2003 12 月の高原日記

  

2003-12-01(月)    雨     自宅(都内)

 今日で、SOの 本年度第3回目の卓球教室が終わりである。
 ・・・・・・教室が終わってから、高田馬場の駅の反対側のレストランで、簡単な反省会兼忘年会をした。
 その席上、お開き間際に、昨日出来上がったばかりの  『スペシャル音頭』 の話をしたら、皆さんが 「歌え! 歌え!」 と言うので、小さな声で歌ったら、大バカ受けだった。

 帰り際、伊藤さんが、「この歌を CD に焼いて呉れれば、コピーが簡単に出来るので、皆に配れます・・・・・・何とかなりませんかね?」・・・・・・と、僕に聞いたけど、どうやればいいんだろう?
 CD-R はパソコンでは、いくらでも使うけど、CD-R に歌を録音することって出来るんだろうか?

 チョット勉強しないと、いけないみたい・・・・・・・・????

     
         

2003-12-04(木)    晴     自宅(都内)

 我が家の息子 KR の今年の卓球の試合が全部終わった。
 ・・・・・・今度、試合があるのは、来年の2月に入ってだろうか?
 2ヶ月間ほど、少しは時間的に余裕が出来そうである。
 ・・・・・・と言っても、クリスマスカードと年賀状書きが目前に控えているし、人数が増えて手狭になった Special Olympics の卓球の練習場探しもしなくてはならない。

 その他にも、12月14日締め切りの「小海町の蝶」の原稿書きも、全くの手付かず状態である・・・・・・こんな事を考えると、矢張り、時間的には、大して余裕が無いという事が分って来た。

 ・・・・・・ああ、この時間貧乏・・・・・・いつになったら、チッタア楽になるんだろう?

2003-12-06(土)    晴     自宅(都内)

 六本木のトミーが経営する音楽事務所の Roving Spirits 社に出掛ける。
 用件は、テープに録音した「スプシャル音頭」を CD-R に落として欲しいというリクエストが SO 広報委員の I 氏からあったからである。

 久方振りに出掛けた六本木。
 以前は、六本木って、兎に角、行くのが面倒臭かったけど、今どきは・・・・・・JR東中野から、3年ほど前に開通した地下鉄 「大江戸線」 に乗り換えると、7つほど駅を通り越せば一直線に着いてしまう。
 世の中、随分と便利になったものである。

 ・・・・・・さて、トミーの事務所は、六本木の交差点から東京タワーに向って、七〜8分歩いた所の大きなスーパーの上のビルの4階にある。
 でも・・・・・・事務所に入ると、久方振りに会った二人のことである。
 ・・・・・・兎に角、2人共、よく話すこと・・・・・・これが60歳台の大の男かと思う程のガキンチョ振りである。

 2時間ほどクッチャベッテから、やっと、本題の CD-R への収録の話になったが、その方法は、トミーの持っている、 MDのダビングマシンで Tape ⇒ MD のデジタル変換をし、その後で・・・・・・・同じフロアの音楽事務所で MD ⇒ CD-R の焼き付けをして貰って完成・・・・・・・思わず、ホッと溜息をついた次第である。

 ・・・・・・でも、本当はとっても忙しい彼なのに・・・・・・こうして、骨を折って呉れるトミーの優しい心根が嬉しい・・・・・・・

 トミーも、又、物凄くイイ奴である。

      

        

2003-12-08(月)    晴     自宅(都内)

 前から気になっていた、家内の油彩を、「奥ちゃまの油絵」のページに追加アップロード。 第1集を完成し、第2集に取り掛かった。

      
 

    
 その中の1枚が上の作品。
 この作品の原画の、首筋から胸にかけての迫力は中々の圧巻。
 ・・・・・・その所為だろうか・・・・・・上の画は、筆者の好きな作品の一つである。

            

     
2003-12-09(火)    晴     自宅(都内)

 冬至が近付いて来たせいだろうか、午後5時半ともなると、もう外は真っ暗だ。
 それで思い出したけど・・・・・・我が家の庭のアンズの葉も、もう7割方落ちてしまった。
 それから・・・・・・クリスマス・カードも書き終わったし、受け取った喪中ハガキも数枚にもなっている。
 ・・・・・・毎年の事だが、師走に入ると、町の中も何んとなく忙しくなり、年の瀬の慌ただしさを肌を通して感じさせられる・・・・・・
 ・・・・・・そんな町の中の風情も中々と素敵である。

 話は変わるが、今日、河北病院の健診センターで、胃の内視鏡検査を受けてきた。 今迄、胃カメラ検査を受けたのは、もう20回近くにもなるが・・・・・・その間に胃カメラのチューブの太さも随分と細くなって来ている。
 お陰様で、胃カメラの検査も随分と、楽になったものである。
 検査のあと、先生から説明があったが、組織を採取ったのは2回とか・・・・・・
 結果は、10日ほどしてから通知いたします・・・・・・との事でした。
 

    

2002-12-11(木)     曇      自宅(都内)

 午後3時頃、サイトの更新をしていたら、足の指先が冷たくなっているのに気がついた。
 「・・・・・・・・???」
 不審に思って、窓を開けてみたら、サッと冷たい空気が部屋の中に入って来た。
 冷たい気団が北の方から下りて来たのだろうか?
 いよいよ、本格的な冬の到来か・・・・・・

      
        

2002-12-12(金)     曇時々雨     自宅(都内)

 相変わらず、何やかやと雑用に追われている。
 昨日は、僕のサイトのトップにローヴィングスピリッツのラベルを配置して、そこからトミーの会社のサイトにリンクを張った。
 少しでも、彼の会社のCDの販売に繋がればよいが・・・・・と思っているけど、どうだろうか?

 それが終わって、ひと息ついていると、小海町公民館報の原稿の締め切りが3日後に迫っているの気がついた。
 慌てて、パソコンに入っている標本の写真の印刷に取り掛かったが、写真の画面が暗くて、面白くない。
 ・・・・・・以前から、デジカメの暗い原画から、明るい写真を作るのには、どうしたらいいのかを考えていたが、今日は、Photoquicker を色々といじくっているうちに、明るい写真を印刷する方法を見つけてしまった。
 ・・・・・・ウレシイ!
 僕は兎に角、グラフィックが苦手だから、こうして何か新しい方法が見付かると嬉しくて仕様が無い。

 これからも、少しづつ勉強していく事にしたいと思う。
 それにしても、 Paint Shop Pro 7 で、写真の画面を明るくする方法が、どうもうまく見付からない・・・・・・・
 こんど、サポートに電話をして聞いてみることにしようか・・・・・・?

      

       
2003-12-13(土)     晴     自宅(都内)

 公民館報に載せる原稿を仕上げて、メールで井出さんに送信した。
 内心、(ヤレヤレ・・・・・・)と思ったのも束の間、まだ、年賀状書きが全く手に着いてないのを思い出した。
 残念なことに、昨年の Win XP のトラブル騒ぎで、住所録がぶっ飛んでしまったので、又、最初から作り直しをしなくてはならない・・・・・・トホホホホ
 それにしても、「筆ぐるめ」の住所録の Back up ってどうやって取るんだろう?

 考えてみると・・・・・・僕が比較的真面目に Back up を取っているのは、HPのサイトだけである。

 メールも、アドレス帳も、HPのお気に入りも・・・・・・・全く無防備である。
 その辺りの事も、一度、丁寧に勉強しておかなくてはいけないと思う・・・・・・・

     
 夜、寝る前に寝室の雨戸を閉めた。
 ・・・・・・ガラス戸を開けたら、ヒンヤリとした夜気が気持ちよかった。
 我が家から、程遠からぬところにある24階建てのマンションが、透き通った夜空をバックに美しく静まり返っていた。
 ・・・・・・この景色は、ヒュッテの景色と全然違うけれど・・・・・・決して嫌いな景色ではない。
 いつだったろうか?
 木枯らしが電線で唸り声をあげていた冬の夜のこと・・・・・・晧々と輝いていた青白い月の光の下、このマンションが美しく輝いていたのをフト思い出した・・・・・・
 ・・・・・・見方によっては、東京も美しい街なのかも知れない

     

     
2003-12-14(日)    快晴      自宅(都内)

 夕食後、家内とテレビを見ていたら、突然、臨時ニュースの文字が流れて、フセイン元大統領が捕まったという。
 ・・・・・・・そのあと、もう2人はテレビに釘付け・・・・・・・
 断片的なニュースが色々と流れたが、総合すると・・・・・フセインはチクリット南方 18km あたりの農家の庭先の土納屋の床に穴ボコを掘り小さな空気穴を1つだけ開けて、いろいろなガラクタで分からないように偽装をし、その中にいたところを捕まったという事である。
 わずか1畳ほどのホントに狭い穴の中に現金8000万円くらいをもってひそんでいたとか・・・・・・・・・
 何か、天井裏に現金1000万円をもってひそんでいた、オウム真理教の麻原教祖と似た捕まり方をした。

 2人とも、人を殺す事を何んとも思わなかったようなタイプの人・・・・・・・
 このニュースを聞いたトタン、何か、物凄く淋しい思いに駆られたが、何故だろうか?
 自分に敵対する人の命を奪う時には、殆んど何も考えずに冷酷になれる癖に、自分の命が奪われそうになると、なりふり構わずに命乞いをするという、「自分さえ良ければ・・・・・・」という吐き気を催すような利己心!

 そんなに自分の命が大切なら、ひとの命ももっと大切にすればいいのに・・・・・・とホントにそう思ってしまう。

 ・・・・・・・僕には、到底、あの様な生き方は出来ない・・・・・・・

     

     
2003-12-17(水)    晴     自宅(都内)

 山王溜池のゼロックス本社の会議室にて、今年最後の Special Olympics の広報委員会のミーティングが終わったあと、各分科会の人達が、近くのレストランに集まって忘年会が開かれた。その席上、この間作詞作曲した ”スペシャル音頭”を 「歌え!」「歌え!」と囃し立てられたので、(1回だけと思って)歌ったところ、喜多さんから「もう一度歌って、歌って」とせがまれて、もう一度、歌わせられてしまった。

 そして歌い終わったら、爆笑の渦。
 「これ面白い!」
 ・・・・・・と言って呉れた人が沢山いました。

    

      
2003-12-18(木)    晴     自宅(都内)

 昨日に引き続き、今日は「かるがもピンポンクラブ」の忘年会が御茶ノ水のすずらん通りで行われた。
 ・・・・・・集まったのは、北川さん・伊藤さん・水島さん・大井田さんなど総勢7人。
 前半はご馳走・後半はカラオケというメニューだったけど、北川さんがカラオケが上手だったのにはとても感心。
 あとで
 「・・・・・・ねえ、あなた前に合唱やっていたんじゃないの?」
 って聞いたら、まさに図星。
 ・・・・・・今年、最後の忘年会はとても楽しく終わりました。

      

     
2003-12-20(土)    快晴     自宅(都内)

 今年最後の LYPP (Love your ping pong) の練習に世田谷区の千歳船橋まで出掛ける。
 師走も押し迫って来た為か、参加者はいつもの半分ほど。
 ・・・・・・お陰様で、卓球台をユッタリと使って、十分に練習が出来ました。

     

    
2003-12-21(日)    晴     自宅(都内)

 僕は毎朝家の前を掃く時に、ついでだから、向こう三軒両隣の家の前も掃くことにしている・・・・・・
 今朝もそうだった・・・・我家の前の O宅の門の前を掃いていたら
 何んと、2人の背の高い外人さんのサンタクロースが駅の方からやってきたのである!
 僕は一瞬オドロイタが、僕の近くまでやって来た 2人のサンタさんは僕と目が合うと、ニコリと小さく微笑んだ。
 瞬間、僕は咄嗟(とっさ)にサンタさん達に声を掛けていた
 ”Woooops.......two Santa Clauses ! .........Good morning !”
 ・・・・すると、明るい声の答えが返ってきた・・・・
 ”Good morning ! How are you ?”
 ”Me? Very fine ! Thank you !........Where are you going ?”
 僕の質問に、何を思ったのか背の低い方のサンタさんが、僕にこう尋ねた
 ”Ia there a gas house around here ?”
 ”Gas house ?”
 ・・・・・・一瞬、Gas house の意味が分からなかった僕は、鸚鵡返しに、こう聞いた・・・・・・・すると、彼はこう言った。
 ”Yes ! ”
 (ハテ、Gas house って何んだろう?)と思いつつ
 ”Is that a shop ?”
 ・・・・・・いよいよ僕の得意の奥の手である。
 分からないものは、聞いてしまえ・・・・・・という訳である。
 すると・・・・・・彼の答えは
 ”Yes...............four people are working there.”
 である。
 この言葉に僕はふと考えた。
 (あ、これは、ガソリンスタンドの事かもしれない・・・・・・大通りのガソリンスタンドには確か4人の従業員が働いていたっけ・・・・・・・)
 そう思いつつ、
 ”Yes, there is one I know.................it's about five minuites from here !”
 すると彼の言葉は意外や意外・・・・・・
 ”I think it must be around here............'casuse address is............”
 と言いつつ、近くの家の番地と左手に持ったメモ用紙の番地を見比べながら、その Gas house の番地を言った。
 ・・・・・・将にその通りである。
 その彼の言う番地からすると、そのガソリンスタンドは我家のすぐ近くにある筈である。
 (え? 本当かよ・・・・・・?)
 そう思った僕は彼に言った。
 ”OK!...............If you don't mind, would you wait here a little while ? I'd like to be in my house and fetch a house map around here...............”
 ”OK! Thank you.............we will be waiting here.............”
 ”OK ! I'll be back here in a mimuite............”

 ・・・・・・家にとって返すと、驚いたのは家内である。
 「・・・・・・どうしたの? そんなに慌てて家の中に飛び込んで来たりして・・・・・・」
 ”We would
 ・・・・・・こんな会話が暫く続いてから、僕は家の中から地図を持って来て

彼らの案内役をする事になってしまいました。

僕が手に持っているのは、新聞ではなくて、近所の住民の名前入りの詳しい地図です!

詳しくは、当日の高原日記をご覧になって下さい。

(・・・と言っても今は、年賀状書きに追われているので、

日記の記入は年明けにナッチャイソ〜〜オヤオヤオヤ!!)

お陰様で、今年のクリスマスはこんなハップニングがあった素敵なクリスマスになりました!

 皆さんのクリスマスは如何でしたか・・・・??

それでは・・・・・・よいお年をお迎え下さい!!


 

    

    
2003-12-23(火)    快晴     自宅(都内)

 僕には、少し変わった癖がある。
 ・・・・・・・家の中を整理したり、掃除をしたりするのが、結構楽しいというヘンな趣味(?)である。
 今日も昨日に引き続き、外階段やガラス戸を2〜3時間キレイにしてたら、疲れてしまったので、南口の Veloce に、お茶を飲みに出掛けた。

 ところで、Veloce に行く時は、決まって・・・・・・と言いたい位に、CDウオークマンを持って行く事にしている。
 ・・・・・・ Veloce に着くと、カフェラテを注文し、席に着くと、いつもの様に英語の学習雑誌 Englisha Zone に同梱されている CD (#006・・・・・号)に耳を傾け出した。
・・・・・・そして、小一時間ほど経ち、すこし疲れて来たので、イヤホンを耳から外した時のことである。
 今迄、僕の隣の席に坐って、物凄い勢いで中型のノート型パソコンのキーボードを叩いていた若いお嬢さんが、パソを叩くのを止め、帰り支度を始めたので、ふと声を掛けてみる気になった。
 「ねえ・・・・・・貴女、僕が来た時から、ず〜っとキーボード叩いていたけど、それ、仕事なの・・・・・・それとも勉強なの?」
 ・・・・・・いきなり、隣席の見知らぬオジサンから声を掛けられたので、そのお嬢様は聊かビックリしたらしい・・・・・・!
 僕の顔を2〜3秒見たあと、静かにこう答えた
 「仕事なんです・・・・・・」
 「・・・・・・そう? でも、貴女のキーインスピード物凄く早いよネエ〜!!」
 ・・・・・・と僕が言葉を継ぐと、彼女はクスリと小さく微笑んで、こう言った。
 「いえ、それほどでもありませんが・・・・・・」
 「そうかな・・・・・・でも、ブラインドタッチでキーインしているスピードはかなりの速さだぜ!」
 「・・・・・・そうかしら?」
 明らかに・・・・・・彼女は素直に答えている!
 ・・・・・・その明るさにひかれて、僕は更に話し掛けた。
 「うん・・・・・・そうだよ・・・・・・っていうのは、僕もパソコンが大好きだから分かるんだけど・・・・・・貴女が、キーボードを叩いている時、貴女はキーボードを全然見ていないもの・・・・・・」