2001月の高原日記

    

5月19日に6年間使い馴れてきた
Mac ちゃんの調子が悪くなって以来、
思うように日記が書けないでいました。
・・・・つい最近になって、その Mac ちゃんも
少し元気を取り戻して来たので、
こうして、手帳に書き溜めてきたメモを頼りに
この高原日記を書き綴っています。

その「後日記述」の部分の日記を
「当日記載」の日記と区別するために、
文字のいろを変えています。
読みにくいかも知れませんが、ヨロシクねっ!!

   

2001-06-03(日)     晴      ヒュッテ   

 今日は第二回松原湖高原ヨット・ボート・フェスティバルの日である。
 今回の出艇台数は18台。
 去年の20台より、2艇少ない。

 今回の大会は、「森の音楽祭」と同じ日に重なるという、どうしようもないミスをしてしまったことである。来年は、このような事のないように、お互いに話しあって決めるべきたと思う。

 今回のヨット部門の優勝者は、去年と同じ愛知県のxxx氏であった。

 大会終了後、猪名湖食堂で打ち上げ会があった。
 僕の周りに集まった人は、僕の話が可笑しいと言って笑うこと、笑うこと。
 ・・・・僕は、こんなにも真面目なのに・・・・ネ!
 でも、考えてみると、矢張り、僕も、僕自身が可笑しかった。
 ・・・・ハハハハハハ・・・・!!

 ところで、右ヒザは、可成り楽になって来たが、まだクスリは飲み続けている。
 ・・・・ (6/16 記)

   

2001-06-06(水)     雨      自宅

 随分、考えた末、パソコンは富士通の FMV-BIBLO NE6/650R (= FMV NE665R3, 型名)を買う事にした。

 理由は下記のとおりである。

● RAM = 128MB (Max = 256MB), HD = 20GB, Clock frequency = 650MHZ
  と、余裕があり、僕のHPがこのまま大きくなっても、当分の間、何等、
  問題が生ずる可能性がないこと。

● CD-RW に対応していること。

● Application soft が最初から可成り組み込まれていること。
  僕が、今まで使っていた Mac の場合だと、Browzer を始めとするソフトの
  購入に可成りの投資をしなければならなかった・・・・のが実情であった。

 ・・・・という訳で、今日の午後、秋葉原の LAOX Computer 館に行って、同機を買って来た。 勿論、今日は雨が降っているので、ヒュッテに配送して貰う事にしたが・・・・
 そしたら、¥10,000.- のサービス券が付いてきたので、HP作成ソフトの”GoLive ver. 5.0”を買い、帰り道、LAOX のゲーム館に依り、藤崎詩織がヒロインになっている「ときめきメモリアル・・・・Forever with you」の攻略本を買ってきた。

 ヤッパ、俺はガキンチョなのかなあ・・・・???? (6/16 記)

    

2001-06-07(木)    曇のち雨     自宅

 渋谷のヤマハ楽器に行き、5月3日に買ってきた、角型のヴァイオリン・ケースを別の角型ケースに取り換えて貰いに行ってきた。
 ・・・・5月に買ったケースは、ヴァイオリンの弓が入りにくかった為である。

 よーし、これで、思いきりヴァイオリンが奏けるぞウ〜〜〜〜!!

 ・・・・モウ嬉しくて嬉しくて、夜の11時過ぎ迄、ヴァイオリンを奏いていたら、家内に
 「ご近所に迷惑よ・・・・!」
 と注意されてしまった・・・・・テヘヘヘヘヘヘ!!!! (6/16 記)

   

2001-06-08(金)     晴      自宅 → ヒュッテ

 午後5時、小海着の下り列車で小海着、5日振りのヒュッテに戻ってきた。
 ・・・・そしたら、最盛期頃だろうと思っていたレンゲツツジは半分ほど花が落ち、ライラックはとうの昔に花が散っていた。
 トホホホホホホ・・・・・・

 夜、尾山さんと将棋倶楽部に顔を出し、子供達や武清さんと何番か将棋を指して来たが、あとで気が付くと、今日は「こうみ塾」の月例会の日だった事に気が付いた。

 アチャー〜〜〜!! (6/16 記)

   

2001-06-09(土)     曇      ヒュッテ

 秋葉原の LAOX で買ったパソコンがヒュッテに届いた。
 僕は腕まくりしながら言った・・・・
 「・・・・よ〜し、やるぞ〜!!」

 夕方、J夫、A夫、K子、Kさんの4人がヒュッテに遊びに来た。
 皆で11時近くまで、話をしていたが、兎に角、面白くて楽しかった。
 ・・・・皆は、食器等をキレイに洗って片付けてから
 「今日は、ホントに楽しかったです。 ・・・・又、来ていいですか?」
 と言って、霧雨の中をヘッドライトの光の柱を煌めかせながら帰って行った。
 ・・・・若い男女が、仲良く話をしている姿ってホントに可愛らしくて微笑ましい!

 僕って、本当に幸せだと沁み沁みと思ってしまった・・・・
 でも、ホントにそう思うよ!!!! (6/16 記)

   

2001-06-12(火)     曇      ヒュッテ     L = 4°C, H = 19°C

  昨日の午後3時過ぎに、プロバイダーの Avis に
 「Windows Me 版の接続マニュアルを送って下さい」
って、メールを出したら、何んと今朝の10時に、もうそのマニュアルが届いていたのにはビックリした。

 News bit taking.............  (6/16 記)

6/12 追記

 ・・・・夜、きのう送られて来たパソコンを開梱し、ピカピカのパソコンに触って見た。
 素晴らしいノートパソコン。
 メタリック・ライトブルーの本体が冷たく光り、ヒンヤリとした肌触りが素晴らしい。

 ・・・・僕は嬉しくなって、新しく我が家の一員となった、この機械を居間のテーブルの上に載せ、部屋の中を歩き回っては、 暫くの間ためつすがめつ、この美しいパソコンを、色々な角度から、眺めていた。 (6/17 記)


 話は変わるが、昨日、突然、掲示板「天までとどけ」にアダルトビデオのオークション・サイト紹介の書き込みがあった。この書き込みがあると分かったのは、何人かの人達から、

 「掲示板に、アダルトビデオのオークションサイト紹介の書き込みがある!!」

と連絡があったからである。

 ・・・・早速、書き込みに記載してあった URL をクリックして見に行ってみると、成る程、そのサイトのトップページには色々なビデオの種類の一覧表があり、よく分からないけど、自分が欲しいビデオに値段をつけて応募をするもののようである。

 ・・・・正直な話、男としては、どんなものか更にクリックをして、中身を覗いてみたかったが、何んとなく未知のカテゴリーのサイトでいささか心安からぬものがあったので、結局、中身を何も覗かずに、そのサイトを閉じてしまった。

 ・・・・それよりも、こういった種類の書き込みに対して、どのように対処したらいいのかを、結構、真面目に考え始めていた。・・・・と言うのは、少なくともオークションと言えば、そこに金銭の授受が発生するはずだし、僕のホームページを見に来て下さる、この町の未成年の目に、こういったビデオが触れるかも知れない・・・・・

 僕は、何人かの人達にメールや電話で連絡をとり、その方々の意見を聞く事にした。

 ・・・・皆さんからは、どんな返事が返って来るのだろうか? (6/17 記)

    

   

2001-06-13(水)    快晴      ヒュッテ    L = 7 ℃, H = 17 ℃

 南相木村の上原徳治さんの家に招待された。行ってみると、立原高原の素晴らしい白樺林の中にあるカナディアン・ハウスの素敵な家である。集まったのはxx夫妻、楠本さん,比佐子さん、僕、それからホストの上原さんの6人である。

 僕が着いて暫くすると、
 「さあ、もう、いいかな?」
 と言いながら、上原さんは大きな鉄鍋の上に屈み込んだ。

 その鉄鍋は、鍋も蓋も分厚い頑丈な鉄で出来ており、驚いたことに鍋の周りは薪が燃えつきた「おき火」がいっぱい寄せ集めてあって、鉄蓋の上も真っ赤な豆炭がゴロゴロと載っている。

 今の今まで、こんなものを見た事のない僕は驚いて上原さんに尋ねた。
 「何んですか? これは・・・?」
 「これは、ダッチ・オブンて言うんです・・・・きっと、アメリカの西部のカウボーイ達が、食事時になると、付近の流木かなんかを集めてきて火をおこし、おき火をこのオブンにかけて、中の野菜や肉を蒸し焼き料理にして食べたんでしょうね・・・・!」

 こう言いながら、蓋をとると、狐色の焦げ目のついた、二つ切りの人参とタマネギ、まるのままの大きなジャガイモ、鳥の股肉、ばかでっかい豚のばら肉などが、美味しそうな匂いをたてて、鍋の中にいっぱいつまっている。

 ・・・・ウヘー凄い! 僕は思わず目をみはった。

 すると、誰かが言った
 「さあ、乾杯、乾杯・・・・!!」
 ・・・・僕達は皆ワイワイ言いながら、豪快なダッチ・オブン料理を食べ始めたが、正直な話、お世辞抜きにして・・・・僕は、今までこんなに美味しい馬鹿デッカイ、豚のばら肉を食べたことはなかったと思う。
 ・・・・(ヨーシ、今度、僕もダッチ・オブンを買って来よう〜っと!)
 僕は、心からそう思ったものである。
 そこで、上原さんに聞くと、ダッチ・オブンは、トオゲを越えた茅野側のナントカというお店に売っているとのことである。

 上原さんのお宅は、本当に素晴らしい白樺林の中にある。
 緑あざやかな初夏の木漏れ日、美しい白樺の白い幹、高原を渡る爽やかな空気。
 僕達は、塩コショウのさっぱりとした味が合う、この豪快な食事を戴きながら、楽しい会話に笑い興じ、家の中から流れてくる美しいクラシックに耳を傾けた。

 ・・・・暫くすると、上原さんは、
 「八岳さん、歌って下さいよ・・・・」
 と言いながら家の中にはいると、部屋の窓から、僕の大好きな Winterreise が流れて来た。 「ウワー素敵!」
 ・・・・僕は、嬉しくなって、上原さんが持ってきたドイツ語の楽譜で、CD に合わせて歌を歌いだした。 すると、上原さんも、一緒に大きな声で、この美しい Schubert の傑作を歌いだした。
    Gute Nacht, Lindenbaum, Wasserflut............
  
 美しい白樺林の中で、僕達は小学生のように夢中になって合唱をした。

 しかも、うれしいことに、僕が
 「ねえ、上原さんは Witerreise の中で、どの歌が好きですか?」
 と聞くと、彼は恥ずかしそうに
 「ええ、いくつかあるんですけど・・・・一番最後の Leiermann なんかとても好きですね」 と言った、が、それを聞いた瞬間、僕は思わず叫んでしまった。
 「エーッ、本当、僕もアレが大好きなんです・・・・!!」
 僕は嬉しかった。

 こんなに山の中の高原の一軒家で、Leiermann が好きな人に会えるなんて・・・・・!!

 でも、残念、時計を見ると、もうすでに4時近く。
 ・・・・僕は、皆さんに挨拶をして、お先に失礼することにした。

 それからの半日は、何んと忙しかった事でしょう!
 ・・・・文房具の「わたや」に行ったあと、くろねこヤマトで Ptylitza の T シャツを発送し、臼田町の平安堂と佐久市の蔦屋(つたや)の2ケ所の本屋に寄って以前注文した本を受け取り、小諸の喫茶店「ひだまり」まで足を伸ばして、ハーチャンから頼まれた額縁を渡し、小海町に引き返すと、今度は福祉作業所の親達の会「満天星の会」に出席。2時間ほど皆さんと話をしたあと、やっとヒュッテに戻って、午後の10時過ぎに、台所に立ち、とても遅い晩御飯にありつけたという訳。

 素晴らしい一日だったけど、疲れたな〜〜!!

 夜、寝る前に、メールボックスを覗いてみると、昨日、メールを出した方々から返事が届いていた。

・・・・その殆どが、
 「このアダルト・ビデオ・サイトを見に行くかどうかは、個人の自由だけど、自分だったら、この書き込みを削除しちゃう・・・・!!」
 というような内容であった。
 ・・・・でも、中高生のお子さんがいるお母さん達からの反応は、
 「・・・・差し支えが無かったら、この紹介の書き込みを消去しちゃって下さい・・・・!!」
 という内容のものが、殆どであった。 (6/17 記)

  

   

2001-06-14(木)     雨      ヒュッテ     L = 11 ℃, H = 14 ℃

 午前7時の NHK のニュースで、
 「最近、インターネットのオークション・サイトによるトラブルが急増しています」
というニュースが流れ、
 「明日、最近、急増しているオークション・サイトのトラブルについての番組をお送りいたします」
 というコメントがあった。
 「フーン、そうなんだあ!」
 ・・・・この NHK のニュースを聞いたあと、僕はまる二日間考えていた経緯を踏まえて、当初からの考え通り、やはりこのアダルトビデオ紹介の書き込みを削除することにした。 ・・・・でも、何も言わず、いきなり削除するのは、何か言葉足らずのような気がしてならない。

 暫く考えていた僕は、次のような書き込みをした。

**************************************************

掲示板ご利用の皆様へ:

 既に、ご存じの方もいらっしゃる通り、最近、当掲示板「天までとどけ」に、アダルト・ビデオのオークション・サイト紹介の書き込みがありました。・・・・本件に関し、何人かの方々にメールを送り、意見を聞くと同時に、管理者自身もこのサイトを閲覧した結果、下記の理由に依り、このサイトに関する書き込みを削除する事に致しました。

●この掲示板は、本来、小海町内の住民および別荘利用者相互の親睦・交流を目指すために設置したものであること。 従って、この町の従来の習慣・風習に馴染まない書き込みは、町民および別荘利用者の静かな生活の維持にそぐわないこと。

●今回の書き込みの掲示を継続しますと、この掲示板が「この町の未成年が、親御さん達が心配している、アダルト関連の媒体に触れる機会」を提供してしまうこと。 そして、その事は、この掲示板が本来目指している「町の人達の静かで愉快な平和の維持」に全くそぐわないこと。

●今回の書き込みが紹介しているオークション・サイト(恥ずかしい話ですが、管理者は、今回、オークション・サイトなるものを初めて目にいたしました)は、金銭の授受の発生を伴うものであること。その一方で、管理者は当該掲示板の利用者が、金銭の授受にからむトラブルに巻き込まれることを出来るだけ避けるべきだと考えていること。

●6月14日、午前7時の NHK ニュースで、最近、インターネットのオークションによる、金銭トラブルが激増していると、報道されたこと。(ちなみに、当該ニュースにると、6月15日には、インターネットのオークションによる金銭トラブルの報道番組が当該 NHK より放映されるとの事でした。皆様の視聴をお願い致します・・・・念の為!)

●管理者宛てに、可成りの数の「今回の書き込みを削除して欲しい」というメールおよび電話が寄せられていること。

 以上の書理由などにより、管理者は、今回のアダルト・ビデオ・オークション・サイトの書き込みを削除することにいたしました。

 以上の対処と同時に、管理者は、掲示板「天までとどけ」のタイトルの直下にある、案内文を下記の通り、変更することにいたしました。

 ・・・・尚、管理者は、今回の処置にた対する、アクションの発動に時間が掛かりましたことを、この書き込みをもって、皆様方にお詫びいたします。

           掲示板の案内文(旧)

 内容は、「町内の催し物の連絡」、「上げます」「下さい」、「こんな友達を探してます!」、「最近読んだ 面白い本」、「分らない事の公開質問」、「お互いの連絡」等々、何んでも結構です。 気が向いたら、ご自由に書き込んで下さい。

           掲示板の案内文(新)

 内容は、町内の「催し物の連絡」、「上げます」「下さい」、「こんな友達を探してます!」、「最近読んだ 面白い本」、「分らない事の公開質問」、「お互いの連絡」等々、何んでも結構です。 気が向いたら、ご自由に書き込んで下さい。 ただし、「公序良俗に影響を与える可能性のあるアダルト系のサイト」「金銭の授受を伴うオークションサイト」の紹介ならびにオークションやアダルトに関する書き込み」などは固くお断りいたします。尚、当該カテゴリーに属する書き込みがあった場合には、申し訳ありませんが、即刻削除いたします。

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 ・・・・そして、そのアダルト・ビデオ・オークションの書き込みを削除してしまった。

 ・・・・さて、ここで、話は全く変わるが、おととい送られて来た Windows Me の接続マニュアルを参照しながらやって見ると、今回は一発でインターネットに接続出来てしまった。

 今まで、何回かプロヴァイダーに接続したことがあるが、いつも、何処かがうまく行かず、プロヴァイダーに電話を掛けたものだったが、今回は、非常に素直に・しかも簡単に出来てしまった。

 今から4年前、初めて接続したときなどは、2週間ほど掛かって、やっとインターネットに接続できたのに・・・・それを思うと、インターネットの普及は、物凄い勢いで押し寄せて来ていることを、しみじみと感じさせらてしまった。  (6/17 記)

   

2001-06-15(金)    雨      ヒュッテ      L = 12 ℃, H = 14 ℃

梅雨に入った今日この頃、兎に角、物凄い勢いで雨が降り続けている。
 ・・・・雨が大好きな僕は、嬉しくてしょうがないが、雨の嫌いな人にとっては、不愉快な毎日なのかも知れない。

 夜、この間、秋葉原で買ってきた、HP作成ソフト”Golive 5.0”をインストールした。
 その後で、”Golive 5.0”の参考書を夢中になって読み始めた。

 現在の僕の最大の関心事は、今まで Macintosh で構築してきたホームページを、どうやって、Windows に切り替えるか?・・・・という事である。
 理論的には、プロヴァイダーのホストコンピューターの中に入っているサイトは html に変換されている筈だから、そのサイトを Windows の新しいパソコンにダウンロードしたあと、”Golive 5.0”で開けばいいはずだと思うのであるが、果たして、そう簡単に行くものかどうか・・・・とても気になる所である。

  面白い・・・・兎に角、早く使って見たいものである。 (6/17 記)

   

   

2001-06-16(土)    雨のち曇     ヒュッテ

 夜、「こうみ塾」と「I Turn」グループの交流会。
 ・・・・またまた小林さんと言う、カミキリムシの養殖を仕事にしている面白い人に出会った。
 仕事場は公男さんの家の近くにあるとの事なので、
 「今度、仕事場を見学に行っていいですか・・・・?
と聞くと、
 「ええ、どうぞどうぞ・・・・ゴユックリとどうぞ・・・・!!」
との事。

 ・・・・それでは・・・・チャンスがあったら、ホントとに見学に行ってみることに致しましょう。
 小林さん、その時は宜しくねっ!!  (6/17 記) 

   

     

2001-06-19(火)    曇のち晴       自宅

 ここ十日間ほど、いつも、どのようにしたらスムーズに、ホームページ作成ソフトを「 Mac : Page Mill 2.0 」から「 Windows Me : Golive 5.0 」「に移行できるかを考え続けてきた。

 その結果、Avis Technical Suport グループ宛に、次のメールを発信することにした。

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HP「高原と湖と星空の生活!!」の八岳晴耕ですが、いつもお世話になっています。

目下、周囲の事情により、パソコンを Mac から Windows Me に変更中ですが、この変更に伴い、ホームページ作成ソフトを

     Macintosh Page Mill 2.0 → Windows Me : Golive 5.0

に変更中です。

 ところで、今、一番気がかりなことは、以前 Mac-Page Mill 2.0 で作り、現在 Avis server computer の中にアップロードされている Web site を、どのようにして、当方の新しい Windows machine (OS = Windows Me) の Golive 5.0 ( Windows 版 ) に読み込ませるかという事です。

 ・・・・云々

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 本当に、この変更移行がスムーズにいいんだけど・・・・な

    

2001-06-20(水)     雨のち曇      自宅

 Avis から返事あり。
 Windows 版 GoLive を使っているスタッフが居ないので、詳細はよく分からないとのことである。
 ・・・・そりゃあそうだ!・・・・これは、確かに、 GoLive を作っている Adbe 社に聞くのが筋合いと言うものだ。

 Adebe 社に電話を入れて聞いてみると

● GoLive を開いて、新しいサイトを開く。
● その新しいサイトの site file を開いて、FTP サーバにアクセスすると、左右二つに分かれた Window が現れるので、右側のウインドウ(サーバー側)のファイルを左側のウインドウ(パソコン側)にドラッグすればよい。

 ・・・・との事だったが、やってみると、これが又結構大変なことなのである。
 と言うのは、Golive に関しては、僕はまったくのずぶの素人だからである。
 ・・・・それに、コンピューター用語というのは、”ユーザー名”を”アカウント名”と言ったりして、どうも分かりにくい。
 どうして用語を統一しないのだろうか?
 

 一昨日あたりから、又、喉がチカチカと痛み始めている。

 僕は極端にノドの粘膜が弱いらしい。
 ・・・・空気の乾燥した部屋にいると、すぐ粘膜を傷めるし、風邪引きの多い季節の人混みに入っただけでも、風邪を引きやすい。
 ところで・・・・風邪を引いた場合、困る事がひとつある。
 ・・・・風邪自体は、まあ、いいのだが、蓄膿の急性症状を起こす事があるのである。 
 この症状が起きると、頭は重くなるし、考え事をするのが面倒になってくる。
 ・・・・だから、風邪を引いたと思うと、なるべく早い機会に、病院に行って、クスリをもらってきて治してしまう・・・・・

 でも、困るのは、金曜日の晩あたりにノドが痛み始めたときである。
 耳鼻科は、大体、土日と連休に入ってしまうし、その二日間に急性症状に進行するケースがあるので、兎に角、気を付けなくてはならない。

 この間も、喉が痛くなったと思ったら、この急性症状が発症したので、喉と鼻の炎症をとるのに、抗生物質を十日ほど飲んだのに、又かよ・・・・と思う。

 ・・・・夕方、福田内科に行き、風邪薬を貰って来た。
 先生の言葉によると、
 「喉が少し赤くなっているだけで、まだ、急性症状が起きてないから、風邪薬を処方しておきます」との事。
 ・・・・急性症状が起きたら、今度は、耳鼻科に行かなくてはならない・・・・!!
 今夜から飲んでみる積もりだけど、良くなってくれればいいのだが・・・・

 ところで、右ひざの方は、今では、時々思い出したようにチョット痛むことはあっても、もう、跳ねたり飛んだりしても大丈夫なようである。
 よく考えてみると、詰まるところ、右ひざの故障は直るのに4週間程掛かったことになるのである。
 ・・・・飲んだ薬は

     ロキソニン 60mg (消炎鎮痛剤)
     ムコスタ 100mg(胃粘膜保護)

 各1錠を朝夕2回飲み、患部に湿布をはること・・・・約2週間。
 痛みスッカリ取れてきたところで、薬の服用を止め、湿布を貼ること更に2週間・・・・都合、トータルで4週間ほどの治療期間が必要だった事になるのだ・・・・・
 確か、以前も、今回と同じようなトラブルを起こした事があったような気がするが、今回の治療状況を頭の片隅に留めて置く事にしよう。

    

    
2001-06-22(金)     曇       ヒュッテ

 ついに GoLive 5.0 に Avis Server 内の Web site のダウンロードに成功した。
 ・・・・なぜ今迄うまく行かなかったかと言うと、FTP サーバという欄に、何を入力していいのかよく分からなかった事と、パスワードの欄に、どのパスワードを入力していいのか分からなかったからである。
 ああ、面倒臭い。

 ・・・・でも、FTP サーバにアクセス出来たと思ったら、一難さってまた一難。
 サーバのウインドウからパソコンのウインドウ側に "index.html" をドラッグしたら、「index.htmlを入れ替える事は出来ません」というメッセージ。
 ・・・・多分、パソコン・ウインドウの index.html を削除すればいいのだと思うのだが、何分、GoLive の事はまったく分かっちゃいないので、オッカナクテ思い切ってそうすることが出来ない。
 結局、Adbe 社のユーザーサポートに問い合わせたら、パソコン側の index.html を別名(例、abc.html )に変えてから、サーバ側の index.html をパソコン側にドラッグすればよい・・・・との事。
 「ナールホド」と暫し感心の面持ち・・・・俺も単純だなあ!!

   
 夜、O さんと将棋に行った。
 結果は、O さんと2番指して、2敗・・・・全く、オヤオヤオヤでありんす!!
 今度、やる時は、もっと慎重に指さなくちゃ!!

 ところで、出掛ける前、O さんの奥様の手になる、晩ご飯に招かれました。
 ・・・・戴いのは、カレーライスだったけど、魚とかイカとか海のものが沢山入った、何んとなく不思議なカレーでした。
 一般的にカレーライスっていうと、いわゆるカレー色をした、ドロッとしたものが一般的だが、今夜戴いたカレーは、もっと水分が多く、サラサラしていて、ご飯粒の間にカレーが沁み込こんでしまうような感じで・・・・何かサッパリとした食感で、色も、いわゆるカレー色じゃなくって、もっと、ネズミ色をした不思議なカレーでした。

 ・・・・そのカレーの上に、細くカリカリにあげた赤貝のヒモのようなものをかけて食べるのだけれど、それをかけて食べると、それが又とても美味しい!! ・・・・そこで・・・・
 「これ、何んですか?」
 って、聞いてみると
 「タマネギです・・・・」
 って言われた時には、とてもビックリ。

 とても不思議で、今まで味わった事のない本当に美味しいライスカレーでした。

 O さんの奥様、ご馳走さまでした・・・・!!

   

    
2001-06-23(土)      曇       ヒュッテ

 朝、出掛けにヒゲを剃り終って、ベランダの方に行ったら、大きな人影が見えた。
 「エッ?」
 と思って、よく見ると英語の達人の和市さんじゃないですか・・・・!!

 僕は、ガラス戸を開け、(あとで気が付いてみると、スリッパのままだった!)ベランダに出ると、和市さんに声を掛けた・・・・
 「エーッ、どうしたの今頃・・・・」
 「いや、今日、リエックスホテル開かれる、オペラの公開練習を見に来たんだけど、午前中はプライベート・レッスンで、公開練習は午後2時からだって言われたもんだから・・・・それじゃあ、八岳さんちに寄って見ようと思ったんですよ・・・・突然だったけど・・・・」
 と言って、一緒に公開練習を見にきた、合唱団の関係者3人を僕に紹介してくれました。
 和市さんは、四谷イグナチオ教会合唱団の理事長である。

 僕が、和市さん一行と庭の草花や樹木の話をしたり、ハナイカダを見て貰ったりしているうちに、丁度、案内所に出掛ける時間になったので、僕はひと足先に山を下りて事務所に出掛けた。
 ・・・・和市さん達は少し遅れて山を下り、松原湖一周の散策をしたあと、案内所で松原湖周辺の自然や美しさの話を暫くされたあと、帰って行かれたが、皆さん静かで楽しい人達でした。

 その後、美術館の中島さんがやってきて、今回、展示をするムナーリのパンフを於て行き、正午近くになってから、今回のギャラリー「創」の企画展で、着物で作った洋服を展示している及川さんのご主人と、コンピューターの話を20分ほどした。
 ご主人は大手コンピューター関連の会社にお勤めの方で、彼が聞かせて呉れた Cobol, C, Java など色々なコンピューター言語の話は、ことの他、面白かった。

 僕が C 言語を一通り習ったのは、もう、10 年ほど前の事。
 ・・・・及川さんのご主人と話している間、僕は、あの素晴らしい言語に触れた時の、新鮮な感動を、心懐かしく思い出していた。

   
 ・・・・午後にも、又々、お客様が現れた・・・・
 ホールでパソコンのキーボードを叩いていたら、
 「八岳さん、コンニチワ・・・!」
 と女性の声がした。
 「エッ?」
 と、振り返ると、何んと三浦康子さんである。
 「ウワー、驚いたな、こりゃ〜!」
 と言うと
 「良かったわ・・・・八岳さんがいて、この建物の前をとおるタンビに、何回か、顔を出したんだけど、いつも居なかったわ・・・・今日は、音楽が好きなお友達を連れて来たの・・・・八岳さんも音楽が好きなのを知ってたから・・・・」
 と言って、シックな感じの二人連れのお友達の女性を紹介してくれました。

 紹介が終ると、僕は早速、たった今、紹介されたばかりのその女性に
 「音楽って、どんな音楽が好きなんですか?」
 と聞くと
 「バロックから、それ以前のものが特に好きです・・・・」
 「ウへ〜、こりゃあ、驚いた・・・・・」
 ・・・・彼女の答えを聞いて、僕はオドロキの声を上げた。
 だって、僕の知っている音楽愛好家達のほとんどが、バッハ以降の作曲家達が好きな人達が殆どだったからである・・・・!!
 彼女は、ピアノのほかにも色々な古楽器の演奏を手掛けているようである。
 ・・・・
 そのひと言を切っ掛けにして、僕達が交わした音楽の話は、話題は広がるばかり・・・・
 彼女が、バロック・シューマン・ブラームスが好きなのに対して、僕が、以前はベートーヴェンで、今はシューベルト・・・・そして
 「僕が一番好きな曲は、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタと無伴奏チェロ・ソナタです」
 と言うと
 「あれは、素晴らしい曲ですわ・・・・」
 と言ったあと、彼女は・・・・
 「シューベルトはどんな作品がお好きなんですの・・・・?」
 と聞いてきた。
 「えっ、シューベルトですか? 彼って、リートでとても有名ですけど、僕は彼の室内楽が物凄く好きなんです・・・・」
 「・・・・八重奏曲とか・・・・?」
 「ええ、そうです・・・・勿論です・・・・でも、もっと小編成の四重奏とか・・・・鱒はクインテットですけど・・・・たしか、彼は13曲か14曲のカルテットを書いている筈です・・・・我が家には、全曲のCDがありますけど・・・・」
 と言うと
 「どこが演奏しているんですか・・・・?」
 と聞いて来た。
 「えーと、あれは、たしかジュリアードだったと思いましたが・・・・」
 ・・・・と、言った僕・・・・!!

 でも、彼女達が帰って行ってから、すぐに僕は思いだした
 「あ、そうだ・・・・ジュリアードが弾いているのは、中野の家にある弦楽四重奏曲の”Tod und Maedchen ”の LP で、ヒュッテにある全曲は、ウイーン・コンツェルトハウスだったっけ・・・・悪いこと、しちゃったな・・・・」
 って・・・・・

 そのあとで、今度は、彼女が専門のピアノの話になったけど・・・
 オッチョコチョイの僕が
 「ピアノ曲で、僕が一番好きなのは、シューベルトの D894 の作品で・・・・」
 っていうと、彼女は連れの若い女性と暫く話していたが
 「それって、ピアノソナタですよネ・・・・静かで長くって・・・・」
 「そうです・・・・そのCDがウチにありますけど・・・・」
 「誰が弾いてるんですか?」
 と咄嗟に聞かれて、またまた・・・・僕はウッとつまってしまった。
 「エート、エート・・・・」
 普段は、簡単に出てくる、その偉大なピアニストの名前が出て来なくて、僕は、半分、目を白黒させた・・・・
 「うちには、リヒテルのがありますけど・・・・」
 と言う彼女の返事に
 「そう、それそれ・・・・リヒテル、リヒテル・・・・」
 僕は、嬉しくって、思わず叫んでしまった。

 だって、この D894 のソナタの話をして、すぐに、ピタリと答えて呉れたのは彼女が初めてだったからである。

 ところで、その三浦さんのお友達の二人の美しい女性であるが、とても静かな感じが印象的でした。 ・・・・そして・・・・全体から受ける感じが、どことなく、よく似てるので・・・・二人がギャラリー「創」を見に行ってる間に、僕は、三浦さんにそっと聞いてみた。
 「貴女のお友達のあの二人って、親子なの、姉妹なの・・・・?」
 すると、三浦さんはクスリと笑って・・・・
 「親子なの・・・・でも、姉妹みたいで可愛いでしょ・・・?」
 「うん、ホント、何か友達みたいな親子だよね〜!」
 ・・・・僕もつられて笑ってしまった。
 彼女の話によると、お母様はピアノの先生で、娘さんは音大のピアノ科で生徒さんとの事でした。

 ・・・・今日は、来客の多い楽しい一日でした。

   

   
2001-06-25(月)      晴        ヒュッテ

 Windows Me の使い勝手は、Windows 98 ともちがっているようである。
 ・・・・今朝のことである。
 フロッピーディスクをパソコンに挿入して使ったあと、正規のルートでパソコンを終了しようとしたら、突然、画面が真っ暗になり、小さな白い点が一つ画面上に点滅を始めた。

 「えっ、何、これ?」

 僕は、驚いて、思わず声を張り上げた。
 そのあと、どうやっても、再起動も強制終了もすることが出来なくなってしまった。

 最終的に、富士通のサポートに電話を入れて助け舟〜!
 ・・・・電話の向こう側のサポーターと、20分ほど色々と指示を受けながらキーボードをカチャカチャやったあげく、フロッピーディスクを入れたまま、パソコンを終了したのが原因・・・・!!

 それを知った時の僕のオドロキ・・・・!!

 「え、ドシテエ?」

 だって・・・・・
   ● Mac の場合だったら、FDを入れたままパソコンを終了すると、FDを自動排出してくれたし・・・・
   ● Win 98 の場合は、「フロッピーディスクが取り出してから、終了して下さい」とコメントが出たのに・・・・!
 Win Me では、そのどちらでもないそうな!!

 ユーザーサポートのエンジニアの話によると、Win 98 の場合はたまたま、そういったソフトをバンドルしたとかで、どちらかと言うと、それがマイナーと言ったような感じ!!

 それにしても、パソコンを終了する前に、いちいち、FDが入っているかどうかをチェックするのって面倒臭いよね〜!!


2001−06−27(水)      晴        ヒュッテ

 滅茶苦茶に忙しい一日だった。
 午前9時、やすらぎ園に顔を出して、K係長さんと立ち話。
 それから八十二銀に行ってお金をおろし、役場で住民税を納付し、しんわオートでこの間の修理代を収めると、今度は臼田の佐久総合病院へと直行。

 ・・・・耳鼻科で診療を受けて、薬局で薬を処方してもらうと、小諸の「ひだまり」まで足をのばして昼ごはんを済まし、その足でとって返して、今度は三岡の「とみおか模型」へ・・・・
 とみおかさんでは、この間のラジコン・ヨット・レースのお礼を言い、40分ほど雑談をしてから、佐久市の「白樺」に出掛けてみたが、店は開いてはいるものの、直子さんは留守でもぬけの殻。
 ・・・・仕方がないから・・・・・・カウンターの上のメモ用紙に
 「折角、来たのに居ないんだもの〜〜・・・・ンもう〜!!」
 と書いて失礼・・・・

 それから、佐久町の「かとう」クリーニング店に、冬物のコートを受け取りに行ったら、夕方の 5 時だと言うのに、まだ英子ちゃまが居たので20分ほど、これも立ち話。
 ・・・・そのあと、店をでると、オヤマア!!
 クリーニング屋さんの隣に、カントリーグッズを並べた喫茶店「アンクル・ケン」が新規オープンしているじゃありませんか・・・・・!!

 ・・・・もともと、喫茶店が大好きな僕は早速、店に入って、カントリーグッズを手にとっては眺め、手にとっては眺めしたあと、奥で大好きなミルクティーを戴きながら、マスターと小一時間ほど話をしたが、・・・・マスターは、どことなくヌーボーとした優しい感じの男性。
 色々と話してみたら、面白そうな男である。
 6時も大分過ぎてから、やっと、アウトドアようのローソク用のランタンを一つ買ってから店を出た。
 

 僕は、よく八千穂村のハーモナイズに出掛ける。
 ・・・・と言ったって、別にどうと言うことはない。
 ただ、芝生の上の白いテーブルセットに2〜3時間ほどボンヤリと腰掛けて、本を読んだり、詩を書いたり、数学の問題を解いたり、美しい景色を眺めたりしているだけであるが、これからは、Uncle Ken にも、ときたま、顔を出すことにしてみよう・・・・・・!!

 夜、10時過ぎ・・・・・・・ジャズピアニスト小池純子さんと 40 分ほど、長距離電話で話をする。
 彼女の主催する小池純子クインテットは、子供たちから老人まで・・・・誰にでもジャズを楽しんで貰えるようにと、皆んなに親しまれている歌などをジャズに編曲演奏したりして、ジャズの普及に努めている。・・・・勿論、本来の演奏は、彼女の作曲になるオリジナルナンバーを含めたスタンダードナンバーが主流であるが・・・・そういった活動は、とても素敵である。

 ・・・・・・・・・・ここのところ、時間があると、このクインテットの演奏になる CD "Uh Huh !" に聴き狂っている僕でありんす。

   

    
2001-06-30(土)        曇        ヒュッテ

 冬物と夏物の入れ替えの日。
 朝から、バタバタとヒュッテの中を駈けずり回っている僕。

 冬物をしまい、夏物を出すのに半日掛かってしまいました。

 ・・・・・全く、オヤオヤオヤ・・・・・・・です!