2003 7 月の高原日記

  

2003-07-01(火)     雨       自宅(都内)

 午前 11 時 23 分、成田空港着。
 長かったアイルランドからの空の旅が終わった。
 アイルランドの首都ダブリンを飛び立ったのが、昨日の午前11時15分(現地時間)。

 約2時間かかって、ロンドンに着き、3時間の待ち合わせの後、ロンドン→成田が11時間半。
 合計すると、20時間ほど片道に費やしている。

 昨日まで10日間ほどお世話になっていた、ダブリンの家は、もう本当に遥か彼方である。

     

      
2003-07-02(水)     曇      自宅(都内)

 時差ぼけはマアマアである。
 まず最初に、今日はスーツケースの整理を始めたが、衣服の整理が大変である。
 何はともあれ、尻切れトンボながら、 10日間おせわになった D 宅に e-mail を発信した。 それから写真の整理を始めたが、まあ、その時間の掛かる事。 これから先、聊か時間が掛かりそうで、とても心配!!

 頭の中には、昨日までの色々な思い出が一杯に詰っているけれど、その量が余りにも厖大なため、一体全体どこから手を付けていいものやら、皆目見当が付かない。

 兎に角、素直な気持ちになって、身の回りの旅の荷物の整理から始める事にしよう。
 ・・・・・・そうしたら、そのうち、どうしたらいいかが、少しづつ分って来るかも知れない。

    

     
2003-07-03(木)     曇ときどき晴      自宅(都内)

 気が付くと、集団疎開の「普済寺の集い」は4日後に迫っていた。
 慌てて住所録の整理に取り掛かる。

    

     
2003-07-04(金)     雨       自宅(都内)

 今日も、戦時中、普済寺に疎開した、当時の子供たちの住所録の一覧表作りに一日を費やした。
 兎に角、時間が無い・・・・・・前から、こうなる事は分っていたが、そうなってみると、矢張り忙しい!!

 余った時間に、アイルランドで撮った写真の整理と仕分けに精を出す。

 一日が終わり、わずか数行の日記をつけるのがヤットコサットコの毎日・・・・・・
 こんな毎日がいつまで続くんでしょうね〜〜〜??

     

      
2003-07-06(日)     曇      自宅(都内)

 新宿の木曽路で、集団疎開から帰って来て初めての「普済寺の集い」を行った。
 集まったのは、塚さん、哲ちゃん、敦子ちゃん、浜ちゃん、正子ちゃん、栄ちゃん、百合チャン、君代ちゃん、それから僕の 9 人。

    
 
      

 何しろ、こうして顔を合わせたのは、57年振りの事である。
 顔を合わせた時、みんなの顔が分るだろうか・・・・・・と、聊か心配をしていたが
 ・・・・・・木曽路の入り口で、顔を合わせてみると、ケッコウ顔が分ったから不思議である。

 ただ、同級生の百合ちゃんが分り難かったのには聊か驚いた次第。

 一番驚いたのは、塚さんの背が高くなった事で、これには全員が口を揃えてビックリのひと言でした。

    

      
2003-07-07(月)     雨      自宅(都内)

 さあ今日から写真の仕分けである。

    

    
2003-07-08(火)     雨      自宅(都内)

 今日も終日、写真の仕分けに暮れる。

    

     
2003-07-09(水)     曇      自宅(都内)

 やっと、ダブリン滞在中の写真の仕分けが終わった。
 これからが本番のホームページ作りである。
 VW Cabriolet の車検の為、車を代田橋まで持って行く。
 買った時はヤナセで買ったが、その後、ヤナセが VW との販売契約を打ち切った為に、車検整備がチト面倒臭いことになってしまったためである。

    

    
2003-07-10(木)     曇      自宅(都内)

 午前中、光ファイバー導入工事仮契約
 午後2時、吉祥寺の第一ホテルで、五商3Gのクラス会。
 約20人ほどが集まる。
 こんなに集まったのは、本当に珍しい。

     
 

    
夜7時、九段下社会教育センターにて、Special Olympics の広報委員会。
 アイルランド世界大会の開会式と、卓球の試合の原稿2本を依頼される。
 期限は「小海町の蝶」の締切日と同じ、18日。
 大変だ・・・・・・18日締めの原稿が3本になってしまった。

     

     
2003-07-11(金)     曇       自宅(都内)
 VWの車検の見積もりが届いたが、結構な金額である。
 早速、工事の内容を電話で聞いて、それを頼む事にした。
 午後、NHK の T 氏から電話あり。
 早速、アイルランドでの試合結果をHPで探して、その結果をFax にて送付した。
 夕食後、一昨日頼まれた、開会式の原稿の骨子を作り始めた。
 兎に角、最近の忙しさは格別である。
 明日のスケジュールは、2階ドアの塗り替え、スペシャルオリンピック高円寺、午後は LYPP とこれまた色々と忙しい!
 全くオヤオヤオヤである!

    

      
2003-07-12(土)     曇       自宅(都内)

 午前中、スペシャルオリンピック高円寺の教室に、オリンピック・メダルを見せに行き、そのあと色々な人達と打って貰った。

     
 

      
 

    

 午後は、世田谷区主催の LYPP (Love Your Ping Pong) の皆さんにも、メダルを見せに行って来ました。

 ・・・・・・皆さん、とっても喜んで下さいました。

    
 

   

 夕食後、今日も原稿書きに追われました。
 全く何んていう事でしょう?
 ・・・・・・・でも、もうあと一息です!
 今夜の内に、1本を書き上げ、明日の夕方までに最後の1本を書き上げれば、全部、終わり!
 そしたら、さっそく、卓球ツアーの準備に取り掛かりましょう!!

    

     
2003-07-14(月)      雨       自宅(都内)
 ここ2〜3日、雨の日が続いているが、雨が大好きな僕は一向に苦にならない。
 しかも、東京のあのバカ暑さに見舞われないから、僕にはすこぶる快調である。

 今日は午前中に、きのう書き上げてメールで送信した「ギンイチモンジセセリ」の写真原稿を、郵便局に出かけて郵便ではっそうしたあと、最後の原稿「SOWGの卓球競技の結果」の原稿を、書き上げ、夜になって配信メールで発送し終わって、本当にホッとひと息。

 アイルランド行きの時差ボケと、原稿書きに追われた疲れがドッと出たせいだろうか? ・・・・・・ 兎に角、立っても座っても、滅茶苦茶に眠いのが現状 ・・・・・・ たった今も、大きな欠伸が一つ出たところ!
 マッタク、どうなっちゃうんでしょうねえ!

    

    
2003-07-15(月)     曇ときどき晴     自宅(都内)

 時差ボケは、まだ完全に回復していない。
 日中、やけに眠かったり、朝、早く目が覚めたりしている。

 アイルランドから帰って来たあと、現地で撮った写真の整理を終え、溜まりに溜まっていた原稿数本を仕上げ、ホッとしてアチコチにメールを打ち始めたら、突然、メールの調子がおかしくなってしまった。
 ・・・・・おとといの日曜日の話である。
 それから、2日間、アーデモナイ・コーデモナイとアチコチいじくっていたが、どうしても埒が開かない・・・・・とうとうプロバイダーに電話を掛けて、様子をみてもらったら、最終的には僕のPCの中の問題ではなく、3日前に、プロバイダーさんの方で、大々的な工事をやった余波のことだったらしい事が分った。

 ってな訳で、2日ほど時間を無駄にしてしまったが、その間も、家のアチコチに工事が入っていたため、ユックリと時間を掛けて、工事の進行状況を眺める事が出来・・・・・・思わず
 「ユックリするのもイイナ!」って、呟いた程である。

 全く、人生・・・・・・何が幸いするか分らないものである・・・・・・!!

2003-07-17(木)     曇ときどき雨      自宅(都内)

 Texas の Dennise からメールが届いた。

 ホームページを作ったという事である。

     

     
2003-07-18(金)      曇ときどき雨      自宅(都内)

 昔、集団疎開に一緒に行った正子ちゃんと妙子ちゃんに手紙をだした。

    

     

2003-07-19(土)      曇        自宅(都内)

 VW-cabriole の引き取りに行ったら、即金支払い・・・・・・だと言うので、ビックリ!
 今迄の会社では、いつも、引き取りに行くと請求書を渡されて、後刻、その金額を振り込めばよかったが、今回は、今迄と様子がまるで違っていた。お陰で、時間を大幅にロスしてしまった。

 夜、寝る前に押入れを開けたら、中から羽蟻が沢山出てきてこれまたビックリ!
 幸い、シロアリではなかったので、殺虫剤をまいたらトタンに姿を消してしまった。
 明日、倉庫の縁の下を覗いて見なくちゃ・・・・・!!
 この押入れの真下には、一坪程のキチンとした倉庫があるからである!!

 それにしても、どうして、こうも次から次へと色んな事が起きるんだろう?

     

    
2003-07-20(日)      曇       自宅(都内)

 午前中、教会へ。
 高柳牧師の話は、実に分りやすくて面白い。
 今日の話はマルコ伝の 3章31節〜35節。
 ・・・・ここのところは、もともと21節から31節につながっていたもので、22節から30節までは、後の挿入である・・・・という所から始まったお話がとても面白かった。

   
 午後、教会からの帰り道にシマチューに寄って、アリの殺虫剤を買って来た。
 ・・・・・・昨夜の羽蟻が、何処から出て来たかを調べて、消毒をする為である。
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・
 家に帰って来ると、僕は倉庫の鍵を開けて中を調べてみた。
 2階の押入れの位置からすると、この倉庫の何処かにアリの巣がある筈だからである。
 小一時間程かかって、倉庫の中身を全部外に出し、床板を上げて懐中電灯で縁の下を覗いてみた。
 だが・・・・確かに、アリ塚の土はあるのだが、肝心のアリの巣の在りかがわからない。
 そこで、アリ塚土を箒とチリ取りで、キレイに取り去り、そのつちを家先のコンクリートの道路上に広げ、殺虫剤を散布してから土を乾燥させてから、ゴミ箱にすててしまった。

 その後で、今度は、家の基礎の屋外側の壁面を丁寧に調べてみたら、ヤハリ・・・・・・基礎の外側の壁の一部に蟻道がチャントつくられているじゃありませんか・・・・・・!!
そこで、その蟻道を箒の先で壊すと、一瞬、沢山のアリがワッと出て来たところを、殺虫剤を撒布し、そのあと、今度はアリの巣穴を少し掘り起こして巣穴の入り口付近を思いっきり消毒し、その付近の基礎の外壁一帯に殺虫剤を撒布してホッと一息!!

 でも・・・・・・
 「・・・・・・・・・??????」
 僕は、ここでハタと手を止めて考え込んでしまった。
 ・・・・・このアリ道と巣穴から、昨夜、羽蟻がいた2階の柱の位置は少し離れ過ぎているからである・・・・・・・!!
 そこで、チョット面倒臭かったけど・・・・・・僕は、二階の自分の寝室に駆け上がると、巻尺を使って、柱の位置を正確に確定し、再度、倉庫のドアの所にとって返し、改めて基礎の外面を慎重に調べ始めた。
 そして暫くすると、別のとても見え難いところに別の巣穴と蟻道があるのを発見した。
 今度の巣穴は、昨夜、羽蟻が居た位置からすぐ近くである。
 「・・・・・・そうか、コイツが夕べの羽蟻達の巣穴に違いない!!・・・・・・こんな所にありやがったのか・・・・・??」
 そう呟くと、蟻道を破壊し、アリたちがワッと出て来たところを目掛けて、思い切り、シュ〜〜〜ッと殺虫剤を撒布したことは言うまでも無い!!
 その気持ちヨカッタ事・・・・・・ったらアリャ〜シナイ!!
 アッハッハッハ・・・・・・!!

       
 ・・・・・・これで、今回の羽蟻掃討作戦は終了である!!
 僕は、倉庫の中身を元の場所に整理して収めた後、消毒用のマスクを顔から外すと、家の中に入り、汗でグショグショになった作業意をかなぐり捨てると、バスルームに飛び込んで、思いっきりシャワーを浴びた。

 その後、サッパリとしたTシャツと短パンに履き替えると、和室の外の縁側の籐椅子に腰掛け、目の前のアンズの木の緑を眺めながら飲んだ、大きなコップ一杯の冷やした麦茶の美味しかった事!!

 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 これで、今日の日記は終わりです!!

 チョン!!

    

      
2003-07-21(日)     雨のち曇      自宅

 朝、目が覚めたら、寝ていた間に、だいぶ雨が降っていたようである。
 ・・・・・・雨戸を開けたあと、僕は胸一杯に、湿って爽やかな空気を胸一杯に吸い込んだ。
 僕は雨の朝が大好きである。
 ・・・・・・よく友人達から、お前は少し変わっていると言われるけど、僕は本当に雨が好きである。 ・・・・・・と、言っても洪水や氾濫や土砂崩れなどは、全く好きではない。
 では、何故か?・・・・・・と、聞かれると、自分でもどうしてだかはよく分からない・・・・・・
 ただ、雨の日は、とても喉が爽やかに感じられるのである。

 そうか! ・・・・・・たった今わかった事だけど、どうもそういう事らしいのである。
 僕は、喉が弱いので、兎に角、風邪をひきやすい!
 特に冬の間、空気が乾燥していると、スグに風邪をひいてしまう。
 その所為だろうか、湿度が40%をきると、喉がヒリヒリし始めるので、直ぐに分る程なのである。
 だから、その反動として、湿度の高い雨の日が好きなのかも知れない。

 洋服に着替えて、階下に下りると、台所にいた家内に「お早よう!」を言ったあと、ズックを履いて外に出た。
 ・・・・・・日課になっている、家の周りの道路を掃いてキレイにする為である。

 勝手口から敷石をキレイに掃いた後、門を開けて外に出て後を振り返ったら、外から見て門の右手に植わっている百日紅が、ピンク色も鮮やかに咲いているのにフト気が付いた。 
 (あ、キレイ・・・・・・!)
 そう心の中で叫ぶと、大急ぎで掃除を済ませ、デジタルカメラを持ち出してパチリと写真を撮って来た。
       

    

     
 まだまだ満開にはほど遠いが、ピンク色がとても鮮やかである。
 たしか去年もこの百日紅の写真をとった記憶があるので、調べてみたら、ナント、去年の夏は、もう7月の3日に、この程度は咲いていたようなのである。

 ・・・・・・っていう事は、今年の夏は去年より、ずっと気温が低いのかも知れない。

 だから、今年の夏はこんなに過ごしやすいのかも知れない。

 変な結論になっちゃうかも知れないけど・・・・・これも、雨のお陰なのかも知れない・・・・・・

 変な日記!!

    
 午後 2 時
 自宅(都内)発・・・・・・一路、ヒュッテへ

    

    
 午後5時過ぎに、ヒュッテ着。
 ・・・・・・門前のヤマハンノキの下に愛車を止め、外に出て、ウ〜〜ンと腰を伸ばすと、とても気持ちがイイ!

 ・・・・・・その後で、庭に入ってみると、思わずギョッとして足が立ちすくみ、
 「ナ〜〜ンダ、コリャ〜?!」
 と、大声で叫んだッチュウ訳。

    

      

 今年の前半は、KR のアイルランド行きの準備に明け暮れた毎日。
 ・・・・・・お陰で、ヒュッテの草刈などは、本当にソッチノケ!!
 ってな訳で、久方振りにヒュッテにやって来たら、庭の雑草はご覧の通り・・・・・・
 いくら・・・・・・ハイ、草刈にやって参りました・・・・・・と言ったって、1メートルほどに生え揃った雑草をみたトタン、
 「ウヘ〜〜〜〜!!!」
 と半分は意気消沈・・・・・・!!

 だって、みて下さい・・・・・・下の写真の雑草の物凄さを!!

    
 

    
 ・・・・・・これを全部、一人で刈るんだヨ〜〜〜〜ッ!!

    

     
2003-07-22(火)     ヒュッテ     曇、夕方から少し雨

 午前 8 時半、小海町の北牧小学校着。
 ・・・・・・今日は、小学校の子供達が間伐材を利用して、沢山の Ptylitza の人形を作る日である。

     

     
2003-07-23(水)     ヒュッテ     雨

 今日は小海小学校で、子供たちが Ptylitza の人形を作る予定だったが、朝からひどい雨だったので、今日は子供たちへのお話だけになっちゃいました。

    
 

   

 話が終わってから、教頭先生と皆で話をしたあと、ヒュッテに戻って来たが、
 ・・・・・・当初、 Ptylitza が、このような形で、町の人々に受け入れられるようになるなんていう事を、誰が想像する事が出来ただろうか??

 ・・・・・・そもそもの始め、このサイトにノームの記事を載せていただけなのに・・・・・・そのノームと小海町の事が、埼玉県の小林総研の小林章先生により、小海町のアチコチに紹介され・・・・・・こうみ塾が、このノーム(後のプティリッツァ)を町のシンボルとして取り上げ・・・・・・役場の職員のめームカードにプティリッツァのマークが入るようになり・・・・・・岐阜県で行われたビデオ・コンクールで「プティリッツァ物語」が優秀賞を獲得し・・・・・・小海町全体のショッピング・ポイント・カードのシールに、プティリッツァのイラストが使用され・・・・・・こうみ塾が先頭になって、プティリッツァ・ドールを町のアチコチに置くようになり・・・・・・夏休み前に、小学校の子供達が、間伐材のプティリッツァ人形を作るようになってしまったのである。

 不思議と言えば不思議な話である。

    

 一体、これからドーナッチャウんでしょ〜ね〜?????

   

    
2003-07-24(木)     曇時々雨       ヒュッテ

 昨日午後から、シッチャキになって、草刈を始めた。
 ・・・・・・当初、草刈機の刃に「ビニールひも」を使ったが、なにせ相手は1メートル近くまで伸び切った雑草である。
 瞬く間に、数本のビニール紐(ひも)を切ってしまい、丸ノコの刃に切り替えて、草刈を続行・・・・・・

 ところで、丸ノコ刃の威力は物凄い・・・・・・!!
 高さ1メートルの雑草もやすやすと切ってしまうが、問題は刃が石に当たって石を切ってしまった時である。
 「・・・・・・キ〜〜〜〜ン!」
 と音がして、小さな火花が散る・・・・・・!

 その度に、オヤオヤと思うけど、どうしようもない。

 ・・・・・・今日一日で大分刃が傷んでしまったのではないだろうか?

    

    
2003-07-25(金)      曇のち雨      ヒュッテ

 今日も朝から草刈に夢中!
 ・・・・・・草を刈ると、庭がドンドンきれいになって行くのがとても楽しい!!

 午後3時頃、急に雨が降ってきたので、仕方なく草刈を中断・・・・・・
 明日は、どうしても東京に戻らなくてはいけないので、今回の草刈はこれで終わりという事になってしまう。
 本当は、全部仕上げたかったのに・・・・・・と思うとチト残念だが、今回はここまでという神様の思し召しなのかも知れない・・・・・・

 その後は、雨の降る静かなヒュッテの中で、シンミリとした気持ちで家の中を片付け始めた。
 部屋の中に散らばっている本や書類や大工道具をキチンと元の場所にもどし、掃除機をかけ、汚れものの洗濯をする・・・・・・
 考えてみると、日毎の家事の続きであるが、静かなヒュッテの中に流れる、のんびりとしたラジオの音を聞きながら・・・・・・小さな事を一つ一つやっていくのが、本当に楽しくてしようがない。

 ただ、無心に家の中をキレイにするのを楽しんでいる、この長閑さ・・・・・・

 こんな事が、人生の本当の幸せなのかも知れない。

      

      
2003-07-26(土)     曇      ヒュッテ → 自宅(都内)

 今日は東京に帰る日。
 ・・・・・・ヒュッテの草刈後の写真をアップして置きましょう・・・・・・
 この前の日曜日の、草刈前の写真と比べて見て下さい・・・・・・だいぶ違うでしょう????

    

    

     
 ・・・・・・そう、今回のこの草刈は、今迄の草刈の中でも、けっこう大変な草刈でした。
 伸び放題の草は、おしなべて高さ1メートルくらいまで、伸びていたからです。
 でも、こうして眺めてみると、草を刈ってホントによかったと思います。

      

       
2003-07-27(日)     曇       自宅(都内)

 午後、千歳船橋の LYPP に、卓球の練習に出掛けた。
 終わってから、いつもの喫茶店で、今度の土日の卓球トリップの打ち合わせを、皆さんと済ませて帰宅。
 ・・・・・・いよいよ近づいた卓球トリップ・・・・・・楽しいツアーになりそうである。

 夕方、東急に買い物に出掛けた家内が、家に帰って来ると僕に言った。
 「・・・・・・この果物なんだか分る?」
 そう言って、僕に差し出したのが写真の果物である。

     
 

   
 この果物を手に取った瞬間、僕は家内に言った。
 「エッ? ドーシタノ? コレ?」
 「・・・・・・分る? この果物?」と、家内。
 「うん、マンゴスチンだろ・・・・・・これ?」
 「アラ・・・・・・貼ってある紙に書いてあるのかしら・・・・・・」
 と、家内はビックリした様子。
 「ウウウン、書いてない! でも、マンゴスチンは45年ほど前に一度だけ食べた事があるんだよ!場所は、ハッキリ憶えてないけど、ミンダナオ島じゃなかったかな〜? ・・・・・・確か、東京商船大学3年の時の銀河丸の乗船実習で、フィリピンに行った時の事だったと思うけど・・・・・・とにかく、滅茶苦茶に美味しかったので、よく憶えているんだよね! これ、たしか厚い皮を剥くと、薄皮をはいだニンニクみたいな白い果肉が6〜8ケ位入っているんだよ・・・・・・割ってごらんよ・・・・・・!」
 という僕の言葉に、家内が厚い皮を割ってみると、ホントにニンニクの果肉状の実が出て来たので、家内は
 「あらホント・・・・・・よく憶えているわね・・・・・・?」
 と、ビックリした様子!!
 「それじゃあ、食べてみようか? ・・・・・・でも、まだ熟し切ってないみたいだから、チョット酸味があるかも知れないけど・・・・・・」
 ・・・・・・と、言いながら、その果肉を、親子3人で2ツづつ戴いたけど、本当に50年振りの懐かしい美味しさでした。

 ・・・・・・でも・・・・・・
 ニッポンで、マンゴスチンを売っているなんてチットモ知らなかったけど、
 「又、売ってたら買って来てよ・・・・・・!」
 と、お願いをする事だけは忘れませんでした。

 ちなみに、お値段の方は・・・・・・1ケ90円くらいだったようです・・・・・・・!!

 ・・・・・・ホントに懐かしい味のひと時でした・・・・・・!!

 (註)
 筆者が商船大の学生だった昭和32年頃、船乗り仲間の間で、マンゴスチンは「果物の女王」と呼ばれていました。・・・・・・では、その当時、「果物の王様」と呼ばれていた果物は何んだったのでしょうか・・・・・

 答えは、「ンアリド」 でした。 (この答えは右から左に読んで下さいネ!!)

     

    
2003-07-30(水)     雨のち曇     自宅(都内)      気温 (最低=19度、最高=25度)

 今年の夏は、梅雨が長引いているためか、一向に気温の方は上がらない、都内に住んでいる我々には過ごしやすくて大変有難いが、このまま気温が上がらないと 1993 年の冷害の年の様に、稲の生育が悪い為、お百姓さんは非常に気を揉んでいるという話である。

 最近の僕は、忙しい、スケジュールが一渡り終わった為、時間的に少し余裕が出来てきたので、少しづつ自分のサイトの綻びを修理し始めている。
 何せ、どのページもユックリと読み直す暇が無いので、アップロードのしっ放し・・・・・・!!
 ・・・・・・長いこと、その状態が続いているので、時間が少し出来てきたこの時期に、ページのアチコチを直すことにした。

 という訳で、最近は、時間があると自分のサイトを開いてみて、気に入らないところがあると出来るだけ直すようにしている。
 気に入らないところというのは大別して2つのグループに分ける事が出来る。

   ● 一つは、書いてある内容が気に入らない事。

   ● もう一つは、画像の処理が気に入らない事である。

 特に、最近気になっているのは、Top page を始めとする案内のページの写真が、そのままドカンと頑張っている事である。

 他人のサイトでよく見るように、画面の周囲を淡く暈(ぼ)かしたいのであるが、あれはどのようにして処理するのだろうか?
 ・・・・・・これが、最近の最大の関心事である。

 という訳で、ここ2〜3日の間、GoLive 6.0 と Paintshop Pro 7J の市販のマニュアルを読み始めたが、この画像の境界線のボカシという手法は、あるページに載せるファイル画像の縁を背景の色に合わせてボカスのだという事が分って来たので・・・・・・今日、GoLive の版元の Adobe 社に電話を入れて聞いたところ、

 「境界線のボカシに就いては、コレを処理する機能は GoLive にはなく・・・・・・画像処理のソフトで、背景に載せるファイル画像の縁を背景に合わせてする以外は無い」との事!!

 やはり思っていた通りである。
 そこで、Paintshop Pro 7J の本をシッカリと読み始めたのであるが、今迄、逃げに逃げていたグラフィックにとうとう本格的に取り組まなくてはいけない羽目になってしまった。

 そこで、PSPの本を読み始めてみたところ、どうも、レイヤーという考え方に馴染まないといけないという事が分かって来ました。
 ・・・・・・どこ迄、出来るか分らないけど、兎に角、やってみるしか方法がないのである。

 ウワ〜〜〜〜、大変だよ〜〜〜〜!!