・・・・・等々、数え上げたら切りが無い。・・・・・・そして、その嵐のようなひと時が終ると、やっと夕食の準備が始まる。
今夜のメニューは・・・・・・
炊きたてのご飯。
出発前に家内が作って呉れた、僕の大好きな新鮮なイワシの生姜煮。
人が見たらビックリする位の山盛りのキャベツのサラダ・・・・・・
それに、これも、大好物の自分で作ったジャガイモの味噌汁。・・・・・・こんなに簡単な食事ではあるが・・・・・・それでも・・・・・・いつも、僕が自分ひとりで作っている簡素な晩ご飯に比べたら、今夜の夕食は、兎に角、ご馳走である。
って言うのは、何ンツッタッテ・・・・・・イワシの生姜煮が光ってるもの!!その為だろうか・・・・・・
この静かなヒュッテの中で、眠たげなラジオの音を聞きながら、独り静かに沁み々々と食事をしていると・・・・・・
胸が締め付けられるように幸せである・・・・・・!!そんな僕は・・・・・・
遅い食事を終わると、今度は、ホッとひと息をつきながら、熱くてにがい日本茶を飲み、
・・・・・・その後で、いつもの様に、ラジオの気象情報を聞きながら、30分程うたた寝をする。ホントに何んという事も無い、夕べのひと時だが、
うたた寝から目を覚まし、食器洗いと、片付けが終ると、もう僕には何もする事が無い・・・・・・!!普段なら・・・・・・2階に上がって、ヘッセの詩集でも開くのだろうが、今日はドライブで疲れている為か・・・・・・もう、全く、何もする気も起こらない。
ただ・・・・・・もう、何もしないで、鉛筆をもてあそんだり、ダイニング・テーブルの上に消しゴムをコロコロと転がしたりして、グズグズしているだけである・・・・・・と、その時、ふと、食堂の書架の中に、関東地方のロードマップがあるのに気が付いた僕は、何んの気なしに、そのマップを手に取ってパラパラとめくってみた。
・・・・・・そしたら、自然に開いたのが、塩山付近のページ・・・・・・
最初、僕はボンヤリとそのページを眺めていたが、そのうちにフト気が付いて、「竹森」 という地名を探してみた。
・・・・・・すると、国道 411号線から少し離れた所に、確かに、その地名があるではないか・・・・・・「へえ、こんな所ナンダ〜!!」
竹森とは・・・・・・つい、この間、新宿の中村屋で会ったばかりの Y ちゃまから聞いた、彼女の家の田圃や畑がある集落の名前である。
その集落を、マップの上に見つけた僕はフト呟いた・・・・・・「竹森って、どんな所ナンダロ・・・・・・?」
・・・・・・そんな事を考えていたら、不意にダイニングの壁に懸かっている鳩時計が ポッポー・ポッポーッと鳴き出した。
・・・・・・何気なく音の数を数えてみると、時刻はナント真夜中の12時・・・・・・・・・・・・そしたら、僕は急に眠いのに気がついて、
「ファ〜〜〜〜ッ!!」と
大きな欠伸(あくび)を一つし・・・・・・・・・・・・その後で、フト・・・・・・こう思っちゃいました。
「Y ちゃまは、今頃、まだイラストを描いてるのかナ〜〜〜〜??」
・・・・・・って!
そしたら、何んとなく彼女に会いたくなっちゃいました・・・・・・・
皆様・・・・・・こんな日記になっちゃて、ゴメンナサイ・・・・・・
でも、Y ちゃまって、ホントに素直で飾らない女の子(?)なんです・・・・・・多分、皆様も彼女にあったら、そう思うと思います・・・・・・!!
では、皆さん・・・・・・オヤスミナサイ・・・・・・!!
2004-08-27(金) 曇のち雨 ヒュッテ 気温(最低=16℃、最高=23℃)
明日はランタネン・フェスのお祭りの日である。
・・・・・・だから、今夜は前夜祭の夜という事になる。ランタネン・フェスとは、もともとはドイツ語で・・・・・・手っ取り早く言うと、提灯(チョーチン)行列とでも訳すのでしょうか・・・・・・
町の老若男女が、自分たちで作った思い思いの作品に明かりを灯して、町の中を練り歩くお祭りである。
・・・・・・もちろん、パレードの後には、作品コンテストの授賞式があることは勿論でありんす。ところで、僕の今回のヒュッテ来訪の目的は、あした開催される、このランタネン・フェスを見学する事なのだが、僕はどんな作品があるのか前以て知りたくて・・・・・・こういった時には、いつも真っ先に連絡をとる、町興しの 「こうみ塾」 の仲間の看板屋の キミサ (公サ ⇒ 公さん : 小海弁) に連絡をとってみた・・・・・・
「公サ (きみさ)? ・・・・・・ 八岳だけど?」
・・・・・・数回の呼び出し音のあと、受話器に出た彼の声に向って、僕はこう話し掛けた。
すると、すぐに、にこやかで元気のいい声が、受話器一杯に響いた。
「ア〜、八岳さんかァ〜・・・・・・暫くこっちサ来なかったじゃねえだかい? ん・・・・? ウン! そう、そう・・・・・・あした、ランタネン・フェス さあるの、知ってるラ・・・・・・?」
・・・・・・そこで・・・・・・
「うん、知ってるよ・・・・・・だから、こうして見に来たって訳サ! どう? 何か面白い提灯作っている人いる・・・・・・??」
と、聞くと
「いる、いる・・・・・・今、オラほの工場で、緑の協力隊の若い女の子が、物凄いランタン作ってるダヨ! ・・・・・・え? うん、それを見に来たいって・・・・・・? いいよ・・・・・・もう殆んど出来上がってるから・・・・・・見事だよ!!」
という事に相成ったので、早速、愛車を飛ばして山を下り、公サ(きみさ)の工場に顔を出す事にした。公サの仕事場・・・・・・「工房あらい」は、千曲川を越えた小高い丘の中腹にある。
15分程して、彼の工場に着き、にこやかに出迎えて呉れた公サに
「今日は! どう? ・・・・・・元気だった?」
と聞くと、彼は破顔一笑・・・・・・
「・・・・・・元気ですよ、お陰様で・・・・・・」
と、言った後、
「ほれ、これですよ! 今年の最大傑作は・・・・・・」」
と言いながら、仕事場の奥に置いてあった、何やらバカデカイ白色のランタンらしき物の方を指差した。「・・・・・・何んだろう? これは?」
と訝(いぶか)りつつ、その提灯の方に一歩を踏み出した僕は、その白いチョーチンの全体像が分かると、思わず、その場に直立不動の姿勢をとった。・・・・・・そこには、物凄く立派な恐竜のチョーチンがあったからである。
「ウヒャ〜〜〜凄いね、コリャ〜〜〜!!ちなみに・・・・・・このスラリとしたスタイル抜群の美女の名前は・・・・・・ヒトミちゃまと発します・・・・・・
チョン !!
2004-08-28(水) 曇りのち雨 ヒュッテ 気温(最低=●℃、最高=●℃)
今日はランタネン・フェスの当日でありんす。
筆者は、68歳のこの年になっても、お祭りが大好きで・・・・・・この事は、ガキンチョの時代からチットモ変わっていません。 まぁ言うなれば、知能指数が体の成長に追い付いて来なかった・・・・・・と言うのが、かなり真相に近いところではないかと思います。だから、今日だって、あさからソワソワして何んとなく落ち着かない・・・・・・!!
・・・・・・兎に角、夕方になったら、取る物も取り合えず・・・・・・デジカメを持って、山を下ったっちゅうワケでありんす。
午後5時半、出発会場の町役場の裏手に行ってみると、
もう、思い思いのランタンを手にした老若男女の一団がワイワイガヤガヤと、盛んに談笑をしていた。
祭りが始まる前の、あの何とも言えぬ、ドキドキすようなひと時・・・・・・
筆者は、もう誰彼と無く、知ってる人の顔を見ると、
滅多矢鱈と片ッ端から挨拶をしちゃいました!!
この気持ち・・・・・・お祭り男なら、分かりますよ・・・・・・ネ!!
・・・・・・当然の事ながら、ヒトミサウルスは、遠くからでも、一目瞭然です。
今回のランタネン・フェスの実行委員長の小海小学校の校長先生のご挨拶。
この町の素敵な事は、このように、町の人達が皆で町の行事を楽しむ事が出来ることである。
その陰には、色々な行事を企画し、町民の皆さんと
そういった行事を本能的に楽しむ才に恵まれた山師集団の 「こうみ塾」 の存在がある事を
こうみ塾の与力筆頭(よりきひっとう)・・・・・・
看板屋 「あらい工房」 社長のキミサ(公さん)の作った
ユーモラスなチョーチン・アンコウを先頭に町の中を練り歩くランタネン・フェスの行列・・・・・・!
・・・・・・ここで話は変わるが・・・・・・このキミサこと新井公男氏という男を、ひと言、皆さんに紹介しておこう!!、
筆者の当てにならない鑑定眼によると・・・・・・氏は兎に角、遊ぶ事の達人である。
・・・・・・って言うのは・・・・・
上の写真のチョーチン・アンコウだって、手間暇と制作費が掛かるのに
ニコニコしんがら、「アラヨッ!!」と、大喜びでやっちゃうところが物凄い!!
おおよそ、金勘定とか利に敏い(さとい)人なら
キミサのように・・・・・・そんな馬鹿げた事はやらないものだが、氏の場合は
嬉々として、その流れの中に見を投じちゃうのが見事である。
・・・・・・蓋し(けだし)、筆者をして氏の事を与力筆頭と呼ばしめる所以(ゆえん)である・・・・・・
どうです・・・・・・?!
この子供達のあどけない可愛らしい姿・・・・・・!!
筆者が、カメラを向けただけで・・・・・・
「ヘ〜〜〜イ・・・・・・!!」という元気な声がかえって来ちゃう・・・・・・素直さ!!
でも、男の子達より、女の子の方が、元気で・・・・・・
お祭りを楽しんでいる姿が板に付いていました。
ネエ、皆んな、イイ顔しているよネ〜〜!
ご覧下さい!
ヒトミサウルスはとても大きなランタンなので、歩道を歩けません・・・・・・
まさに・・・・・恐竜、車道を往く・・・・・・の図です・・・・・
それにしても、小学生の女の子の言葉じゃないけれど・・・・・・
「この恐竜 チ〜〜〜〜ットモ 怖くナ〜〜〜〜イ!!」ですな・・・・・・
それが、また、このヒトミサウルスが子供達にモテテいる理由ナンスケンド・・・・・・ねえ?!
That's right.........!!
そいから・・・・・・あと一人・・・・・・
ヘンテコリンな作品を作った男がいますので、ついでに紹介しちゃいまヒョウ・・・・・・!!
それが・・・・・・この男、建築設計技師の由井大先生が、その人
兎に角、坂本竜馬バリの熱血漢の改革派・・・・・・
どうです? ・・・・・・作品だって物凄いでしょう??
なんでも、使い古しのフライ・フィッシング・ロッド 2本に、
訳の分からない玉ッコロと、四角い箱をブラ下げた・・・・・・UFO・・・・・・2機!!
その格好がヒョウキンなので、普段の素顔を知っている筆者などは
いくら笑っても、笑いが止まらない・・・・・・程の作品!!
考えてみれば、彼の性格がオッカシイんだよ・・・ネエ!!
チョン!!
ランタネン・フェスの行列の最後を飾るのは、
これまた 「工房あらい」 のキミサの手になる プティリッツァ のランタン・・・・・・
来年は、僕ちゃんも何かを作って参加しようかナ・・・・・・?!
パレード終了後、町の公民館で開かれたコンテストで
見事、「大きいで賞」を獲得したヒトミサウルス
周りに坐っている小学生の体と比べると
ヒトミサウルスが、如何に大きいか・・・・・・がお分かり頂けるでしょう?!
この作品を、ホントにたった一人で作ったのは作ったのは、
「緑のふるさと協力隊」から派遣された Hitomi ちゃま
話してみると、ホントにキュートでチャーミングな女性です・・・・・・!!
ランタネン・フェスの表彰式が終ったあとのご苦労さん会
・・・・・・このテーブルには、アイルランドから来たパトリッシア達がいたので、
この島の公用語は、いつの間にか英語になっていました。
でも、皆さん、本当に・・・・・・素晴らしい人達で・・・・・・
底抜けに楽しいひと時を持つ事が出来て、ホントに良かったと思います。
又、来年もランタネン・フェスを楽しみましょう・・・ネ!
2004-10-29 (日) 雨 ヒュッテ 気温(最低=14℃、最高=19℃)
終日、雨に降られた一日。
お陰で、気温がグッとさがり、最低温度は14℃。
・・・・・・慌てて、長ズボンにセーターを着込んだが、何かうすら寒く、とうとうストーブに火を入れることにした。
今迄、8月にストーブを焚いた事が2回あったので、
今回が3回目・・・・・・
でも、薪ストーブって素敵だよネ〜〜!!
我家は全員が薪ストーブの愛好家たちでいます。